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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「坂の上の狭小住宅」5年点検

2024-08-30 20:43:07 | 坂の上の狭小住宅
お盆期間の出来事ですが、5年点検(※)に伺ってきました。
初めましてから7年経ってるもんですから子供たちもずいぶんと立派になられていて、

おじさん、
じゃないか。
おじいちゃん、感激しちゃいました。
(最近子供ネタに特に弱っている私)

変わってないのは塗料のネタだけでしょうか。
兄弟に見えてきます。

点検自体は外部内部ともにメンテナンス必要箇所がいくつかありました。
私の手に負えないやつでしたので、後日大工さんと再訪しようと思います。

そして、もう一つ。

猛威を振るっているのは台風だけじゃない。
今年の新潟は猛暑のやや手前。

植物にとってはいい環境のようで、ヒメイワダレソウが猛威を振るっています。

成長が早いので地面をすぐに覆ってくれるのがヒメイワダレソウのいいところですが、自然相手にちょうどいいなんて虫のいい話はめったにありません。

私の自宅もヒメイワダレソウが大盤振る舞い中。

フローリングが隠れそうな勢いです。

我が家ではこのヒメイワダレソウのメンテナンスをどんなふうにいているかというと、

ひたすらに踏む!

伸びた部分を刈るのも方法の一つですが、踏みつけるのは道具いらないですから。
踏みながら庭の水やりをすればメンテナンス完了。
踏みつけると緑の密度が濃くなって鮮やかになります。

また、毎日踏み続けると勝手に葉も小さくなってメンテナンス頻度は徐々に少なくなります。
アプローチの入り口側はいろんな方向から歩いてくるので、あちこちの葉を踏む確率が高くなって葉が小さく、密度が濃くなっています。

一方最初の方の画像のヒメイワダレソウは歩くところが決まっているエリアなので、自由に伸び放題。
ここを水やり中にあえて踏みつけることで暴走を抑えています。

自然のものなんだから放っておけばやりたい放題になります。
かと言って神経質に手入れするもの面倒くさい。

ついでメンテナンスならそんなに面倒くさくありません。

無神経はだめだけど、ちょっと気を使うだけで家はきれいになります。

(※)ヒメイワダレソウと同じように住まいもメンテナンスが大事。
長期優良住宅は定期点検が義務付けられています。
ネイティブディメンションズでは、長期優良住宅じゃなくても(小さいから)定期点検を義務付けています。
申請が通ったからOKではなくて、住み始めてからきちんと管理することで家が長持ちします。
何かあってからの対処では手遅れ。
何か起きそうな手前の点検が大切です。

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