私のMiniは、元々イギリスでも商用
として販売されていたので、余計な装備が付いていません。
確かに自動車としては十分ですが、現代の感覚から言うと「あり得ない
」装備です。
ダッシュボード全景ですが、遠目
に見ても既にいろいろと不足しています。
ハンドルのでかさだけが、一際目立ってますが、決して、バス
のハンドルではありません
。
ダッシュボードに少し近づくと、少し自動車っぽくなりました。10年くらい前からセンターメーターの自動車
が増えました
が、Mini
は50年前からセンターメーターです。
自慢げに聞こえますが、単に右ハンドルと左ハンドル両方に対応させる為。そこに、人間工学はありませんでした。生産
効率を上げる
為です
。
ちょっとマニアックな部分ですが、足元のマットは左右一体型のバン(エステート)専用タイプを使っています。その下のマットも、60年代の当時モノマットで、更にその下に敷く、下敷きも60年代の当時モノです。なんか、ミルフィーユみたいだな。
更に近づきます。ダッシュボード上は、スピードメーター
だけです。因みに90km/hではありません。90mphです。
走行距離もマイル表示なので、運転しながら常に1.6を掛けています。トリップメーターなんて便利なものは付いてません。
おかげで1.6の暗算だけは、得意になりました。
そして、スピードメーターの下が、コックピット心臓部
少なっ
左から順にヒーターバルブ。夏はオーバーヒート対策で常に開放中。冬は暖房の為に開放中。だから、触った事ありません
。
2番目がワイパースイッチ。スピードが1段階しかないので、ONかOFFか。それのみ。小雨の時なんかは、スイッチ入れたり切ったり大変です
。大忙し。
3番目(中央)がエンジンキー。以前も紹介しましたが、机の引き出しの様なカギです。
4番目がライト。ここは普通に2段階。ようやく人並み(自動車並み)の機能がありました
。
一番右がチョークレバー。但し、私のMiniはウェーバーなので必要なし
。ないと寂しいので、とりあえず付けています。ワイヤーはエンジンルームで遊んでいます
。
操作部の下にぶら下がっているのがヒーターユニットです。丸い球
を上下に動かすと、温風が足元かスクリーンに調整できます。スイッチそのものは、ここからは見えないユニットの下に付いています。
なぜ?
使いにくいんですけど。
だけど、この丸い球がかわいい
ので許します
。本当は、平べったいツマミなんですけど、なぜかこのユニットだけ丸い球
が付いてました。不思議
。レストアする時に当時モノの箱入り新品
を買ったので、最初からこれだったんです。
一応念押しですが、ヒーターユニットです。エアコンじゃありません。冷房
は贅沢品です
。
一応これで全部ですが、さすがに不便なので、タコメーターと水温計を後付けしました。右のスイッチパネルですが、右がハザードで、左が電動ファン。
水温計とにらめっこしながら、電動ファンのスイッチを入り切りする訳です。
結構、忙しい所。
因みに画像の下の方にペダルが見えます。左がクラッチで、中央がブレーキ。一番右のちっさいの見えます?。大きさで言うと「コアラのマーチ」くらいの大きさですが、アクセルペダルです。
もう一度書きますが、「コアラのマーチ」くらいの大きさです。
・・・「コアラのマーチ」くらいです。
・・・・・・「コアラ」・・・・・・。
ま、いっか。
でも、スイッチではありません。
分かります?
電動ポンプじゃなくて、手動ポンプなんです。要は、水鉄砲と同じって事。フロントガラスが汚れたらシュコシュコとひたすら押すんです。
電動ポンプに比べれば大分非力な為、強風時に押すと風でひょろひょろ~ってフロントガラスにかかる前にどっかにウォッシャー液
が飛んでいくこともしばしばあります
。
うけますが、悲しいです。
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