「ねぇねぇ写真撮って~☆」と妻が私を呼ぶ時は、たいてい彼女が自分自身で作ったお気に入りのものたちが完成した時です。それはケーキを焼いた時だったり、お料理がテーブルに並んだ時だったり、お裁縫で可愛いものをこしらえた時だったり、お庭から摘んできたお花を生けた時だったり…とその種類は様々で、どれもこのブログでもお馴染みのものばかり。
ただ写真を撮るだけなのに、こうしていつも素直に私を頼ってくれるところに「妻の可愛さ」を感じてしまう私ですが、たまに私が仕事で手をはなせない時に「じゃ、自分で撮ってみる~☆」と彼女自身が写した写真は、なんとなく構図が今ひとつだったり、光加減がおかしかったりするので、それもそれで可愛く感じてしまいます。(笑)
昨日妻に頼まれて写したのは、妻がお庭で種から育てた野菜たち。「野菜は足音を聞いて育つ」という言葉を信じている妻は、毎日相当手塩にかけて世話をしていたので、その収穫の喜びもひとしおのようで、毎回かなりのテンションで私の元に「今日の収穫」を見せにきてくれます。
ほうれん草・春菊・ネギ・サラダ菜・時なし小かぶ・ニラ・かいわれ大根…。冷蔵庫にペタリと貼られたこれらの名前がずらりと書かれた「今日の収穫野菜」という彼女直筆のメモの下には、キュートな猫のイラストが書いてあり、その猫のセリフらしきフキダシには「美味しいお野菜ヤッタニャン♥」と書かれていて、そんな彼女の乙女チックさがまた可愛いのです。その猫のセリフこそ、妻の素直な気持ちそのものなんですね。しかし「やった」をカタカナで書かれると、ついついタツノコプロを連想してしまう…。(笑)