穀田氏が草野候補応援
![]() (写真)草野知事候補を応援する穀田衆院議員(右)=23日、福島県郡山市 |
原発事故汚染水の海洋放出を容認する現県政の転換が最大争点の福島県知事選(30日投票)で、海洋放出中止を訴える「みんなで新しい県政をつくる会」の草野よしあき候補の勝利をめざして23日、日本共産党の穀田恵二衆院議員は郡山市の街頭で訴えました。
緑の党グリーンズジャパン地域代表協議会委員の蛇石郁子氏、日本共産党の神山悦子県議が応援演説をしました。
草野候補は「内堀雅雄県政は県民の声を聞こうとせず、海洋放出容認の姿勢だ。私への一票でストップを」と力説。住民合意のない県立高校統廃合の凍結、見直しをはじめ、教育予算の抜本的増額で教員を増やし、子どもたちにゆきとどいた教育を実現すると訴えました。
穀田氏は、内堀知事が海洋放出に関しマスコミアンケート調査で賛否を言わず「どちらでもない」などと“回答”していると指摘。「争点についてだんまりをきめこんで、逃げようとしている。逃げの一手でどうして県知事が務まるのか」と批判し、大きな拍手が起こりました。
「岸田政権の原発回帰に抗議も反対の意思も示さない県政でいいのか。原発ゼロ、いのちと暮らし優先の新しい県政、福島の未来をつくろう」と呼びかけました。
演説を聞いた女性(80)は「県民のほとんどが(海洋放出に)反対なのに、それを代弁しない知事は県民の代表とは言えない」と話していました。
先の足立区議会で、災害オウム調査特別委員会で質疑されていた原発に関する陳情の3つが否決されました。本会議で反対討論を行いました。