彼岸の中日に夕陽を拝むと功徳があるとされています。
我実家には家督を継いだ、今は一人暮らしの長兄が住んでいる。
その長兄が突然先祖代々の墓終いをしてしまったのだ。
親の二十三回忌の法要を終えた後のこと。
長兄の息子が住む関西のお寺に無縁仏として納骨したのだ。
自身も将来その寺に納骨してもらうのだという。
近くに住む姉との疎通はあまりよろしくない。
「言い出したら聞く耳を持たない人だから・・・」と
それでも何かと気にかけてはいるようだ。
その長兄が、納骨して間もなくの或る日突然、、、頭痛を訴えた。
訪ねてみると、その形相は一瞬たじろいでしまうほど酷いものなのだ。
左目から頭にかけ右顔面帯状疱疹ができたと言う。
医者に通ってはいるものの本人は相当参っている様子。
もしかして、・・・まさかそんなことと思いつつ
「兄貴、先祖の供養に行って来ようとおもうのだが・・・」
「俺も行きたいと思っているのだが、この状態ではとても・・頼むよ!」
懇願しているようにも受け取れる。
兄貴独断の為、我々もまだ行っていないのだ。
4月に合同供養祭があるという。
姉を誘って供養祭に行った。
それから1か月経った今年5月、腫れは引いたものの頭痛はまだ残っているという。
そして今日秋の彼岸の入り。
その後の容態は聞いていない。
いつもは気にすること無く過ごしてきた彼岸の中日
先祖が住む方角に夕陽は沈まないが
功徳を望むわけではないが、
先祖様に感謝を込めて、両方向に手を合わせ
拝みたいと思っているのだ。
(やっほ)
感謝し、手を合わせる…
信仰心が、強かろうと、無宗教だろうと
日本人の心の底に、染み付いた
心理ですよねー
大事にしたいです
そして、この写真!
ホントに、美しい!!
何気なく見てた、彼岸花の美しさに
圧倒されました!
素敵な写真を
ありがとうございます
これは、日本人の心ですね。
特に自然に感謝する概念は、二千七百年前から受け継がれた自然災害の多い日本列島で生きて行く為の独特の知恵だと思います。
その切実な思いが神事であり、お祭りであるのだと・・
自然災害は負の部分もあるが、逆に大きな恵みを与えてくれる。
そこに感謝をしようとする日本人の自然な気持ちなんでしょうね。
いつまでも引き継いでいってほしいです。
写真をお褒め頂きありがとうございます。
私が参加している写真投稿サイトでは今の時期、この彼岸花の投稿が賑やかですよ。
コメント頂きありがとうございました。
とても嬉しいです (^^♪
お墓の問題は難しいです・・
生きていくのは大変です(笑)・・
益々のご活躍を望んでいます
写真の構図がとても好きです。
水桶の写真にドキッとしたのは「お彼岸のなにお墓参りできていない」というちっちゃい(ちっちゃいのか?)罪悪感がなせる業でしょうかね…。
> 特に自然に感謝する概念は、二千七百年前から受け継がれた自然災害の多い日本列島で生きて行く為の独特の知恵だと思います。
その切実な思いが神事であり、お祭りであるのだと・・
同感です!
日本には八百万の神々がいらっしゃいますよね。
自然を畏怖し、自然とともに生きる日本の捉え方は好もしいです。
故郷のお寺のまわりにも彼岸花がさきほこっているんだろうなと、やっほさんの写真で慰められました。
ありがとうございます!
今年は何故か気合を入れて撮りました。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
人間生きていくのはほんと、大変ですよね。
「日本は長寿社会になった」と、マスコミでは持ち上げているけれど・・・それはそれでおめでたい事ではありますが、それとは又別に顕在した問題があることも事実だと思います。
お墓を維持するのも大変ですよね。
墓守りが途切れてしまってはどうにもならないわけで、自分たちの将来はどうするのか、どうなってしまうのか?深刻な問題が控えているわけで・・・
水桶の写真をトップにしたのはね・・
罪悪感というか、それも確かにあるわけですが、お墓は先祖が住む実家のような存在だったわけで、そこにはもう誰もいない空虚な土地だけが残ってた。
もうあの墓に参りに行きたくても行けない
それは寂しいものです・・・
一枚目と二枚目はそんな気持ちの写真でした。
「日本に八百万もの神々」やっほ知らなかった。
それだけ多く神が居るということは、思いつくもの全てに神が宿っているという事なんだね(^^)
それで「万物の神」ってことになるわけだ。
じぇれまいあさん、明日23日は彼岸の中日。
故郷の方角に両手を合わせて今の幸せの報告と感謝の気持ちをご先祖さまに伝えると良いですよ。
あっ!それから今日ね、みなとみらい方面へ行ってました。
写真整理が出来たら明日あたりまたアップしますね。(やっほ)
今日はコメントありがとう。嬉しいです(^^♪
でも…。
>一枚目と二枚目はそんな気持ちの写真でした。
やっほさんの説明を読んで再び写真を見たら涙出そうになりました。
二枚目セットで見るとだとお話の意味がとてもよく分かります。
花ではなく色としての彼岸花の鮮やかな赤、クモの糸(でしょうか?)がかかった「しべ」が心に響きます。
でも三枚目の写真を見ると「ご先祖様はお墓でなく、どこにでも居ますよ」と感じます。
7年前にかけがえの無い友人を亡くしました。
彼女が生前言っていました。 お墓にはいないから、と。
時々彼女や3年前に他界した母の声が聞こえる気がします。
お墓にいてもいなくても、私の心の中には居ます。
みなとみらい方面の写真!
楽しみで~す♪