native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

インプット

2024-12-31 20:00:34 | 建築雑談
今年一年を振り返るとたくさんの建物を見てきました。

仕事関連で見学する機会もあったり
旅行に行っても仕事柄建物見学が中心になったり

事情は様々ですが、目にするものすべてが仕事に活きてきます。

お得な職業とも言えますし
オフがない職業とも言えますが、

楽しかったらその境目はどうでもいいと思っています。

ですので、先日オーナーさんと住まいでの過ごす時間や働き方改革の話をしていた時に、「でも、鈴木さんはみんなのために頑張ってくださいね」と言われました。
もーまんたいです。

そして、見学する視点は様々です。
その建物全体が作る空気感を学んだり
ある部分の作り込みを学んだり

をミニストックと比べながら見ます。

つまり、そのまま参考にするんじゃなくて鈴木だったら
この空気感をどのように解釈するのか
この作り込みをどのように解釈するのか

ネイティブディメンションズだったら、どう表現するかを考えながら見ることが大切だと思っています。

たくさん吸収させていただきましたので、その分成長できました。

でも、持論がありまして一番のインプットと成長できるきっかけは

自分の現場にあります。

自分が描いた図面に対して、現場がどのように作業しているのか、職人さんがどんな感想を持ったのか。





お引き渡し後、オーナーさんがどんな暮らしをしているのか。
(ミニストック-01十年点検)

(坂の上の狭小住宅5年点検)

(ミニストックー12二年点検)

(ミニストック-13一年点検)

(ミニストック-14半年点検)

成長って自分が歩いているレール上にあります。
レールを踏み外しちゃったら一からの出発になるし。

だったら、成長できるきっかけは自分の図面の中にあるんじゃないかということ。そのためにもイメージしたこと、工事に必要と思う図面はすべて描きます。

だから自分の現場を見ずに、他の建物を見て回ることなんてしません。
自分の現場を隅々まで見ながら、他の建物を見る。

2025年もネイティブディメンションズは皆さんの現場と暮らしと共に成長し続けますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは、よいお年をお迎えください。

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