本日は「スポーツの日」という祝日に因んで、久々のスポーツネタです。今回の内容は2022年2月に投稿したものに、最新の情報を加えて修正、加筆したリメイク版です。
私は週1回の卓球と週4回のテニスが生涯スポーツになっています。スポーツは、健康に良いと信じて長年継続しています。
実際、私は過去5年の間に病気を罹ったのは、4年前のインフルエンザと昨年7月の新型コロナ【3回目のワクチン接種をした翌月に罹患しました(;_:)】の2回のみで、それ以外は風邪すら罹ったことがありません。
スポーツは、健康に長生きするための秘訣です。様々な研究によって、定期的な運動と健康、長寿の関係が確かめられています。スポーツ基本法にも、スポーツについて「健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠である」と記されています。
<テニス>
たくさんあるスポーツの中で、最も長生きに関係がある種目はいったい何でしょうか。最近の研究によれば、その有力な候補だと考えられるのがテニスだそうです。
(以下は2022年2月15日朝日新聞朝刊 beからの抜粋です)
テニスと健康寿命の関係を示す興味深いデータがある。
デンマークと米国の研究チームは、20代から90代の男女計8577人について、1991年から2017年まで25年にわたって追跡調査し、結果を2018年に発表した。
<テニス>
研究チームは、スポーツをする習慣がない人と、テニスやサッカーなど8種のスポーツをする人を比べた。25年の調査期間に4448人が亡くなった。年齢や性別、喫煙の影響などの補正をかけても、スポーツをする人はみな平均余命が長かった。
<ゴルフ>
最も長かった種目はテニスで9.7年だ。次いでバドミントンの6.2年、サッカー4.7年、サイクリング3.7年、スイミング3.4年、ジョギング3.2年、体操3.1年。ジムでのエクササイズは1.5年だった。
<バドミントン>
なぜテニスをしている人は長生きなのか。はっきりした理由はわからないが、研究チームはスポーツにともなう「社会的相互作用」が重要なのではないか、と指摘している。
<テニス>
テニスは一人ではできないスポーツだ。テニス仲間と会話し、社会的なつながりを持つことが肉体的、精神的によい効果をもたらす可能性がある。
<サイクリング>
また、テニスやバドミントンはプロ選手であれば運動量は多いが、ダブルスだと、プレーヤーがコートを走り回ることが比較的少なく、体への負担がそれほど大きくないため、高齢者でも参加できる。
<サッカー>
日本テニス協会医事委員長で、国際テニス連盟の医事委員を務める医師、別府諸兄(もろえ)さんは「激しいジョギングをする人と、運動しない人は統計的には死亡率が一緒だった。テニスのダブルスのように、中程度の運動のほうが長生きにつながる可能性があります」と言う。
<卓球>
別府さんたちは、日本人も調べている。都内の60~80代のテニス愛好家と、運動習慣のない人それぞれ40人ずつについて、骨格筋や下肢の筋肉を比べてみた。
<グランドゴルフ>
研究参加者のひざの関節を90度に固定した状態で、ひざを伸ばす筋力を測定したり、超音波で筋肉の量を調べたりした。
<テニス>
すると、週に2、3回テニスをする人たちは、運動習慣のない人に比べて筋肉の質が高く、筋量が多いことがわかった。
以上が朝日新聞記事からの抜粋でした。
厚生労働省の集計によると、2022年の日本人の平均寿命は女性が87歳、男性が81歳。私がテニスのプラス寿命を加えると、計算上はあと6年 + 9年の15年、妻があと12年の寿命があることになります。
<日本人の平均寿命(2018-2022)>
統計理論上は少なくともあと12年は夫婦2人で過ごす計算になります。ただ、心身ともに健康で過ごせることが前提で、病気や怪我で長期に入院したり、認知症になってまで生き永らえたくはありません。
この12年を2人にとって、心身ともに健康で楽しく充実したものにしたいと願っています。
私たち夫婦が理想とするのは、マイペースの暮らし-夫婦二人のマイペース、自分なりのマイペース、そして妻なりのマイペースです。
”心・身”の健康維持のため、私は従来通りテニスや卓球を、妻は友人と散歩や映画観賞・ショッピングを楽しむ日々を過ごしたいものです。
夫婦とも″心・身″が健康であれば、朝の気分次第で、家にいるのもよし、外出するのもよし。思い立ったその日が最良の旅行日和で、日帰りの旅も、名所を巡る一週間の旅も自由自在です。
時には夫婦揃っての散歩で、四季折々の移ろいを感じながらの、街のそぞろ歩きも楽しく、心身の健康にもよいかもしれません。
2人で過ごせる12年間を、そのような充実した生き方に少しでも近づけるよう、一日一日を大切に過ごそうと思います。