昔から大きく吹き抜けていて、上から明かりを取るなんて方法はごくごく普通にありました。
上から光が射せば明るくなるなんて、超分かりやすいですね。
(昔の場合、排煙が主な目的なところもありますが)
見れば分かる。
見えるものは分かりやすい。
さて、来週から本格的に打ち合わせが始まるミニストック-07は先行して外皮性能の計算を終わらせました。
外皮の熱損失は0.41W/㎡Kです。 (サッシの熱貫流率は仕様値を使用)
相変わらずすごく良いわけではないけど、悪くもない値。
↓以下、解説
現行基準における北海道での基準値が0.46W/㎡Kですから、
「え?何?北海道基準を上回る家なの?」
みたいなところもありますが、
理由は、単に現行基準がぐずぐずなだけ。
Jリーガーが小学生相手にハットトリック達成しても、
「いや、別に」
っていう感覚と同じです。
つまり、今わたしは、現行の省エネ基準を軽くディスった風ですが、風ではありません。
ディスりました。
ちなみに、認定低炭素住宅と言うのは、超立派な呼び名ですが、基準値を10%だけ上回っている建物の事です。
今時の最先端住宅って言ったら、外皮の熱損失は0.2強W/㎡K程度、つまり北海道基準の半分以下です。
蔦屋に行けば、そんな家が紹介された雑誌が当たり前に置いてあります。
このくらいの値を見ると、ビビりますね。
でも、そんなにビビってしまう性能の建物が、ごく当たり前に30坪くらいあるとすると、
ミニストックの性能は足元に及びませんが、
実は家全体から逃げてしまう熱の量はほとんど同じです。
(表面温度には差が出ます)
どん位かと言うと、100W/K程度。
つまり、外と1℃温度差を付けようとすると100Wの熱が必要だという事。
外が0℃で室内を22℃にしようと思ったら、100W×22℃=2200Wの熱が必要という事。
エアコンのカタログには6畳用のエアコンが2.5kW(2500W)の熱を出すと書いてあります。
つまり、単純計算で6畳用のエアコンがあれば、30坪の超高性能住宅であったり、性能そこそこのミニストックは、家中を暖めることができることになります。
ちなみにミニストックは吹抜け入れて36畳。
皆さん、いい感じでちんぷんかんぷんになっていただけましたでしょうか。
北海道基準の半分以下の住宅が今時はふつうに存在していたり、
超高性能そうな認定低炭素住宅は基準値の10%しか上回っていなかったり、
カタログに載っている6畳用のエアコンで超高性能な30坪の家が暖められるんだぞって言ってみたり、
超高性能の家と性能そこそこの建物の暖房器具が同じだとか言ってみたり、
もうね、
世に出回ってる基準なんて、どこを基準にしているか分かんないんですよ。
他と比べたって、その家の性能なんて実は分からない。
見えるはずもない。
だから、比べる必要もない。
他と比べるために家建てるわけじゃないし。
多少の見栄はあるかもだけど。
だから、大切なのは、見栄に埋もれずに我が家の性能を知ること。
知らなきゃ分からない。
見えないんだから、知るしかない。
計算するしかないんです。
計算するしか、知る方法、見える方法はないのに、
省エネ基準が義務化となり、計算することが義務になるのは3年後の2020年です。
「え?遅くね」
が、無難な感想になります。
皆さんも今「ぐずぐずだな」って思いましたね。
上から光が射せば明るくなるなんて、超分かりやすいですね。
(昔の場合、排煙が主な目的なところもありますが)
見れば分かる。
見えるものは分かりやすい。
さて、来週から本格的に打ち合わせが始まるミニストック-07は先行して外皮性能の計算を終わらせました。
外皮の熱損失は0.41W/㎡Kです。 (サッシの熱貫流率は仕様値を使用)
相変わらずすごく良いわけではないけど、悪くもない値。
↓以下、解説
現行基準における北海道での基準値が0.46W/㎡Kですから、
「え?何?北海道基準を上回る家なの?」
みたいなところもありますが、
理由は、単に現行基準がぐずぐずなだけ。
Jリーガーが小学生相手にハットトリック達成しても、
「いや、別に」
っていう感覚と同じです。
つまり、今わたしは、現行の省エネ基準を軽くディスった風ですが、風ではありません。
ディスりました。
ちなみに、認定低炭素住宅と言うのは、超立派な呼び名ですが、基準値を10%だけ上回っている建物の事です。
今時の最先端住宅って言ったら、外皮の熱損失は0.2強W/㎡K程度、つまり北海道基準の半分以下です。
蔦屋に行けば、そんな家が紹介された雑誌が当たり前に置いてあります。
このくらいの値を見ると、ビビりますね。
でも、そんなにビビってしまう性能の建物が、ごく当たり前に30坪くらいあるとすると、
ミニストックの性能は足元に及びませんが、
実は家全体から逃げてしまう熱の量はほとんど同じです。
(表面温度には差が出ます)
どん位かと言うと、100W/K程度。
つまり、外と1℃温度差を付けようとすると100Wの熱が必要だという事。
外が0℃で室内を22℃にしようと思ったら、100W×22℃=2200Wの熱が必要という事。
エアコンのカタログには6畳用のエアコンが2.5kW(2500W)の熱を出すと書いてあります。
つまり、単純計算で6畳用のエアコンがあれば、30坪の超高性能住宅であったり、性能そこそこのミニストックは、家中を暖めることができることになります。
ちなみにミニストックは吹抜け入れて36畳。
皆さん、いい感じでちんぷんかんぷんになっていただけましたでしょうか。
北海道基準の半分以下の住宅が今時はふつうに存在していたり、
超高性能そうな認定低炭素住宅は基準値の10%しか上回っていなかったり、
カタログに載っている6畳用のエアコンで超高性能な30坪の家が暖められるんだぞって言ってみたり、
超高性能の家と性能そこそこの建物の暖房器具が同じだとか言ってみたり、
もうね、
世に出回ってる基準なんて、どこを基準にしているか分かんないんですよ。
他と比べたって、その家の性能なんて実は分からない。
見えるはずもない。
だから、比べる必要もない。
他と比べるために家建てるわけじゃないし。
多少の見栄はあるかもだけど。
だから、大切なのは、見栄に埋もれずに我が家の性能を知ること。
知らなきゃ分からない。
見えないんだから、知るしかない。
計算するしかないんです。
計算するしか、知る方法、見える方法はないのに、
省エネ基準が義務化となり、計算することが義務になるのは3年後の2020年です。
「え?遅くね」
が、無難な感想になります。
皆さんも今「ぐずぐずだな」って思いましたね。
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