ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

ノラ猫手術反対の餌やりおじさん

2018-07-03 22:35:01 | 地域猫活動〈 実践編 〉


〇 パーフェクトな情報提供
6月に入った頃、ダンボール滑り台で遊ぶ可愛らしい子猫ちゃんの画像と地図の情報が寄せられました。

ウチから差ほど遠くなかったので、早速に出向いてみました。
マップを添付して頂いたため、直ぐに目的地へ。
写真と同じ風景を発見しましたが、チビちゃん達は見当たりません。

野良猫さんってスマホ向けると逃げたり隠れたり...なかなか記録に残せないのですが、見切れても後ろ姿でも、画像が最も解りやすいです。
「白っぽい大きめの猫が公園にいた」とかだと見つけ出せないことがあります。



〇 ファーストコンタクト
行くと、そこは民家の庭続きの敷地。
取り敢えず、その家の人にお話を聞いてみようとドア前に立っていたら、初老の男性が現れました。

「子猫を見た方からご連絡を頂き、保護や手術のお手伝いをさせて貰いたいと...」
男性はスタスタ歩き出し、私は追いかけながら話かけます。
「私は港区で地域猫活動しているボランティアです...」

すると男性は足を止めずに返事をします。
「知り合いの愛護団体へ子猫の里親探しと親猫の手術は頼んである!」

「それはいつ頃でしょう?子猫は何匹いますか?」
返答せず男性は足早に立ち去りました。

うーむ、怪しさ満点。
というのも手術を考えているのならば、だいたい向こうから質問してきます。
「費用は」「動物病院はドコがいい」とか。

でも、他の団体に依頼していると言われたら、それ以上は深掘り出来ません。



〇 役所に相談
他のボランティアへ事の顛末を話したら、役所に確認してみた方が良いのではとアドバイスをしてくれました。

私の居住している港区青山界隈は、住宅街が少ないのもありTNRも進んでいるため、子猫を見かけることが少ないのです。

また役所では「地域猫活動」の助成金制度を始め、交渉などのバックアップもしてくれます。

そこで、子猫がいた地区に団体やボランティアが介入しているかどうかだけでも確かめようと思いました。

窓口で担当者へだいたいの所在地を伝えた途端、「あの人か!手術反対派で一帯で餌やりしちゃって、コチラも手を焼いている」と。



〇 迷惑餌やり
クレームが始終入るので、役所でも定期的に見回りに行っているそうです。
ガビーン ╭( ๐_๐)╮
「子猫だけでも保護したい」とオジサン攻略法を伺いました。
「若い女性には怒鳴ることはないんじゃないか」
ガビーン × ガビーン Σ(ಠдಠlll)

そこで、打って付けのキレイどころボラさんを差し向けることに (ΦωΦ)フフフ・・



〇 最寄りの公園でTNR
美人ボラさんが交渉してくれて、子猫4匹のうち、2匹は貰われ残り2匹の保護承諾を取り付けてくれました。

でも、それから何度出かけてもチビちゃん達に会えないでいます (・_・、)

ですが、近所の小さな公園で深夜にTNRをし、4匹に手術することが出来ました!



ビルとマンション、そして商店やレストランが密集している、いつ行っても猫のいる気配がない街。

皆んな、肩身狭くヒッソリと生きているんじゃないかな。
若い子ばかり...あなたの親猫はどうしたのかな。

人間の思い込みで野良のままにしておくと嫌われる猫たち。
君たちの存在に気がつけて良かった。

心配をして御一報を下さった方へ感謝です
<(_ _*)>アリガトウ♡

【 ねこてん 公式HP 】

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