西の原えみ子議員の質問で前進答弁

2018年12月18日 20時35分12秒 | 日記

 足立区議会第4回定例会で、日本共産党足立区議団西の原えみ子議員が12月5日に一般質問を行いました。高齢者への福祉施策の充実、介護保険の保険料・利用料の軽減を求めました。また地域の防災まちづくりの質問を行いましたので、質問と答弁の一部を抜粋してお知らせします。

一刻も早く介護保険の負担軽減を

【問】利用料に一割負担、二割負担に加え、三割負担が導入され、「これまで通り使えない」と負担増に苦しむ区民の声が届いている。わが党は負担軽減を求め続け、区は「検討していく。他の自治体の状況と財源の問題もあるため、出来るだけ早く検討していく」と答弁しているが、全く実現の見通しが見えない。23区で過半数の12区が軽減施策を行っており、早急に具体化して実施すべきだがどうか。

【福祉】他区の実施状況や対象者が多い実情を実情を勘案し検討しているが、多額の財源投入を要することから結論が出ていない。早急に実施可否を判断していく。

特別養護老人ホームの増設を

【問】介護保険導入後13年間でベッド数は1千420床増えたが、特養に入れない高齢者はそれをはるかに上回る規模で増え続け、2018年10月時点で2千425人もいる。区は特養を合計318床増やすと言っているが、優先順位が高いAランク1千135人の高齢者すら完全に入れない状況であり、300床の増設では足りない。さらに増やすべきだがどうか。

【福祉】第7期介護保険事業計画に基づき、整備を行っており、制度改正の動向や入所希望者の動向を勘案しつつ検討していく。
 他に、左記の質問も行いました。
・認知症対策
・地域密着型サービスの報酬単価の引き上げや区独自の補助を
・訪問介護生活援助の多数回利用届出義務化の撤回
・看取り期まで対応する住まいについて
・紙おむつの助成拡大
・介護予防・日常生活支援総合事業の介護報酬引き下げやめるべき
・介護サービス適正化について

災害時に深井戸の水を活用せよ!

【問】断水が長引いた時に復旧するまでの間の限定的な防災対策として、深井戸の水を飲み水にするために水質検査と浄水装置の保有を行うべきだがどうか。
 また、移動型浄水装置の増設計画を作るべきだがどうか。

【危機管理】千住龍田町防災ひろばの深井戸は、2018年5月に検査を行い、水道法の水質基準に適合するとの結果を得た。震災直後は井戸水が濁ることもあり、地域の皆さんにも、災害時に飲料水として使用できるとは限らないことをご理解いただいたうえで、管理を行っていく。
 また、浄水器は主にプールの水を飲料水として使用するため、現在123台備蓄しており、充足しているものと認識しているが、深井戸設置に合わせて増設を検討していく。
 他に左記の質問も行いました。
・本木東小跡地を防災のための場所に
・水害時の垂直避難についてなど

引き続き要求実現のためがんばります!