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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-06(soho)】外遊中-グランドピアノがある小さい家-

2017-05-27 14:15:38 | ministock-06(soho)
なかなか綺麗です。
図面が110枚あるとこんなことができるようになります。

20.8坪の家に110枚の図面。
1坪辺り5.3枚。

坪単価じゃなくて、坪枚数って言葉一般化されないかな?
なんの役にも立たないけど。

4月初めにお打合せを終えて、そのお打合せ内容を図面化して、現在は工務店さんの積算作業中です。
積算期間も1カ月くらいかかるので、手元に戻ってくるのは7月6月中旬から下旬ころになります。

一般的な住宅建築に比べれば、とても時間がかかっています。
普通、打ち合わせが終わって、3カ月も経っていれば、基礎工事が終わっているか、上棟が終わっている頃かもしれません。

作図枚数が多いことと、工務店さんも図面を理解してからの積算作業となるので、このタイムラグは設計事務所で住宅を建てる場合のデメリットと思う方もいらっしゃるでしょう。

注文住宅を作っているというご理解をいただけると助かります。
また、小さい家においては間取りもさることながら、各所での機能・使い方も重要になります。
それが例えば造り付けの家具だったりするわけです。

20.8坪に110枚も一体何の図面を描いているのかというと、40枚弱は家具図面です。
構造図が20枚程度、設備関係が10枚ほど。

残りの40枚くらいが建築関係となります。

つまり、建築関係図面と家具図面が同じくらいあるという事。
間取りに対するこだわりと機能に対するこだわりが同じくらいあるんです。

間取りだけではなく、機能が同等に備わってこそネイティブディメンションズ流と言えます。





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