今週初めに坂の上の狭小住宅に伺ってきました。
年末に試しにかめはめ波を出してみたところ、壁に穴が開いたとの連絡があり、
ネイティブディメンションズでは通常、世界で一つだけのデザインですね。で解決するのですが、
思いの外、かめはめ波が強すぎたので、今回は直すことにしました。
シェンロンを呼んで、こんな感じに直しました。
違った。
神の腕を持つ塗装屋さんを呼んで、こんな感じに直していただきました。
ほとんど分からなくなります。
いや、まだ分かります。
上は1回目の塗装直後、
この後、2回目の塗装をかけて、跡形もなくかめはめ波の傷は消え去りました。(なんで、最終仕上げの時に撮らなかったんだろう)
良かったです。
これからかめはめ波は天下一武道会の時だけ打つようにしましょう。
さて、坂の上の狭小住宅ももうすぐ2年。
狭小住宅と言いながら、ネイティブディメンションズでは「グワダン級」サイズ。(ガンダム用語です。とっても大きいという意味)
25.87坪サイズがネイティブディメンションズでは最大級サイズで、なぜ「狭小住宅」と名をつけたかといえば、このお住まいが2世帯、最大6名住居を想定しているから。
このサイズで6人住まいは相当小さいと思います。
そこでネイティブディメンションズではレアなお住まいなので、光熱費についてお伺いしてきました。
期間は昨年の3月から今年の2月まで。
今年の寒波を入れました。
UA値は0.27W/㎡K
いわゆる超高断熱仕様。
(ネイティブディメンションズでは、建物の大きさによって断熱材の厚さを設計しています)
普段お伝えしている通り、23坪21坪くらいまでならミニストックの仕様でご提案できるかなと考えています。(ただし一部条件あり)
理由は、年間光熱費を¥240,000以下にしたいから。
それではネイティブディメンションズが提案した超高断熱仕様のお住まいの光熱費はどうなったのでしょうか。
上の表の通りとなりました。
年間の電気代、ガス代の合計が¥251,710
設計時には¥226,942とシミュレーションしたので、予想より¥25,000ほど多かったことになります。
月に均すと¥20,976¥2,064
オーバーしちゃいました。
原因は国交省のWEBプログラムが想定する世帯人数と実際の世帯人数に差があることが考えられます。(お湯の使用量や家電や照明の使用量に差が出やすい)
あとは、あえて今年の寒波を含めたこと。
つまり、一番エネルギー使用量が多い条件の時の結果と言えます。
Aさん、貴重なデータありがとうございました。
この結果に恐縮することなく、快適のための生活を送ってください。
心からのお願いです。
そして、この結果を踏まえた私の感想は、
ミニストックであればHEAT20のG2寄りのG1レベルが最低限の性能で、
坂の上の狭小住宅くらいの大きさであればG3寄りのG2レベルが最低限の性能。
ざっくり26-7坪以上になるとG3レベル以上の性能が求められると感じました。
もちろん、工夫や設備で補えることもあると思いますが、これが今後私なりの物差しになると思います。
追記:あくまでも新潟市近郊やそれに似た気候の地域での考えです。地域性に沿った住まいづくりが大切です。
おまけ
今日のハート君
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