甲斐バンドのデビューアルバム
【らいむらいと】のレコーディングでは
変則的な3人プロデューサー制や
レコーディング作業自体に
甲斐さんご自身やメンバーが
どう関わったらいいのか判らなかったようだ
結成したばかりのバンドで激しい練習は重ねていても
『九州最後のスーパースター』というフレーズに
込められた期待が大きくのしかかり
スタジオに入れ代わり立ち代わりお偉いさん達が顔を出す度に
緊張したり集中が途切れたり…(汗)
最初の2日間は1曲も録れず
悔しさを噛みしめながら帰った道は
今でも避けて通ったり、目をそらしたりしているという
事実上のデビューアルバム(爆)【英雄と悪漢】は
甲斐さんだけでなくメンバーの作品も収録され
甲斐バンドのカラーを明確にしたいという
甲斐さんの主張が通ったアルバムだと思います
当時のインタビュー記事によると
甲斐さんいわく…
まだまだこれからですよ
上手いバンドじゃないから(笑)
ただ、人が使わない音を使っているっていう自信はあります
リズムに流されている曲は嫌いだし
日本人の血が流れた音楽を作らなくてはと考えてます
…この頃からもう『日本語でロックをやりたい』と
思っておられたんでしょうね
また別の資料で、甲斐さんいわく…
【狂った夜】の間奏のバックイメージに使われている
笑い声や話し声などを吹き込む時
メンバーの他に2、3人の野次馬がいたんだけど
最も張り切ったのは僕でも長岡でもなく
兼松プロデューサーで(笑)
己の立場も忘れ(爆)ジョークを連発し
『俺の合図でみんな笑え!』と右手を振り下ろす彼に
ただただ圧倒され続けた(苦笑)
卓越し洗練されたワイ談に
笑い転げながらスタジオの床を叩く(笑)
唾を撒き散らすように喋りたてる(笑)
誰かが大声で卑猥な4文字を叫ぶ(爆)
何か喚きながらスタジオの中を走りまわる(笑)など
まさに狂気の姿だった(爆)
でも、おかげでレコーディング中ずっと
アップな気分でいられたという(笑)
このレコーディングに入る前の甲斐さんは
甲斐バンドらしさを打ち出そうとしてもなかなか曲が出来ず
1年近くレコーディングから遠ざかっていて調子が出なかった上に
レコーディング直前に録ったデモテープの出来が悪くて(汗)
色んな思いが頭の中をグルグルと回り
精神的にダウン状態で重苦しい気分だったという
【英雄と悪漢】のライナーノーツの最後に
ハードスケジュールの毎日
少ない貴重な時間の中で
恨み、つらみ、ののしりとバカ笑いとワイ談で明け暮れた
今回のレコーディング
30才の峠を越したにも関わらず(爆)
スタジオでヌンチャクを振りまわし、奇声を発し
卑猥な言葉を連発し
タレントよりもタレントらしく振る舞った兼松光氏…
と書かれています(笑)
余談ですが…
甲斐さんが【喫茶店で聞いた会話】をカバーされ
間奏の会話部分を録音する時
もしかしたら
兼松さんのことを思い出されたかも知れませんね(笑)
さらに余談ですが…
床を叩いたり、4文字を叫んだりしたのは
それぞれどなたの『狂気の姿』だったんでしょうねぇ(爆)
【らいむらいと】のレコーディングでは
変則的な3人プロデューサー制や
レコーディング作業自体に
甲斐さんご自身やメンバーが
どう関わったらいいのか判らなかったようだ
結成したばかりのバンドで激しい練習は重ねていても
『九州最後のスーパースター』というフレーズに
込められた期待が大きくのしかかり
スタジオに入れ代わり立ち代わりお偉いさん達が顔を出す度に
緊張したり集中が途切れたり…(汗)
最初の2日間は1曲も録れず
悔しさを噛みしめながら帰った道は
今でも避けて通ったり、目をそらしたりしているという
事実上のデビューアルバム(爆)【英雄と悪漢】は
甲斐さんだけでなくメンバーの作品も収録され
甲斐バンドのカラーを明確にしたいという
甲斐さんの主張が通ったアルバムだと思います
当時のインタビュー記事によると
甲斐さんいわく…
まだまだこれからですよ
上手いバンドじゃないから(笑)
ただ、人が使わない音を使っているっていう自信はあります
リズムに流されている曲は嫌いだし
日本人の血が流れた音楽を作らなくてはと考えてます
…この頃からもう『日本語でロックをやりたい』と
思っておられたんでしょうね
また別の資料で、甲斐さんいわく…
【狂った夜】の間奏のバックイメージに使われている
笑い声や話し声などを吹き込む時
メンバーの他に2、3人の野次馬がいたんだけど
最も張り切ったのは僕でも長岡でもなく
兼松プロデューサーで(笑)
己の立場も忘れ(爆)ジョークを連発し
『俺の合図でみんな笑え!』と右手を振り下ろす彼に
ただただ圧倒され続けた(苦笑)
卓越し洗練されたワイ談に
笑い転げながらスタジオの床を叩く(笑)
唾を撒き散らすように喋りたてる(笑)
誰かが大声で卑猥な4文字を叫ぶ(爆)
何か喚きながらスタジオの中を走りまわる(笑)など
まさに狂気の姿だった(爆)
でも、おかげでレコーディング中ずっと
アップな気分でいられたという(笑)
このレコーディングに入る前の甲斐さんは
甲斐バンドらしさを打ち出そうとしてもなかなか曲が出来ず
1年近くレコーディングから遠ざかっていて調子が出なかった上に
レコーディング直前に録ったデモテープの出来が悪くて(汗)
色んな思いが頭の中をグルグルと回り
精神的にダウン状態で重苦しい気分だったという
【英雄と悪漢】のライナーノーツの最後に
ハードスケジュールの毎日
少ない貴重な時間の中で
恨み、つらみ、ののしりとバカ笑いとワイ談で明け暮れた
今回のレコーディング
30才の峠を越したにも関わらず(爆)
スタジオでヌンチャクを振りまわし、奇声を発し
卑猥な言葉を連発し
タレントよりもタレントらしく振る舞った兼松光氏…
と書かれています(笑)
余談ですが…
甲斐さんが【喫茶店で聞いた会話】をカバーされ
間奏の会話部分を録音する時
もしかしたら
兼松さんのことを思い出されたかも知れませんね(笑)
さらに余談ですが…
床を叩いたり、4文字を叫んだりしたのは
それぞれどなたの『狂気の姿』だったんでしょうねぇ(爆)