今日は、手直し工事の確認と竣工撮影を行いました。
撮影はいつも通り布施さんにお願いしました。
やっぱ布施さんの色が好きなんですよね。
その布施さんに、鈴木さんの建物は撮り飽きないと言っていただきました。
大変ありがたい言葉です。
ただし、使い勝手が連続しているからこそ使いやすいという設計意図が伝わってくるだけに、画角に納めにくいというお話も。
つまり、写真としてぷつぷつ切れちゃうと小さい家の良さが表現できないのが残念だと。
そこで前回ミニストック-12の撮影時にも投入していただいたんですが、今回はさらにパワーアップしたレンズで撮っていただきました。
小さい建物の撮り方の答えの一つじゃないかと思います。
(撮影例)
歪みのない超パノラマ。
コチラをミニストック-13でも投入。
圧倒的な画角で納まるはずです。
今から楽しみ。
とそれに加えて、部分的な写真も。
一つ一つのパーツの組み合わせで空間を構成するので、全体写真も大事ですが、パーツについてもフィーチャーしてあげたくなるんです。
私も設計者としてその気持ち分かります。
私のへたくそ写真で説明すると。
2階全体に柱が1本しか建っていない空間。
一つ一つのパーツが連続しながら繋がっているから流れるような動線が見えてくる角度。
繋がっているけど、右と左は別の空間。
繋がっているのに、独立性がある。
空間全体に「手前」と「奥」のアイポイントを設けて広く見せる。
っていうような設計の集合なんです。
だから、今説明したポイントだけをくり抜くと、
連続部分の隙間から得られる抜け感。
その抜け部分から見た連続部分の一部。
繋がりと区分けの境目。
手前と奥の連続性
とかってなるわけです。
これを繰り返すと撮りたい場所が増え続けちゃう。
こんなのを住みながら見つけていただきたいなと思います。
ただの箱の組み合わせではないミニストックの特権です。
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