追い風吹きっぱなしの柚子

誕生日／ 2018- 7- 1
保護／ 2018-11-16
正式譲渡／2019- 1-18



発見→保護→不妊手術→募集→譲渡まで、まさにトントン拍子。
モデルケースみたいでした。

保護して頂いた方から、送られてきた柚子の写真を見て「子猫っぽくないなー」と。
目の周りのクマ取りがキツい印象でした。

ところが、実物はメチャメチャ可愛いんです。
プクプクしていて、表情豊かで、超甘えっ子。
なんか居るだけでテンション上がちゃう！



この様子が上手く伝わるかな？と案じつつ「ペットのおうち」に掲載。
間もなく、お声がかかりました。

里親さまは、お会いして直ぐに「 相性バッチリかも♡」ピピッと来たお人柄。

アッという間に赤い糸が繋がりました。
というか、こうなる運命だったかのよう。



棄てられた猫さんが、幸せの切符を手にするまで、何人も何回もバトンを繋ぎます。
途中でバトンを落としたり、受け取った人が転んでしまったりということもあります。

でも多くの命は、誰にも知られないまま、手を差し伸べられるチャンスにさえ恵まれません。

誰かに見つけられるか
誰かに救われるのか
誰かに愛して貰えるのか

関わった人によって天国にも地獄にもなります。

柚子ちゃんのように ご加護がある子
寸でのところで幸運を逃す子
ただの一刻も幸せを感じることなく過ごす子
殺されるためにだけ生まれた子



やっぱり、柚子ちゃんは とびっきりのラッキーガール。
幸せを呼ぶ招き猫。
里親さまの今後の運勢は、上りっぱなしでしょう (*˘︶˘*).｡.:*♡

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ピースワンコの轍を踏んでなはらない

エンジェルズ林会長の Facebook から
■ 1／15 広島県動物管理センター
■ 殺処分ゼロの裏側



※ 皆さん、何を感じられましたか？

かわいそうで見てられない...
一匹でも多く助かりますように...
捨てる人たちへ怒り心頭...

これは、センターへ収容されないための入口対策をしなかったことで起きた必然です。
広島県では、この情景が何十年先まで続きます。

それを食い止めるためには、どうしたらよいのでしょう。
『去勢避妊手術ファースト』です。

手を差し伸べたくても、救いきれないほどの頭数が収容されています。
殺処分ゼロを謳ってみても、センターは満杯です。
殺されるために生まれる命があります。
ペットの頭数が多過ぎるのです。



※ ４つの監房室には３０～５０頭が、成犬子犬の区別なく入れられています。

広島は決定的に「繁殖制限対策」が遅れています。
広島県だけ昭和時代のようです。

３０年前、私たちの身近な存在である犬猫は「モノ」でした。

捨てられた子猫について交番に相談したら「遺失物」といわれ、捨てた人を咎めることは出来ないのだと言われました。

怪我をしている放し飼い猫を「病院へ連れて行ってあげて」と飼い主に頼んだら「動物を病院にだ！？」と大笑いされました

知り合いが子猫が生まれて困っているというので、不妊手術を薦めたら「病気でもない身体にメスを入れるなんて」と号泣されました。

餌やりさんに「野良猫が増えないように」と手術を申し出たら、費用はコチラ持ちなのに「手術で猫が命を落としたら全責任を請け負います」と一筆書かされました。



「不妊手術」と「無責任な餌やり」に対して人の意識を変えるのは、とても困難です。
その人の持つ「習慣」「常識」を塗り直さなくてはならないからです。

ただ言い続けました、諦めずに理解を得られなくても。
そのうちに一人また一人と賛同してくれる人が現れました。

今、東京都心部で「去勢避妊手術の必要性」を認識している人口は、半分ぐらいかななんて受け止めています。
少なくとも、昔みたいに全く話も聞いてくれないということは減りました。

でも、こうなるまでの要因は、人間が入れ替わったこともあるんじゃないかと思っています。

時代が変わったのではなく、世代交代した...不妊手術を受け入れ難い層は亡くなったか、犬猫に関われない状況にいるのではないでしょうか。
これ「無責任な餌やり」も同様かも。

