【住吉神社】福岡県福岡市博多区住吉3丁目1−51
ご祭神 住吉三神【上筒男命、中筒男命、底筒男命、】
創 建 1800年以上前
全国に二千社ある住吉神社の最初の住吉神社
博多駅から徒歩12分
街中にある8107坪の広大な敷地に鎮座する 筑前国一ノ宮
空が開けていて気持ちがいい、
青空に鮮やかな朱が映える
『住吉造り』という社殿は最古の神社建築様式
国の重要文化財
「ここ最大の見どころ」、などと言ってしまって良いか分かりませんが、
本殿正面に向かって左にある摂社
「荒熊・白髭稲荷神社」と「宇加神社」
二つの社が背中合わせに祭られています。
正面からは「荒熊・白髭稲荷神社」
裏側に周ると「宇加神社」
宇加ノ御魂は、
お稲荷さんのご祭神なので一緒に祭られるのは分かりますが、
神社の前と後ろで別の名前の神社として祭られているのは初めて見ました。
日本唯一?? リバーシブルな神社😳
あちこちの神社を参拝していますと
まれに社殿の後ろで祝詞をあげられている方がいらっしゃいますが、
「後ろ側の方からがより御神徳を頂ける」ということを聞いたことがあります。
私も社殿の前後でお参りしたり、ぐるっと三周まわったりする方ですが、
普通に、前と後ろからお参りする神社は唯一無二かもしれません。
謂われは分かりませんが、ビックリ
のぞき稲荷
「荒熊・白髭稲荷神社」も荒熊稲荷と白髭稲荷
二社のお稲荷さんが合わさっていてご利益ありそうです。
【境内摂社】
少彦名さま
住吉は相撲と関わりがあるそうで、とても強そうな力士像がありました。
二千年ほど前ですと博多はまだ殆ど海の中でしたので、
もしかすると海辺や船着き島にあった前宮だったのかもしれません。
🙄とある日曜午後の参拝でしたが、
「撮影どうぞ」と言わんばかりに一瞬に人が引けた
まるで異空間にきた様な、不思議な午後でした、、、
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余談ですが、相撲の起源について少し・・・
ちょっとだけ古代ミステリーロマン的なお話です🙏✨
【巫女と力士の意外な関係】?
相撲というと『女人禁制』が強いイメージがありますが、
そもそも巫女さんが力士を投げるのが相撲の起源だった…という話しがあります。😳
古代、祭政一致の時代は
御神託によって政りごとが行われていた。
巫女が御神託を降ろす時、
本当に神様が入ってきてるのか確認する為に力士と相撲をとって貰い
非力な女性が力士を投げ飛ばすことができれば
たしかに神がかっている状態であるとされ、
その確認をしてから
御神託を頂いたそうです。
トランス状態といっても演技かもしれないですし、
本当にチャネリングできてるか?誰もが納得する様な一目瞭然の確認方法だったのかもしれません。いわゆる「サニワ」と呼ばれる様な確認判定の一つ。
土俵が神聖な場所というのもその様な理由からで、女人禁制というのも巫女以外の女性は入ってはいけないという事だったのかもしれませんね。
二千年ほど前は、神社参拝の拍手もお相撲さんの塵手水の様な拍手だった様です。
やがて、御神託による政りは無くなり、朝廷が政りごとをする様になり
相撲は奉納相撲となり、
「神事」から観戦格闘技へと変わっていきます。
現代では、完全にスポーツ化が進み古来からの祓い清めの神聖な儀式の所作も外国人力士らに崩されつつある様で、、
二千年の時の流れを感じます😔
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