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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】正味変わらない話。-新潟の小さい家-

2020-04-02 20:48:00 | ministock-11(lab)
現場は順次防湿と断熱工事が始まっています。

防湿層の上に断熱材を張るので、絶妙なタイミングで電気屋さんにご登場いただき、電気関係の気密処理もしてもらいます。


こんな感じで、防湿層を突き抜ける部分は隙間がないように処理をします。(当たり前だけど全ヶ所)


ところで、ネイティブディメンションズは小さい家を積極的にご提案しています。
それに合わせるかのように、

キッチンも一般的なサイズより短くなる傾向があります。
お風呂も小さくなる傾向あり。
トイレはイマドキ2か所が常識ですが、ネイティブディメンションズでは頑なに1か所のご提案。
洗面所も幅は一般的だけど、奥行きを少なくしちゃったりしたり。

ただし、これらは小さい家だから短くなったり小さくなったり少なくなったりしているのが主な原因じゃなくて、

掃除が面倒くさいから。

時短のためのご提案なんです。

それを理解したうえで、「面白そう!」が勝れば色んな変な提案をしています。

でも、アレだけは少なくならないんですよね。

スイッチやコンセントの数。

なかなかの配線数。

小さいから少ないとは限らない。

ネイティブディメンションズのもう一つの特徴は
「いかに使いやすいか」

自然と動線上にスイッチがある。

隠したい場所にコンセントがある。

使いやすい位置にコンセントがある。ただし、あまり目立たせない方が格好いいかな。

何てことを考えてると、結局一般的な住宅と回路数はさほど変わりません。
建売住宅と比べると逆に多いはずです。

小さかろうが大きかろうが、そこにちゃんと目的があるのか。
それがネイティブディメンションズの変わらないところ。






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