この春休みは長男の部活の影響で、恒例になっている「妻の実家でのお泊まりヴァカンス」が、はじめて実現しなかったのですが、一昨日からおかあさんがウチに遊びに来てくださったおかげで、とても賑やかな春休みの休日を過ごすことが出来ました。
でも、このままではこの春休み中に妻や息子達はおとうさんには会えていないことになるので、本日JRで帰る予定をされていたおかあさんでしたが、クルマでお送りしつつ京都の実家に遊びにいかせていただくことを朝から提案してみたら、妻もおかあさんも喜んでくれて、急遽、おとうさんの元へ遊びに行くことが実現しました。これも長男の本日の部活が、オフィシャルでお休みになったおかげです。
さて、毎回孫達の熱烈なリクエストに応えてご馳走してくださる盛大な焼き肉ですが、様々な種類の牛肉の部位に加えて、私が楽しみにしているのが鶏の砂ずりです。
私の母は各種肉の脂-皮-内蔵の類いが一切ダメな人なので、子供の頃からそれらを使用したお料理は一度も食卓に登場したことがなく、会社時代、北陸の出張に連れて行ってもらった時の小料理屋で初めて食べた「牛すじの煮込み」をはじめ、結婚前に妻のおかあさんが作ってくださって初めて食べた「豚の角煮」、学生時代に居酒屋で初めて食べた「鶏皮のバリ揚げ」など、現在私の大好物となっているそれらのメニューのほとんどのデビューが20歳前後と、かなり遅い出会い。
今では「開催回数=妻の実家に遊びに行った数」…となっている妻の実家の「素敵焼き肉」の定番メニューであるこの「砂ずり」との出会いに関しては、それらにさらに遅れること十数年。ここ数年で実家のおとうさんに食べさせてもらって以来の大ファンで、今では自分でもマーケットに出かけた時にはカートに入れる程のお気に入り食材になりました。しかし、やっぱりおとうさん自らが塩胡椒の加減を調節しながら焼いてくださる「素敵焼き肉」の時の砂ずりがダントツで美味しいんですよね。