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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-11(lab)】再開-新潟の小さい家-

2020-03-24 20:01:37 | ministock-11(lab)
振り返ってみると平日に着るいわゆる「仕事着」は、都度必要分買っていましたが、ここ2年以上「私服」を買っていなかったことに気が付きました。

奥さんからは、「平日であっても休日であっても、どのタイミングであろうがその時に出会った時の格好があなたの第一印象になるんだから、いつも自分らしくいるのよ」と言われているんですけど、

「私は奥さんと同じくらい様子がおかしい服が好きなんです。そんなの平日着てらんないでしょ。つーか、あなたこそ、平日と休日の差が激しいでしょ。僕以上だから」

みたいな会話をしながら先日ショッピングを楽しんできました。

やっぱり服が好き。
っていうか、デザインされたものが好きです。
っていう感覚を久々に味わいました。

すっごく気分が上がりました。
私の個人的な感性が再開したというか。
大事ですね。こーゆーの。

という事で(どうゆうこと)先週屋根葺きを完了してからしばらく現場がお休みでしたが、今日から再開しています。


その間、Sさんや構造見学をご希望された方をご案内しましたが、皆さんから「屋根のグレーが格好いい」と言っていただきました。

私のグレーに対する愛はこちらをどうぞ。

そんないい事もあって再開した現場は浴室工事から。

大工さんとのコンビネーションで、防火構造を作りながら浴室を組み立てていきます。

現在、各設備メーカーはコロナウイルスの影響で受注ストップがかかっていますが、今日から順次受注再開すると案内がありました。

後ろ向きなニュースが多い中、これは一ついいニュース。
特にSNSなんかは、わざとかっていうくらいネガティブキャンペーンを展開している投稿なんかもあって辟易していましたが、やっぱり明るいニュースを見たいですよね。

無事浴室の組み立ても完了。

いずれ解説しようと思いますが、ありとあらゆるものが変なところについています。

当たり前を当たり前と思わないネイティブディメンションズ。

のお客様。

私と感覚が似ています。

大工さんは、外部の防火構造の工事と気密工事を再開しています。


実はこちらも今回巷とは少し違う施工方法を採用しています。
当たり前を無視して、本質はこっちじゃないのっていう施工方法。

防火構造の取り方
防湿層の取り方
防湿フィルムの施工方法
などなど

ちょっと大工さんに面倒してもらって、施工のしやすさよりは、建物の寿命を意識した施工方法を採用しました。
逆を言えば、別の場所では、施工のしやすさを優先してコストを下げているようなところもあります。何を優先すべきかを場所ごとに検討するのが設計者の役目です。

ただ見た目だけを優先する設計は問題外。

大工さんも同様。

一つの作業を終わるまで他の作業をしないとかではなく、そのタイミングで何を優先するべきかを考えながら様々な作業をしてもらっています。
この辺は私が伝えているのではなく、大工さんから相談を受けて「ごもっともです」としか返事がしようがない提案を受けています。

同じ目的を持っていると仕事がしやすいですね。



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