夕陽亭にら屋

愛犬と安穏な生活

文化的な私

2009-05-01 20:44:40 | つれづれ
「あ、にらですよ、だいごろうじゃありませんよ!
  ♪ 帰らぬーちゃんを、まっている~」
らーちゃん、そんな古い歌、どこで覚えたの!?
今日から風薫る5月です!
近頃町を散歩していると、芳しい花の香りを感じるようになりましたね、良い季節です!
「新緑も、ウツクシー!」
ホント、目に青葉~でございますね。
さてさて、先週のお話です。
土曜日(シュナフェスの前日)、大雨の日でしたが、久しぶりに能を鑑賞しました。
演目は『隅田川』、奥伝の大曲です。
私などお稽古すらさせてもらえません。
有名な演目ですが、実はテレビでしか見たことがありませんでした。
演者は現役能楽師最長老(宝生流)です。
88歳、ちょいと足が弱くなられたようですが、立派に務めていらっしゃいました。
ワキ方は人間国宝、他にシテ方の国宝さんの舞もありました。
ありがたい・・・けど・・・演者お年寄りだらけ!の舞台でした。
「いまのうちに、みておかないと・・・ね!」
そう、ありがたい方々は、いつ引退しちゃうかわからないもんね~
『隅田川』は、子を人買いにさらわれて狂った女が子を探してさまよい、隅田川の渡しで、1年前に子が死んだことを知らされるという、悲しいお話です。
能楽は、割とハッピーエンドが多かったりするのですが(といっても死者がめでたく成仏するとかだけど)この曲はどこまでも救いのない、悲劇的な曲です。
「ひとかい・・・デスカ!」
そう、大昔から、悪い人はいたんです。
でも、教育が行きわたった現在の方が、悪いヒトが際立ってしまうのはたしかですね。
ニュースになって聞こえてくるのは、トンデモナイ悪事ばかり。
近頃も実の親による虐待・殺人や死体遺棄なんかのニュースが多いけど、どうしてそうなっちゃうんでしょうね・・・
子供には親がすべてなのに、かわいそうに・・・
子供をさらわれたら、狂うのが親ってもんじゃないの?
何故子供の死体を入れた冷蔵庫の中に食材を入れたりできるのでしょう。
何故子供の足を熱湯につけて笑うことができるのでしょう。
何故子供を一晩中ベランダにだしたまま平気で寝てられるのでしょう。
この人たちには、横田めぐみさんのご両親の悲痛な声は届かないのでしょうね。
嫌な世の中です。
「ひとさらいはワンコもさらうかしら・・・?」
いや、ワンコさらいはワンコだけ、人さらいは人だけでしょう、多分。
らーちゃんもさらわれないように、ちゃんとくっついててくださいね。
知らない人について行っちゃだめですよ。
「ボクがさらわれたら、なきますか?」
泣きます、狂います。ずっとそばにいておくれ~
気をとりなおして、次の話。
28日の火曜日は、なぜか相方がお休みだというので、以前から気になっていた焼き鳥屋さん岡ちゃん劇場に行きました。
らーすけはお留守番です。
JR京浜東北線上中里駅目の前にあります。
このお店、営業は平日のみで、しかも10時ごろには店じまいという、やる気の感じないお店でして、毎日遅い帰宅の相方は平日休みの日じゃないと行かれないのです。
写真はナシです。
気になる人はリンクを見てください。
『劇場』というだけあって、変なつくりのお店です。
6時前に行ったのだけど、常連さんで地階はすぐに一杯になりました。
感想は・・・常連になると楽しいお店、かな。
営業時間からして今の生活ではとても通えないので、常連にはなれません、残念。
しかし・・・平日の6時頃から飲み屋にたまってるオヤジってたくさんいるんだなぁ~っていうのが、一番感心したところです。
普通の勤め人は6~7時くらいまでは残業の範囲じゃなくて働いてるものだと思ってました。
私が普通じゃないのかな。
「ごじぶんは、4じにはお仕事おわってるくせに!
えへへ、いいのよ、私のことは。
誘われれば2時だって3時だって飲みに行っちゃうよ~!
ちなみに、私は玉子かけご飯で〆ました。
ブラボー玉子かけご飯!
美味しいよね、玉子かけご飯!
毎食でもいいなぁ~
かつぶしかけると、なおいいなぁ~
そんな私の、このごろでした!
シュナフェスで、ビールあおって飲んだくれてるイメージを払拭すべく、能楽堂や劇場にも出没する、文化的な部分をアッピールしてみました!
如何?
「ゲキジョウったって、おかちゃんは、やきとりやさんですからね!」
※ 私信 ※ Aちゃんへ
まんちゃんは相変わらず大きくて、座高が人一倍高かったですよ!