Les Quatre Boutique Blog 03

QUATRE ILLUSTRATION [Kazushi Ryoguchi] Blog

出初式

2012-01-08 16:18:01 | Quatre Favorite Spot

一昨年の「組長」に引き続いて、去年の4月から自治会の消防団の役が当たっているため、4月以降、結構いろんな行事に参加しております。消防訓練炊き出し訓練消火栓の点検、住宅街の定期的なパトロールに年末の夜回り等、思っていたよりその仕事が多かったこの役でしたが、一応本日がそのクライマックスとも言える市の「出初式」ということで、似合わない(笑)消防団員ユニフォームとハッピ、さらにヘルメットを着用して、朝から会場である市民ホールまで出かけてまいりました。
市の様々な消防団が集まること総勢1300名という大規模な出初式で、なかなか新鮮な体験でした。実はこの休日にはレギュラーのお仕事を進行しなければならなかったので、「欠席」という選択肢もありましたが、次に消防団の役がまわってくるのは、ほぼ15年以上先になるので、出初式を一度見ておきたいという思いもあって、多少無理して参加してみました。
生憎の曇り空でしたが、ホールで行われた式典の後の、野外での一斉放水はとても迫力があって素晴らしく、ついつい以前にお仕事で描いた消防車のことを思い出してしまいました。
いよいよ明日で息子達の冬休みも終わりです。直接年賀状をやりとりさせていただけなかった、いつもここをご覧いただいている大切なネットのお知り合いの皆様に、この年賀状をお送りさせていただきたい気持ちです。

「2012 年賀状コンテスト」出品作です。

007

2012-01-07 16:53:06 | Quatre Cat

私の生活から完全にモンスターハンターが消えて早2ヶ月。その時間を埋めているのがfacebookですが、もうひとつ…妻との映画タイムが以前よりさらに活発になったのが特筆すべきこと。
去年の12月以降は、毎晩必ず一緒に1本の映画を観る日々が続いていて、なかでも全20作をDVDで所有している007シリーズを年代順に観ていこう!!…という試みは、現在も進行中。
数年前に007のDVD BOXを購入した時にも同じ試みを体験済みですが、ショーン・コネリーの1作目から順番に、あらためて観ていくと新たな発見や、セリフのヒアリングなど、さらに進んだ見方が出来てとても有意義な時間に。
ウチでは9時過ぎに2人の息子達が就寝するので、だいたい毎晩10時頃から上映をスタート。リビングのメインの照明はもちろん落として、7つある間接照明も2つだけ使用した落ち着いた灯りのもと、夜のティータイムのお茶とお菓子を用意して、ゆっくりと2人で映画を観る時間はまさに至福の時間。
ちなみに途中で「猿の惑星」他、何本か別の映画をはさんだりしていますが、毎晩観ている007映画は昨夜の「オクトパシー」で13本目。今夜の映画でロジャー・ムーア・ボンドは終了、明日からは4代目のティモシー・ダルトン編がスタートです。
我々が映画を観ている間、シフォンとマロンも我々の側で、のんびりと間接照明だけの夜のリビングを堪能しています。

STOP MAKING SENSE

2012-01-06 16:15:32 | Quatre Music

facebookで大学時代のバンド仲間の宇井クンとやり取りしている中で、約20年前に私が貸したレコードの話題が出て、そのことをすっかり忘れていた彼はかなり恐縮して、急遽今日の午前中に返しにきてくれることになりました。
20年間手元になくても特に差し支えないレコードだったので、「いつでもいいよ」と言ったのですが、彼は「ジャイアン状態」であることがいつもたってもいられなかったらしく、お昼前にわざわざ京都からレコードを届けてくれました。
そもそも私の方も彼からYMOの写真集を借りっ放しで、まだその本を引っ越しのダンボールから出せていないような状態なので、こちらこそ恐縮なのですが、とりあえずこれがきっかけとなって久々に会っておしゃべり出来たことは有意義でした。
私が貸していたのはトーキングヘッズのアナログ盤「STOP MAKING SENSE」と、かしぶち哲郎さんの「リラのホテル」のCDで、約20年ぶりくらいで私の手元に帰ってきました。
他にも別の友人にKORGのキーボードを18年程貸しっぱなしなので、こちらもそろそろ回収したいところです。(笑)