不幸な悲しむ動物たちをなくす ── 長い時間、真摯な想い、挫けず前を向いて、積み上げるものなのかもしれません。


※ ピースワンコ シェルター

現在の広島県では「殺処分ゼロ」は無理です。
ピースワンコがしたように、数字上の「殺処分ゼロ」を作ることは可能です。

しかし、それは「人と動物の共生社会」ではありません。
犬猫たちに人間に幸福をもたらしません。

早く目を覚まして！現実から目を背けないで！
次世代に「不幸な悲しむ動物のいない世界」のバトンを渡したくありませんか？

～関連記事～
■ ピースワンコ擁護意見に対して
■ まだピースワンコを信じている人へ
■ 危険な殺処分ゼロ
■ 殺処分ゼロの犠牲になる命

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野良猫のいない世界へ

ネコ苦手な方に
野良って“ かわいそう ”と思って下さる人達へも



東京には野良猫さん「７～８万頭ぐらいいるんじゃないかな？」と言われています。
おそらく日本中にはン１００万頭！

殺処分しても減りません。
保護しても譲渡しても追いつきません。



増えたからと棄てられ...
身勝手な理由で外へ放り出され...

テリトリー争いで傷を負う
病に侵され 誰にも知られず息絶える
餌を探して彷徨い 車に轢かれる

命からがらの出産 乳が出ず餓死する子
母を失った子猫はカラスの餌食にされる

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

不幸の連鎖を止めなくてはなりません。
悲しむ小さな命を生み出してはならない。

「去勢避妊手術」をしなければ、野良猫は増え続けます。
「去勢避妊手術」をしなければ、野良猫問題は解消しません。
■ 野良犬猫 3,000 万頭 ブラジルでの頭数コントロール対策



どうか お願いです。
ノラ嫌悪やエサやり憎しで不妊手術を否定しないで下さい。
猫たちは その場所で生きていくしかありません。
餌やり行為が増殖の直接原因ではありません。

餌やりさんを責める前に「どうしたら、手術をしてあげられるか」を知恵を出し合いませんか。
猫は自ら動物病院へ行けませんので。

野良猫のいない社会を目指すならば、最優先されるのは「繁殖制限による頭数コントロール」です。



〇 餌をあげる人が飼えばいい

地域猫活動でも住民が外猫を全て引き取るべきだ とか...
TNR をしたボランティアがリリースするのは無責任 とか...

ピースワンコが広島の犬たちをどうしましたか？
現在進行形で起こっていることです。
無数の犠牲を明日に繋げたいと思っています。
■ ピースワンコがもたらした犬達の地獄

無理やり押し付けて、その猫は幸せになるのでしょうか。
取り敢えず、雨風を凌げれば一件落着でしょうか。

野良育ちの子は、家に人に慣れるまで時間がかかります。
引き取らされた ご家庭は追い詰められたり、再び飼育放棄せざるを得なかったり。

そして、相変わらず野良猫はいなくなりません。
猫も人も地域も変わりません。
誰も幸福ではありません。



〇 地域猫活動って外猫＆餌やり容認だ

現場で活動を行っている者全員が「地域猫活動こそ正解」だとは考えていません。
これは「非常手段」で「妥協案」なのです。
決して解決策ではありません。
■ 地域猫活動は最終手段！？

●不幸な悲しむ命を増やさない＝野良猫を減らす
●外暮らし猫の安全＝繁殖制限と給餌などの管理



この国に住まう人は長らく「無知・無関心・無責任」で野良猫（野犬）を放置してきました。

遺棄する飼い主が悪い ──
餌をあげる奴が悪い ──

責任転嫁ばかりで、不幸な悲しむ命について真剣に向き合いませんでした。

捨てている誰かのせい ──
いるだろう餌やりさんのせい ──
どこかが全頭引き受けてくれればイイな ──
殺処分ゼロ、もう何も心配しなくてイイね ──

いいえ！
今私たちが、真っ先に取り組まなければならないのは『不幸な悲しむ命を増やさない方法＝繁殖制限』です。

殺処分ゼロでも、保護譲渡拡大でも、餌やり禁止でもありません。
どうぞ 立ち止まって現実を知って下さい。
どうすれば と思いを馳せて下さるようお願い致します (^_ _^)

