佐渡島の向かい側にある、霊峰「弥彦山」を背後に祭られる。
【創建 不明】
少なくとも飛鳥奈良時代よりは古いが、創建以前から背後の弥彦山は霊峰として神威が拝まれてきた神域。
【御祭神 天香山命】
天孫降臨とは別に、天磐船に乗り河内に降臨した物部氏の祖神であるニギハヤヒ(饒速日尊)の子。
天照大神曾孫にあたる。
彌彦神社拝殿
大鳥居
鳥居
長い参道を抜けていきます。
隋神門
弥彦山
弥彦山(634m)は越後の国で最初に朝日に輝く山で、越後の夜明けは弥彦山からと言われる。
越後の語源である「越の国」とは、朝鮮半島より、島伝いに「越えて」きたとの異聞がある。
古の昔は、佐渡島だけでなく、朝鮮半島と日本列島の間に点在する幾つかの島があったという。
(渡島✳16世紀頃まで)
上古の昔、日本の玄関口の一つであったのかもしれない。
道を挟んで向かいにひっそりと祭られている祓戸神社
うっそうとした木々のトンネルで、ちょっと入りにくい感じもするが、
是非、周囲の社も周っておきたいところ。
一の宮だけあり、ゆかりのある多くの神様や神社が合祀されてますが、
わざわざ別に祭っているのもきっと意味があるのだろう…。
(一の宮=そのエリアで一番の社格の神社のこと。)
神社前の駐車場近くにある諏訪神社
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