まっさらサラサラ

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仕事柄

2017-12-08 01:56:06 | 介護士・ケアマネのお仕事
ってこともあって、読んでみました。



香山リカ先生って、テレビにも出てて有名な精神科の先生。
本の内容は、ご自身のお父様を看取ったことが書かれていました。

仕事柄、看取りはしたことがありますが
もう何人看取ったかなぁー・・・
すぐには思い出せないです。
でも、一番最初に自分が看取った方のことは鮮明に覚えてます。

初めて、親族以外の方の(親族の臨終にも立ち会えたことがないのに)他人の死に接して
自分でも驚くほど感情殺して冷静に対応してる自分がいて。
すべてが終わった後に、一番最後に接したのが私でよかったと思いました。

他の職員さんがどうのとかじゃなくて
最後の最後まで一緒にいられたんだから、感謝しかない。
究極の自己中で言ったら
「最後の瞬間に自分を選んでくれてありがとう」ですよ。

とまぁ、話がそれましたが、自分の親の時はどうなるかなー、です。
まだまだ元気だから、ぴんとこないけど、
Angeloの会報でギルが言ってたように
もう一緒に過ごせる時間も限られてくるんですよね。
描ける未来は、以前のような無限大ではなくて、
20〇〇年には、もう親もいないのだ、という未来。

大事にしないとな、ってつくづく思いますね。

看取りに正解はないですけど、大きく落ち込むような後悔だけはしたくないですよね。