夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

ぷちぷち特訓編

2008-01-17 08:53:38 | お友達
「ナナくん、きみもりっぱな王子をめざすなら、特訓しなければなりません」
『とっくんですか!? ボクからだ弱いんでつけど・・・』
「弱音をはいちゃだめです! ココちゃんが見てますよ」
『ココちゃん、きみのためにがんばってきまつ!』
「さぁ、こんなふうにとぶんですよー」
「ずんちゃん、じゃまでーす!」
『こうかな?』
「まだ、脚が地面についてますよ」
『こんどはどうですか!』
「おしい!もうすこしです!」
『こいつでどうだ!』
「おー、ナナくん! ちょびっとだけど、とんでますよー」

「おつぎはダンスです! へろ」
「へろ、へろ」
『そんなカッコワルイのはごめんでつ!ボクはとびます!ひゃっほー』
『・・・気をわるくしましたか?』
「いいんです、しょせんぼくはおとぼけキャラですから・・・」
「は!ココちゃんをわすれてました!」
『そうだ!ココちゃん!』
「キミのためにがんばりました! 見ていてくれましたか?」
『・・・』
「・・・ふられてしまいました・・・」
『すみません! まだべべちゃんなんでつ!!』
「ナナくん、ボクたち、明日にむかってがんばりましょう!」
『はい! 未来がかがやいていまつ!』
らーすけの恋は実りませんでしたが、もともとかなわぬ相手でした。
そして、傷心のらーすけは、次の恋を求めてたくましく前進するのでした!
「はー、へろ、へろ」
チンパンジーか!!