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花のお姫様ごっこ

★ピンボケだけど...可愛いスギッ！天使かな？

ウチの花ちゃん、ご飯あまり好きじゃない。
こだわりが強いとかではなく、チビの頃から少食。
ミルクさえ飲み干すことがなくて（当然、体重が増えず） 私はライフ０になりそうだった。

今は、膀胱炎がコワイから「cd コンフォート」を食べて貰わなくちゃです！
■ プリンセス花の尿石ケアフード図鑑


★ 生後約１ヶ月 ガリガリでニャンコっぽくない

花ちゃん、他の子みたいに時間になったら、台所へ寄って来たりはしてくれない。
なので、皆んなへ給餌してから捜索スタート。

だいたい（花ちゃん的には完璧に隠れているつもりで）机の下や洗濯機の奥にいる。

以前は、フードボウルの方を花のいる所まで運んでいたけれども、だんだん匂いも嗅がずにスルーするようになり頭抱えてました。



ここ最近のブームは ──
花ちゃんメッケ♪
↓
「花姫様のご飯の支度が整いました！」
↓
すかさず、お姫様抱っこして個室（ケージ）へ。
↓
「ふふん」って感じで、お召し上がり下さいます。

VIP 扱いしないとだね。
ヘヘッ、楽しいもん、下僕冥利だもん (*¯꒳¯*)

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どうなる？動物愛護法改正

昨年１２月、超党派議連による「法案骨子案」がまとまりました。
これから各政党で協議し、２月内に最終骨子案を出します。

おおよその予定では、３月に法案作成し、５月連休明けに成立を目指すそうです。
■ 動物愛護議連 第１０回総会

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杉本彩さんの Eva が呼びかけている【⠀法の厳罰化を求める嘆願署名⠀】は『２月２０日（水）』までに送って下さるようお願い致します (*´∇`)ﾉ
■ 動愛法の厳罰化
■ 杉本彩さん☆小さな命の声を



〇 ８週齢規制

反対するペット業界派の議員がいなければ通るのではないかとのこと。
■ 動愛法シンポジウム／８週齡規制

現在は７週で店頭に並びます。
猫の女の子ならば１kg 未満、手乗りサイズ。
お母さんから引き離され、ダンボールに詰められて...流通過程で年２万６千もの命が失われます。

野良猫赤ちゃんも生き残るのは厳しいですが、生体販売も十分にサバイバル。

〇 厳罰化

動物虐待愛好家の残虐極まりない犯罪から、多くの国民から声が上がりました。

執行猶予中の大矢誠氏は「足立区 竹ノ塚」にいるらしい...名字を岩野に変え、整形手術をして。
■ 工藤久美子先生 Facebook
■ 人と猫の共生を図る対策会議 Facebook
監視ボラ 市川さんからの動画報告
■ 実刑ならず！動物虐待愛好家 大矢誠

周辺にお住まいの方は、愛猫ちゃんの脱走＆地域猫たちに お気をつけ下さい。

これに関しては ↓ 注目です！
・「虐待の定義」が併せて明文化されるか。
・ネグレクト事案に対応するか。
・アニマルウェルフェアに基づけられるか。

〇 各数値規制

今回の核心部分。
福井の子犬工場で、滋賀の堀井動物園で、具体的な数値が決められていないため、行政から適正管理の指導が出来ないことが問題になりました。
■ 福井県／子犬工場
■ 滋賀県／めちゃさわれる動物園

過去に劣悪な環境で営業していたペットショップや引き取り屋、最近のピースワンコなど。
ちゃんとした規定さえあればと悔やまれます。

数値は、ケージの大きさ・収容頭数あたりの飼育員人数・室内設定温度・出産間隔＆回数など多岐に渡ります。

今まで基準が設けられていなかったのが、なんとも残念過ぎるので、抜け道のないようカッチリ決めて頂きたいです。



「産業動物」「実験動物」については、前進がみられなかったとのこと。
無法地帯のまま放置されることになりました。
■ 杉本彩さんと考える動愛法改正

増加する動物虐待、生体販売の裏側 ── 悪魔の所業です。

しかし、普段の生活から見られない地獄には、まだ底があり、そこで暮らしに密接に関わっている動物たちが尊厳を奪われ続けています。

私たち人間は命を搾取する側にいる ── その自覚を持たなくてはならないと思うのです。

【 ねこてん 公式HP 】