AL DE NAIDE 2012

2012-01-05 16:22:45 | Quatre Illustration

去年の12月に東京から取材に来ていただいて、現在サイト内のコンテンツで、写真とインタビューを掲載するかたちでイラストレーター・両口和史を紹介してくださっているapolloさん。
そんなapolloさんがアドビさんとのコラボレーションで、年末から開催しておられるのが「年賀状コンテスト2012」。素敵な賞品も沢山用意されているこのコンテストは、apolloさんへの登録さえすれば一般の方も応募が可能なので、毎日のように沢山の方が様々なジャンルの作品を投稿しておられ大変活気にあふれています。開催期間は2011年の12月26日から2012年の1月20日になっていますので、興味のある方はご応募してみてはいかがでしょう?
というわけで、私もapollo参加アーティストの一人として、ようやく本日、新作イラストを応募させていただきました。ただし、ウチの今年の年賀状は、すでに秋の新作としてapolloさんに投稿済みの「危険な目に遭いやすい私」をポストカードサイズに再トリミングしたものなので、今回は毎年お仕事として年賀イラストを担当させていただいている株式会社アルデナイデさんのために制作させていただいた冬の新作イラストで応募…というカタチにいたしました。
このイラストはアルデナイデさんの取扱商品を多数登場させた賑やかな女子会のシーンを描いたものになっていますので、ぜひapolloさんのサイトの大きな画像にてご覧いただけたら幸いです。

新作「AL DE NAIDE 2012」
http://apollo-img.com/jp/preview.php?pid=1531&c=4

両口和史の作品ページ
http://apollo-img.com/jp/userpage.php?u=49

山口瞳さん+柳原良平さん

2012-01-04 14:35:55 | Quatre Collection

一昨年のハードディスク・クラッシュによって全く更新が出来ないまま放置中のオフィシャルサイトに代わって、毎日頻繁に過去のお仕事の作品をピックアップして更新しているのが、facebook内にあるQUATRE ILLUSTRATIONのページ
過去20年のフリー歴で手掛けさせていただいた様々なお仕事から、その日の気分でいろんな作品をアップする楽しさもあって、新作を発表する場にもなっているapolloさん同様、非常に充実したコンテンツになっております。
作品のコメントなどもダイレクトにいただけるので、一方的に情報を発信していたオフィシャルサイトより更新しがいもあるし、また更新作業もお手軽なので、今後オフィシャルサイトを復旧させる見込みは薄いかも…。mixiやアメーバは遊びのためのサービスなので長続きしなかったけど、facebookはビジネスと趣味の両方をバランス良く発信出来るので、このブログもいずれは必要なくなるのかも…です。
さて先ほどもQUATRE ILLUSTRATIONのfacebookページに過去のお仕事を一件アップしました。こちらは3年程前に商船三井フェリーの「さんふらわあ」のテレビCMのイラストを担当させていただいた時の動画だったのですが、その流れで思い出したのが、我々の業界の大先輩である柳原良平さんのことでした。三井商船フェリーと言えば、昔に柳原さんがビジュアルを担当されていて、4年前に初めてこのお仕事をいただいた時に、憧れのイラストレーターさんが手掛けていたクライアントさんと同じ案件を担当させていただけることにかなり歓喜したものです。トリスのイラストの知名度が高い柳原さんですが、「船のイラスト」の第一人者としても有名。また、個人的には山口瞳さんの本の装丁を担当されている柳原さんのお仕事も大好きで、ジャケ買いしてまだ内容を読めていない本も沢山あります。

