ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

レコーディングその3

2013-08-03 08:42:01 | 日記
甲斐さんはレコーディングの時に
初めて歌詞を通しで歌うことが多いそうだ

ほとんどの曲がスタジオに入ってから完成するんだから
当然と言えば当然ですけど…(笑)

【ガラスの動物園】の時には
曲が出来るのを待っていたメンバーやスタッフが
傘とマイクカバーで野球を始めたら

いつの間にか甲斐さんも野球に参加していた(爆)という話もありましたよね(笑)

それはさておき…
甲斐さんは、大森さんの【25時の追跡】を聴いて、その場で歌詞を書いたとか

【カーテン】なんてスタジオに入って、5分で出来た(爆)
とおっしゃってたらしい(笑)

そうやって完成した曲を歌う時に
甲斐さんが歌詞通りに歌わないこともよくあったようで

【冷たい愛情】の『誓ったふたりの愛は…』が
『ふたりのあの愛は…』になったり

【破れた…】の『お前と行きたい』は
元々『ふたりで行きたい』という歌詞だったとか…

甲斐さんいわく…

自分で作った歌だから
どう歌おうと良いんだけど(笑)

いざ歌おうという時
歌詞カードと違う言葉で歌うことが多い

でも、そう歌いたくなるんだから、しようがないもんね(笑)

初めて通しで聴いてメンバーの皆さんは…

【荒馬】のように全員が好きだと思う歌詞もあれば

【マリーへの伝言】みたいに
爆笑されたこともあったらしい(笑)

【ティーンエイジ・ラスト】の
『家族とか未来は重荷かい?』という歌詞は
全員が両手を上げて賛成されたとか…(爆)

またその一方で…

【HERO】の中の
『痩せっぽちの俺たちが見えるだろう』という歌詞や

【破れた…】の
『生きることを素晴らしいと思いたい』というフレーズは

その曲の最大のメッセージであり
『これを言いたかったんだよね』という
絶対にハズせない部分もあるようだ

甲斐さんいわく…
その前後の歌詞は前菜・後菜?でしかない(笑)

歌っていうのはホントに言いたいところ
実際2行くらいしかない

これを歌いたいがために
膨大な作業をしてるみたいなところがあって

ま、アホだね(爆)
ホント、こんなことやってる人は…

そのアホさ加減がまた
たまらなかったりするんだけど(笑)

甲斐さんは『自分は臆病だから
進歩が見えないと落ち着かない』という

レコーディングに入る時にいつもこわごわ始めるのは
臆病な部分があるからだと…

だから、アルバムを作りながら
自分自身に進歩することを課すんだそうだ

甲斐さんによると…

甲斐バンドのアルバムは
1枚ごとに自分たちの節目をつけてきたようなものだそうだ

プロデュースもアレンジも全て自分たちで
きっちり落とし前をつけて来なくちゃいけなかったから

アルバムを最初から順に聴いていくと
バンドの教本みたいになってるらしい(笑)

メンバーの楽器歴が3ヶ月だった初級(笑)から
だんだんアレンジも手がこんで来ていて

一生懸命やっても上手くなれないという少年たちに
希望を与えるんじゃない?(笑)とおっしゃってます

甲斐さんが初めてソロアルバムを出そうと思われたのも

バンドをひとまわり大きくしたい
という気持ちからだったようだし

身近な目標を決めて
小さな達成感を積み重ねることが自信に繋がる
とおっしゃってましたよね

…って、これはボクの年頭の誓いにした言葉でした…ヤバイ!(汗)


余談ですが…奥さんによると

以前に甲斐さんが

甲斐バンドの曲には
譜面に載っていない独特のルーズな音があるから

譜面通りにコピーしても
オリジナルと同じ音にはならない(笑)

その代わり、コピーしたバンドが
曲をアレンジしたみたいに聞こえる(爆)

と話されたことがあったらしい(笑)
コメント
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