Ninbuのスマホで撮った花だって美しい!

サイクリング・テニス・散歩等の道すがら、公園・野原・湖畔・川辺等で見つけた美しい花をスマホで撮っています。

メタセコイアと風車

2022-01-11 | みんなの花図鑑
1月5日、テニスの後あけぼの山農業公園に立ち寄りました。
目的は落葉したメタセコイアと風車を見るためでしたが、蝋梅や水仙にも出会えました。今考えてみると翌6日には雪が積もり、一面銀世界の中でのメタセコイアに出会えたのに・・残念。

<メタセコイア(スギ科メタセコイア属)>
メタセコイアは大昔に絶滅した化石植物と思われていましたが、1946年に中国奥地で発見され「生きた化石」として有名になりました。円錐形の整った樹形が美しく、秋、針葉樹では珍しく美しく紅葉し、側枝ごと落葉します。



<あけぼの山農業公園のシンボル 風車>
風車前広場には四季折々の花々が植えられていて、特に春のチューリップが有名です。この風車については情報が乏しく、建設の経緯・大きさ等はまったくわかりません。



<ロウバイ(蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属>
中国原産の落葉低木で、花の少ない真冬に花を咲かせます。名前は中国名「臘梅(ラーメイ)」を日本語読みしたものです。雪中四友(せっちゅうしゆう)と呼ばれる雪の中で咲く 4 つの花のひとつです。



透き通るような質感と鈍い光沢のある、ロウ細工みたいな花びらと水仙に似た芳香が特徴的です。日本には江戸時代に入ってきて、庭木や生け花として親しまれています。



<ソシンロウバイ(素心蝋梅) ロウバイ科ロウバイ属>
ソシンロウバイは、ロウバイの変種です。ロウバイは内側の花被片が濃い紫色になりますが、ソシンロウバイは花被片全体が黄色くなります。



基本種のロウバイよりは花期が早く、園芸種だけに形も大きくて美しいと言えます。茎にはスポンジ状の白い芯があり、これが「素心」の名前の由来です。



<ニホンスイセン「日本水仙(ナルキッソス)」ヒガンバナ科ナルキッソス属>
スイセンの仲間はおよそ30種の野生種があり、スペイン、ポルトガルから北アフリカなど地中海沿岸に分布します。 単に「スイセン」というと、古来より日本で野生化しているニホンズイセンを指すことが多かったようです。



スイセン(水仙)の名前の由来は、古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだといいます。 この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン(水仙)」と呼ばれました。