native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-02(ab)】トヨタ生産方式-省エネルギーな小さい家-

2016-05-02 16:04:31 | ministock-02(lab)
約1か月ぶりのミニストック-02です。
もちろん私は足しげく現場に通っていましたので、目の前にある銀杏の樹が芽吹く頃にさかのぼってお話をしようかと思いきや、それを通りすぎて、打ち合わせ期間中の話です。(ややこし)

さて、

とても小さなミニストックですので、建物の容積はフルに使い切るがモットーです。
ロフトもその一つ。

ただし、私はロフト(小屋裏収納含)はあまり好きではありません。
理由は簡単、使いにくいから。
それと見下ろすと怖いから。(私は高所恐怖症ではありません)
固定階段があったとしてもです。
10何段も登って片付けに行くのはめんどい。

といっても、小さいミニストックですから、フルに使い切らないと勿体ないです。
ロフトは必要。
だから、なるべく低くします。

今回の2階からロフトまでの高さは2mとちょっと。
構造計算を駆使して下げられるだけ下げてみました。
結果、手が届きます。

その計算結果を以って、ロフト直下の天井がどの高さだったら嫌か、どの高さだったら許せるかの打ち合わせを2回に亘って決めたような。

で、天井の高さが決まりましたが、今度はその下が暗くならないかの議論が始まります。

とりあえず今回に限りませんが、私はどうしたらお金を掛けずに解決できるかを考え始めます。
近道を考えるんじゃなくて、最適を考えます。

頓挫しそうな議題でしたが、私の提案はこちら。

ちなみに、これは銀杏の樹が芽吹いた頃に撮った画像。

ロフトの床を壁際から45cm中止しました。

つまり、45cmのちっさい吹き抜けが出現します。
元々ロフト用に窓がありました。

じゃぁ、そのロフトからの明かりを直下にも届くようにしよう。
どの位の荷物を置く予定かを確認して、使い勝手に問題なさそうだったのでこれで解決。

床が減った分コストダウン成功。
そこそこ使いやすくてロフトの直下が暗くない部屋を作りました。

実際、この抜け感で天井の圧迫感も軽減されています。

一つの解決ではしゃがない。
ひたすら繰り返す。

トヨタ生産方式を採用する設計事務所です。
(まぁ、ちょっと噛み砕いていますけど)


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