まっさらサラサラ

日々の出来事や思ったことをつづってます

12月になって初めての更新。

2010-12-18 18:00:42 | 日常生活
こんにちは。またまた久しぶりの更新になってしまいました。
気がついたら、いつの間にか12月になっていて、しかも今年もあと2週間です。
年々、1年の過ぎ行くスピードが増していきます(年だから?)


今月になってから我が家のワンコ、ハッピーの状態は、徐々に悪化していってます。
今の病院に転院してからのハッピーは、健康だった頃より量が減ったとはいえ、
本当によく食べてくれるようになったので、体重も徐々に戻っていきました。
なので、良くなることがないのはわかってるのですが、
心のどこかで奇跡が起きることを願っていたのかもしれません。

皮下出血(紫斑)が見られたのは今月の9日頃。
お尻の右半分の皮膚が赤く擦れたようになっていたので、
母が、伏せ状態の体位変換でシーツを交換するときに、引っ張っちゃったのかな、って思いました。
(この時のハッピーの体重は15キロ。60代の母が持ち上げるのは一苦労です)
そして、翌日には、お尻全体に広がっていってました。
ハッピーはいつもより元気がないようでした。
でも、私は、それが内臓出血が始まっていて、皮下出血が出ているとは知りませんでした。

翌々日の11日は通院日。
お腹の辺りも赤くなり始めていました。
そこで、先生から『紫斑が出てますね。内臓出血を起こしてます。』と言われ、初めて知りました。
内臓出血を止める血小板がどんどん少なくなっているとのこと。
注射をして、薬を説明をした先生が
『効き目がなかったら、もって、2、3日かなぁ・・・』と言ったときは、
何を言われたのか理解できませんでした。

先生が、床ずれの傷を治療するために席を立ったときに
一緒に来ていた妹に、『2、3日って、あと、2、3日で死んじゃうってこと?』って聞いたら
『そう・・・だよね・・・?』って、妹も信じられないようで
その場にいた看護婦さんに
『そうなんですか?死んじゃうってことですか?』と聞いたら
『そういう、ことですね・・・』と、申し訳なさそうな顔をして答えました。


突然の宣告(?)に心の動揺が隠せず、
緊張で少し震えているハッピーを見たら目が潤んできました。

床ずれの治療をしながら先生は
『飼い主さんがしくしくしてると、ワンちゃんも悲しくなってしまうからね』って優しく言ったので
鼻すすっただけなのに、泣いてるの気づかれたのかな、って
また鼻をすすってしまった私でした。

この日の診察は、血液検査に注射、床ずれの治療に、肺のエコー。
肺は少し水が溜まっていたけど、抜くほどの量ではないとのことでした。

帰りの道中も半泣きの私でしたが、帰宅してからは、涙が止まらなかった。
いつか、いなくなるのはわかってたことだけど、
突然、あと2、3日かもしれません、と言われたのが予想外で。
でも、このことがあったから、覚悟ができたように思います。
といっても、毎日泣いてましたけど、私。

翌週13日、今週の月曜日。
ハッピーは更に食欲が衰えてましたが、まだご飯や水を口にすることができていました。
この日も、病院に行き診察をしていただき、点滴と注射。
皮下出血は、お腹も濃い紫色になってしまい、血小板もさらに少なくなっているけど
ハッピーは生きる欲求がとても強い犬らしく、先生も『頑張ってるね~』って言ってくれました。

これくらいの大きさの犬になると、毎日が床ずれとの戦いで、それこそ付きっきりになってしまうのに
腰骨と、この後ろ足の足首と付け根の裏側の小さいところだけで、
肩や顔にできないのは、すばらしいですよ、とまで言ってくれました。


そして、翌日から、ハッピーは殆ど食べ物を口にしなくなりました。
食べたとしても、パンを一口か二口。
食べさせようとすると、嫌がります。
水は舐めたり、かと思うと、結構飲んだり。
呼吸も以前より荒くなり、上半身にも幾分むくみが見られるようになりました。

昨日の夜は珍しく、缶詰を30グラムくらい食べたですが
今日は、水以外、殆ど何も口にしていません。

今日は診察日なのですが、こういう状態なので連れて行くのも迷ったのですが
今まで良くして下さった先生に、最後の診察をしていただこうと思い
連れて行きました。

先生は。
『まだ顔に余裕があるけど、今年いっぱい、もつかなぁ・・・』と
『そこは飼い主さんの思うようにね。なにかあったら、いつでも電話下さいね』と
優しく言ってくれました。

最後の診察は、点滴とむくみを取る注射。

ハッピーを車に乗せるとき、まだ震えていたので
『ごめんね、ハッピー。でも、今日で病院は最後だよ。あとはずっとお家にいようね』
そういうと、幾分震えが止まったみたいでした。


今は帰宅して、呼吸は荒いながらも寝ています。