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「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(二宮敦人・作)。
最初にタイトルを観たとき「なんて長いタイトルなんだろう」って思った。
表紙の絵柄から、医療物だけど、内容はそんなに重くないのかなぁ、って
先入観があった。
でも、とんでもなかった。
すごく引き込まれたし、考えさせられる内容だったし、
・・・思わず泣いてる自分がいました・・・
人は、死を感じたときに、どんな選択をするのか、
患者に接する医者はどういう形で支えていくのか。
死を受け入れ、残りの日々を望むように生きる道もあると言う医者、
絶対に「生」を諦めず、その先に奇跡があると信じる医者、
その狭間で揺れる医者(どちらを選ぶかで迷う医者)。
私は医者でも看護師でもないけれど、
曲がりなりにも、医療・福祉に携わっている者として
自分はどうあるべきか、考えさせられる本でした。
この続編もあって、こちらも読みました。
こちらは、前作ほどの衝撃はなかったけど、
面白かったです。
映像化の企画も出てるみたいで☆
ぜひ、実現してほしいな~。