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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

浦島

2018-11-10 23:45:08 | 建物探訪
佐渡への仕事は1泊でした。
講習会開催が欠航などで開催できないリスクをなくすために前日入りが必須なんです。

佐渡での宿泊は今まで佐渡臭さが感じられるような場所を好んで泊っていましたが、今回宿泊した場所は、建築家が設計したいわゆるデザイナーズホテル。

佐和田にあるRYOKAN浦島というホテルなんですけど、大手のホテル検索サイトには登録してないので隠れた名ホテルとして超有名なんだとか
私も紹介されて初めて知り、今回予約することができました。

建物は2棟に分かれています。

建築家の内藤廣氏が設計した東棟


大きな切妻と軒が特徴の贅沢な造りです。


松の防風林越しに眺める真野湾の景色はとても品があって、上質な時間を感じられます。



今回私が宿泊したのは、北山恒氏が設計した南棟


元々あった鉄骨3階建てを大規模リノベーションした建物と聞きました。

建物全体がガラスで覆われていて、室内の廊下もガラスブロック。
っていうか、部屋がガラスブロックなので、中廊下が両側ガラスブロックになるという造り。


確かにガラスブロックは防音性断熱性に優れた材料なので、なるほどと思いましたし、とにかくオシャレです。


廊下の途中にある談話コーナーもとにかく雰囲気ありあり。

なんともいい余白です。


で、ここの何がいいって料理がとにかくオシャレで美味しかった。
佐渡の料理はどこで食べたって、超超超美味しいんですけど、この宿はお部屋の雰囲気も含めてとにかく美味しかった。

前菜


お刺身

イカ、鯛、エビ、まぐろ、寒ブリだったかな。
とろっとろでした。

佐渡産豚の肉厚しゃぶしゃぶ

ネギと一緒に食べるのがまた最高。

のっぺい汁、ぶりかま、カキ、カニ

ファンタスティック4と名付けました。
特にぶりかま。
ヤバい度がやばすぎます。

〆がご飯とみそ汁じゃなくて、出汁茶漬けなんですよ。

料理長特製の真鱈のカラスミって言ってたな、確か。

お腹いっぱいだったんですけど、これがまたさらっと入るもんだから、ねぇ。

これを一人で、別室の和室の個室でデイリーライブズの記事チェックをしながら食べるという寂しさが何とも言えない時間でしたが、どうしても「ごちそうさま」が言いたくて食後に中居さん探しましたよ。

そのくらい最高でした。

佐渡旅行超お勧めです。
島全体が観光地でどこに行っても楽しいです。

そして、どの旅館に泊まっても美味しい料理が食べられるところが佐渡のすごい所ですが、この浦島はその中でもお勧めです。

ぜひ家族旅行に!



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