native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-04】一回脱線します。-建築家の小さな自邸-

2019-11-10 22:21:00 | ministock-04
今日の記事は、ほぼ昨日のKさんとのお打ち合わせ中に話した内容です。
如何に無駄話の多い打ち合わせしているか。←ナニ自慢?

その前に、今日Sさんからミニストック -04のサニタリーについての感想メールが届きました。
ありがとうございます!

とても嬉しいです。
皆さんもぜひ、ミニストック -04に割り込んでください。
オーナーが鈴木家なので言いたい放題です。

堂々とチャチャを入れられる機会なのでお見逃しなく!

さて、昨日Kさんがミニストック -04に共感していただいた部分は、
洗面所が広くなるという事と、
浴槽は五右衛門風呂の方がありがたいという部分でした。

その中で、なるほどと思ったのが浴槽について。

なぜ、小さくてもいいから深い方がいいと思ったかというと、
子供にとっての、お風呂の時間はお遊びの時間でもあります。
だから、じっと肩まで浸かってなんて言っても、なかなか座らないし、今時の浅いお風呂じゃ全然温まってくれない。

だから、深い浴槽だったら立ったままでも浸かることができるので心配事が一つ減るんだそうです。

それ聞いて、あ、確かにって思いました。
我が家も、じっと浸からせることに苦労した思い出があります。

浅いお風呂だとより深刻なんですね。

そういう見方もあるんだなと、すごく参考になりました。
ふざけた間取りでも、こんな貴重な考えを発見できるんですよ。

で、ここから本域の脱線に入ります。

やっぱ、造作浴槽だと漏水が心配だーって話に入るわけですが、
だったら、そのリスクを減らすためにも、浴槽がなければいいんじゃないかと思いつくわけです。

それが一番最初の画像。


つまり、露天風呂案が生まれるわけです。

ウッドデッキを板で囲んだような空間。

浴槽は床に落とし込んじゃったりしたら、雰囲気ありあり!なんて、テンション上がります。

どういう事かというと、


浴室はシャワーのみで、そこから一歩外に出ると浴槽があるっていうプラン。

湯船に浸かりたいのは、体が冷えてる時疲れを取りたい時だけだから、決して一年中ではありません。
むしろ、暖かい住まいなわけだから、湯船に浸かりたい回数も根本的に減るかもしれません。

だったら、浴槽は簡易的でいいんじゃないって。
建物本体と直接関わってないので、汚れたり、腐ったら気軽に交換できます。

そして、浴室も、シャワーも広くなっちゃった。

シャワーが2個もあるよ問題も解決。
だって、そもそも別の空間になるんだから、2個あって不思議じゃないし。

これ、1時間くらい話してたんじゃないでしょうか・・・


そして、
打ち合わせ後、早速家族に提案しました。

防犯的には?
寒いんじゃないの?
汚くない?
虫入ってくるじゃん!
オバケ出るよ!

さすがに、いい返事じゃなかった。

変だと思ってた家族がようやくまともに見えた瞬間でした。

良かった。







・・・でも、私はまんざらでもない・・・





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