天皇陛下による習近平中国国家副主席のご引見に関し、首相官邸に対して以下の通り送信いたしました。
昨日、多くの反発の声がある中で、政府によって天皇陛下による習近平副主席のご引見が強行されました。このような横暴は、断じて是認できず、厳重に抗議申し上げます。その上で、以下の総理のご発言について、国民に対して説明いただきたく存じます。
1「1カ月を数日間切れば、もう杓子定規でダメだというようなことで、果たしてそれが本当にたとえば諸外国との国際的な親善の意味で、正しいことなのか」発言
・今回の件は報道等によれば「数日間」どころではない。そのことについて如何。
・中国の国家副主席のご引見については、「ルール」は守らなくてよいとも解せるが、「ルール」を守るべき場合の国家や役職、そうでない場合のそれらというものを判断する政府としての基準は何か。
・上記について仮に基準がないとすれば、今後「ルール」を守れば、その国と中国の間に差をつけてしまい、再び「あの時は政治利用であった」という批判が再燃しかねない。一方、そういった批判を避けようとすれば、「ルール」を無視し、陛下のご負担を増やす可能性がある。故に、鳩山内閣への批判回避と陛下のご不例への配慮がトレードオフとなり得るが、いずれを優先させるのか。
2「小沢幹事長の発言もありますが…よしとしたい」発言
・小沢氏は、今回のご引見を「国事行為」とされた。しかし、天皇の外国賓客との面会は、憲法7条の「国事行為」に入るとは到底思えない。通説によれば、それは「公的行為」であり、また政府も「外国要人、在京外国大使などのためのご引見」を「国事行為」とはしていない[http://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/01/activity01.html]。
これは鳩山内閣として、憲法解釈を変更したと捉えて良いのか。
・小沢氏は、今回の件に関して「天皇の政治利用」という指摘は否定された。一方で、「陛下はご自身に聞いてみたら『それは手違いで遅れたかもしれないけれども会いましょう』と、必ずそうおっしゃると思うよ。わかった?」と発言された。この発言からは、鳩山内閣は陛下のお気持ちを勝手に忖度し、今回の件に対する批判の声を抑えようとしたと捉えられても不思議ではなく、これこそが「天皇の政治利用」といっても過言ではないが、如何。
1「1カ月を数日間切れば、もう杓子定規でダメだというようなことで、果たしてそれが本当にたとえば諸外国との国際的な親善の意味で、正しいことなのか」発言
・今回の件は報道等によれば「数日間」どころではない。そのことについて如何。
・中国の国家副主席のご引見については、「ルール」は守らなくてよいとも解せるが、「ルール」を守るべき場合の国家や役職、そうでない場合のそれらというものを判断する政府としての基準は何か。
・上記について仮に基準がないとすれば、今後「ルール」を守れば、その国と中国の間に差をつけてしまい、再び「あの時は政治利用であった」という批判が再燃しかねない。一方、そういった批判を避けようとすれば、「ルール」を無視し、陛下のご負担を増やす可能性がある。故に、鳩山内閣への批判回避と陛下のご不例への配慮がトレードオフとなり得るが、いずれを優先させるのか。
2「小沢幹事長の発言もありますが…よしとしたい」発言
・小沢氏は、今回のご引見を「国事行為」とされた。しかし、天皇の外国賓客との面会は、憲法7条の「国事行為」に入るとは到底思えない。通説によれば、それは「公的行為」であり、また政府も「外国要人、在京外国大使などのためのご引見」を「国事行為」とはしていない[http://www.kunaicho.go.jp/activity/activity/01/activity01.html]。
これは鳩山内閣として、憲法解釈を変更したと捉えて良いのか。
・小沢氏は、今回の件に関して「天皇の政治利用」という指摘は否定された。一方で、「陛下はご自身に聞いてみたら『それは手違いで遅れたかもしれないけれども会いましょう』と、必ずそうおっしゃると思うよ。わかった?」と発言された。この発言からは、鳩山内閣は陛下のお気持ちを勝手に忖度し、今回の件に対する批判の声を抑えようとしたと捉えられても不思議ではなく、これこそが「天皇の政治利用」といっても過言ではないが、如何。