TOKYO SNIPER

2012-01-03 19:59:09 | Quatre Music

昨日の私の実家に続いて、本日は妻の実家に…と、例年なら自然な流れで連日京都に出かけるところですが、妻の実家のおとうさんが年末から少し体調をくずされてしまい、昨日から馴染みの病院に入院されたので、本日は午後から実家ではなく京都の病院へおとうさんのお見舞いに。
早い時間から付き添いに来られていたおかあさんと、妻の弟クンと合流して、お正月で全体的に少し静かなムードの病院のお部屋で、夜までみんなでおとうさんのベッドを囲んで、おしゃべりしたりのんびりしたり、ゆったりとした時間を過ごしました。
昨日までは相当辛そうだった…というおとうさんも、今日は想像していたよりお元気そうで妻も私も息子たちもほっといたしました。夕方には和歌山から電車で弟クンの奥様も駆けつけてくれて、場所が病院ではありますが、例年通りお正月に全員集合することが出来ました。
今晩からウチで一人になるおかあさんをフォローすべく、妻と息子たちは一泊だけ実家に泊まることになり、本日は一人で帰宅。帰り道、いつも一人のドライブは大音量で音楽を聴きながら運転するのが好きなのですが、バイパスを走る時に最高だったのは「流線形」というユニットの2006年の「TOKYO SINPER」というアルバム。実はこのアルバムの作者であるクニモンド瀧口さんとは、以前CDジャケットを描かせていただいた皆川さんのお知り合いで、先日facebookでもつながらせていただきました。70年代から80年代初頭のシティポップス感あふれる音色とコード進行、そしてアレンジは、私の好みのストライクゾーンを1mmもズレずに射抜いてくる極上のドライビングミュージックです。

流線形/タイムマシーン・ラヴ

母の湯呑み

2012-01-02 20:35:20 | Quatre Collection

本日は京都の私の実家へ。朝から妻が父の大好きな「チキンのトマト煮込み」と「ポテトサラダ」をこしらえて、そのままル・クルーゼのお鍋ごと持参して、母の用意してくれた昆布巻きや数の子などのおせちセレクトと共にほっこりしたランチタイムに。
本日2日は弟家族も妹夫婦もそれぞれあちら側の実家に出かけているため、今日訪れたのは我が家だけで、息子たちは従兄弟たちと顔をあわせることは出来なかったけど、秋から実家の両親を癒してくれているアメリカンショートヘアーのリヨンちゃんがいるので、息子たちはずっと退屈しないで、おじいちゃんおばあちゃんの家でのお正月タイムを楽しんでいました。
特に次男は午前中の到着から夜の帰る時間まで、ずっとリヨンちゃんにべったり。すっかり実家に馴染んで「この家の子」になっているリヨンちゃんは、次男から普段おばあちゃんにはしてもらえないタイプの斬新な遊びを教えてもらうたびに、おばあちゃんの顔をチラチラと見て「ボク…このお兄ちゃんに遊んでもらってるよ」と、気遣いながらアピール。次男と一緒に夢中になって遊んでいても、やっぱり何かあるとおばあちゃんに頼りにいく姿を見ていると、なんだかほのぼのとした関係が出来上がっていて優しい気持ちになれました。
今日の写真は、お寿司&揚げ物ディナーの後のお茶の時間の1コマ。とっても懐かしいこの湯呑みをはじめ、母の茶器はちょっと凄いものがいっぱいで、器好きの妻はいつもワクワクしています。

Figrin D'an & Modal Nodes

2012-01-01 17:07:11 | Quatre Collection

一応大晦日だった昨夜。紅白見てない歴34年を更新(笑)したくらいで、いたって何の変哲もない休日の前日…という感じで、妻も息子たちと一緒のタイミングで早い時間から寝てしまい、起こすのも可愛そうなので毎晩恒例の映画タイムも急遽中止にして、ひとりで除夜の鐘を聞きながら、facebook上で年越し…でした。
今朝は届いた年賀状を少しみたり、息子たちが宿題の書き初めをしていたりで、ほんの少しお正月っぽい空気が流れる場面もありましたが、初詣に出かける習慣もない我が家では、のんびりと家の中で過ごす元旦が、毎年の恒例通り。
また、お正月はテレビ番組がますますつまらないので、一切通常のテレビ番組を観ることもなく、次男が再生していた「けいおん!」のブルーレイをほんの少しだけ一緒に観たり、次男が進行中の懐かしのドラゴンクエスト2をみたり、とにかくのんびりほわほわな休日の一日でした。
さて今日の写真は、年末に届いたSW1/6フィギュアの新作「フィグリン・ダン」。私たちの世代にとっては一番懐かしいSWの1作目(のちにep4)の砂漠の酒場のシーンで、物語とは関係なくちらりとだけ登場する5人組の演奏家のバンドマスターです。シンプルだけど宇宙人らしいフォルムが、なんともいえずレトロフューチャーな良い雰囲気を醸し出しています。