今シーズンもまずは同地区から。いつもの様に会場に行く前に三沢にある東京のおばの実家を訪ねた。今日はご主人が在宅していて、色々と話せた。「ちょうど10分位前に○○君が来るかどうかって(おふくろと)話していたところだよ」って(笑)
1時間位話した後、会場へ向かった。現在は道の駅が工事中で駐車場が使えないので近くに車を停められるか心配だったけど、時間も早いし大丈夫だった。名大の記録撮影が来ていて、フラッシュ撮影はご遠慮をということだった。ここ、まだだったか。会所に奉納し、みんなに食べてもらえる様会場隅にみかんの箱を置いておいた。今年も早くに空になっていた。地元の人に一言断ってから、会場隅に火をくべさせてもらった。村の子ども達が火の元に集まってきた。今年は暖かいこともあるのか、大勢来ていた。花祭りは夜遅くに友達と集うことができる貴重な機会であり、見物人用とは別の暖をとる場所があった方がいい。ただ、ちっちゃい子だけだと危ないので注意してなければならず、その場から離れられない時も(苦笑) 3連休のおかげで今は村外に出ている高校生も帰省していて、交友していた。新城に住んでいると言っていた上黒川地区で舞っている中学生も来ていて、なんか村の中学生となじんでいるからなぜか尋ねたところ、豊根中学生になったとのこと。今までの新城での中学生活も良かったと思うけど、豊根の級友との絆は後に宝物になると思うので、充実した豊根中生活を送って欲しいね。坂宇場地区には今年から新しい住宅の家族の子どももいるし、来年度から富山小中学生も閉校により一緒になるので、子ども達の人間関係も急変化があるだろう。
あっという間に時間が過ぎ、「花の舞」。下黒川の子が混じって舞い、2地区のミックス(笑)
大人にナビゲートされ、優しく見守られながら、子ども達は舞う。お祭りは同じ地域に住む人達が結び付き、繋がりを再認識する場である。
「舞上げ」は「花の舞」を終え、次の段階に入る入門試験の様だ。終盤で「からす跳び」という釜の周りをうさぎ跳びしながら周回する激しい所作がある。
「一の舞」では青年が両手に榊を持って舞い、最後にはそれで観客の頭を撫でたり叩いたりして廻る。無病息災のご利益がある。「3番手の人がヤバい」と地元の子どもが噂していた(笑) 僕は村民外だし、そう強くは叩かれなかった。
「山見鬼」では村内の子どもを含む子鬼が何匹も登場して舞い、賑やかだった。
「三ツ舞」へ。多くの子どもが去年とは違う舞を担っていて、成長を感じた。
第2段階の集大成が、やち、剣の舞である。採り物を器用に操りながら激しく舞う。
やちのところで酔い潰れてしまって火のところで寝込んでしまい、気付いたら朝になっていた。剣で花キチ少年とかが勇壮に舞ったであろうが、見れずに後悔した。もっと後悔したことがあるけど、伏せておきます(汗)
記録撮影があるからか、「四ツ舞」も各舞省略されずに行なわれた。やちで女性も舞っていたので珍しかった。
最後の盛り上がりどころの「湯ばやし」。周りで大勢囃していて賑やかだった。暖かいので、裸族が何人も出没した(笑)
舞もそろそろ終わりで、「朝鬼」。
ここで車に戻って仮眠し、家路へと就いた。酒の失敗で後味悪くなったけど、今年も花祭りの場に行けて良かった。これからみかん切りの手伝いがあるので年内は行けないけど、また正月以降の花祭りを訪ねるのを楽しみに、日々頑張っていこう。