まっさらサラサラ

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読んだ

2019-01-13 22:26:42 | 日常生活
年末から読んだ本。


CⅮで言うなら「ジャケ買い」と言ったところでしょうか。
好きな清川あさみさんの装丁と、タイトルに惹かれました。
仕事柄、こういうタイトルにはすぐに引き寄せられるところがあります。
大女優を祖母に持った主人公の視点から日常生活が語られてて。
主人公と同世代の人物は登場せず、主人公よりずっと大人な人達ばかりが出てくるので
主人公より先立っていくわけですね~
結構、淡々とストーリーが進むんですが、読み終わった後は不思議な余韻が残ります。

↓は恩田陸の「夜の底は柔らかな幻」。



これは一気に読んじゃった。想像力フル回転☆
で、不完全燃焼
「この先どうなる?」「この謎はどうなの?」って、まだまだ話は続くだろうと思うのに
残りのページはあとちょっとしかなくて。
え?無理やり完結??
最後、実邦と葛城がなんであーなってるのか??だし、
屋島先生は?黒塚は?少年は?どうなったの??
勇司は死んじゃったの?淳一が生きてるのにー(まぁ、そうだろうね)
で、肝心要の神山の実像がでてこないんですよねー
謎だらけ(笑)スッキリしない終わり方で。
けど、恩田陸の本って、そういうのが多いような気がする。
「夜のピクニック」もどことなく、「へー?そういう感情にいきつくんだ?」って思ったし。
スピンオフもあるとのことで、機会があれば読んでみたいと思います。

モヤモヤした終わり方だけど、お話はとても面白かったですよ♪