native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

ミニの内装

2009-07-29 17:31:40 | ミニ・自動車

私のMiniは、元々イギリスでも商用として販売されていたので、余計な装備が付いていません。

確かに自動車としては十分ですが、現代の感覚から言うと「あり得ない」装備です。

R0010901 ダッシュボード全景ですが、遠目に見ても既にいろいろと不足しています。

ハンドルのでかさだけが、一際目立ってますが、決して、バスのハンドルではありません

R0010893 ダッシュボードに少し近づくと、少し自動車っぽくなりました。10年くらい前からセンターメーターの自動車が増えましたが、Miniは50年前からセンターメーターです。

自慢げに聞こえますが、単に右ハンドルと左ハンドル両方に対応させる為。そこに、人間工学はありませんでした。生産効率を上げる為です

ちょっとマニアックな部分ですが、足元のマットは左右一体型のバン(エステート)専用タイプを使っています。その下のマットも、60年代の当時モノマットで、更にその下に敷く、下敷きも60年代の当時モノです。なんか、ミルフィーユみたいだな

R0010894 更に近づきます。ダッシュボード上は、スピードメーターだけです。因みに90km/hではありません。90mphです。

走行距離もマイル表示なので、運転しながら常に1.6を掛けています。トリップメーターなんて便利なものは付いてません。

おかげで1.6の暗算だけは、得意になりました

R0010895

そして、スピードメーターの下が、コックピット心臓部

少なっ

左から順にヒーターバルブ。夏はオーバーヒート対策で常に開放中。冬は暖房の為に開放中。だから、触った事ありません

2番目がワイパースイッチ。スピードが1段階しかないので、ONかOFFか。それのみ。小雨の時なんかは、スイッチ入れたり切ったり大変です。大忙し。

3番目(中央)がエンジンキー。以前も紹介しましたが、机の引き出しの様なカギです。

4番目がライト。ここは普通に2段階。ようやく人並み(自動車並み)の機能がありました

一番右がチョークレバー。但し、私のMiniはウェーバーなので必要なし。ないと寂しいので、とりあえず付けています。ワイヤーはエンジンルームで遊んでいます

R0010898 操作部の下にぶら下がっているのがヒーターユニットです。丸い球を上下に動かすと、温風が足元かスクリーンに調整できます。スイッチそのものは、ここからは見えないユニットの下に付いています。

なぜ?

使いにくいんですけど

だけど、この丸い球がかわいいので許します。本当は、平べったいツマミなんですけど、なぜかこのユニットだけ丸い球が付いてました。不思議。レストアする時に当時モノの箱入り新品を買ったので、最初からこれだったんです。

一応念押しですが、ヒーターユニットです。エアコンじゃありません。冷房は贅沢品です

R0010899 一応これで全部ですが、さすがに不便なので、タコメーターと水温計を後付けしました。右のスイッチパネルですが、右がハザードで、左が電動ファン。

水温計とにらめっこしながら、電動ファンのスイッチを入り切りする訳です。

結構、忙しい所。

因みに画像の下の方にペダルが見えます。左がクラッチで、中央がブレーキ。一番右のちっさいの見えます?。大きさで言うと「コアラのマーチ」くらいの大きさですが、アクセルペダルです。

もう一度書きますが、「コアラのマーチ」くらいの大きさです。

・・・「コアラのマーチ」くらいです。

・・・・・・「コアラ」・・・・・・。

ま、いっか。

R0010900 そう言えば、もう1個ありました。ウォッシャー液。

でも、スイッチではありません

分かります?

電動ポンプじゃなくて、手動ポンプなんです。要は、水鉄砲と同じって事。フロントガラスが汚れたらシュコシュコとひたすら押すんです

電動ポンプに比べれば大分非力な為、強風時に押すと風ひょろひょろ~ってフロントガラスにかかる前にどっかにウォッシャー液が飛んでいくこともしばしばあります

うけますが、悲しいです。


コメントを投稿