ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ナイス ダディ

2016-12-11 08:52:04 | 日記
甲斐さんが「いつの間にか女優の父」になられた記念に(笑)
「おやじのせなか」を久しぶりにご紹介します♪

まずは、甲斐さんと同じ福岡出身の絵本作家・内田麟太郎さん
お父様はプロレタリア詩人の内田博さんで

麟太郎さんも19歳の時から看板職人をなさるかたわら
詩を書かれていたそうだけど
初めて詩集を出された際に、ある方が「天才だ」と絶賛されたことに対し
博さんは「お前は俺の子だから、天才じゃないぞ」とおっしゃったらしい

麟太郎さんは「スランプに陥った時
自分を天才だと思っている人は辞めてしまう
下手でも好きなことをやりたいと思っている人は
粘ってやり続けることで、壁を越えられると伝えたかったんだろう」
…と受け取られたみたいですが

以前に「ホンマでっかTV」でも
親の跡を継ぎたいという子供には、苦労話を聞かせるよりも
その仕事の楽しさを教える方が長続きする…との説が披露されてたし

甲斐さんも「どれだけ好きになれるかも才能なんだよ」とおっしゃってましたよね?

36歳の時に怪我をなさってから絵本の文を書き始められたので
博さんは麟太郎さんの最初の絵本をご覧にならないまま他界されたそうで

「[麟太郎が賞を貰った本ですばい]って
自慢して歩いたんじゃないかと思うと、泣いちゃうね」と麟太郎さん
お父様に見て頂きたかった気持ちが伝わって来る言葉ですね

続いて…阿部寛さんのお父様は、重機製造のエンジニアで
特にご趣味はない方だそうだけど
日曜日には、阿部さん達ご兄弟と釣りやプールに付き添って下さったらしい

ただ「釣りなどしたことのなかった人なので
竿を振った勢いで消防ブロックの上から海に落っこちちゃった(笑)
たき火をして、寒そうに服を乾かしている姿は
今、思い出しても可哀想になります」と阿部さん

お父様の影響で、大学で理系の電気工学を学んでおられたものの
俳優という仕事を選ばれた時には「子供は3人いるから
1人くらい別の道に行ってもいい」とおっしゃったんだとか…

お母様が入院なさった際に
阿部さんが「母さんのこと愛してるの?」とお訊ねになったら
「愛してる」とお答えになったらしく

「セリフでも気軽に使えない」お父様のお返事に夫婦の絆を感じられたそうで
今でも「この[愛してる]は超えられませんね」と…

役者さん繋がりで、もうお一方、高橋克実さんのお父様は
大学時代に、お兄様の戦死の知らせが届き
大学を中退なさって、ご実家の日用雑貨店を継がれたそうだけど
お兄様は無事に帰って来られ、ご兄弟でお店を切り盛りされていたらしい

「教員志望だったせいか、文字をきれいに書くことに、こだわりがあり
書き初めは、おやじが納得するまで
寒い廊下で何度も書き直しをさせられた」と高橋さん

「お袋とのお見合いで、映画を観に行くことになった時
髪の毛の寂しさをごまかすために、墨汁を頭に塗って出かけたら(笑)

映画館の外に出た途端、雨に降られて顔中が真っ黒に…(笑)」
書き初めにそれほど厳しい方が、頭に墨汁って…(笑)

「お袋に[おやじと結婚したから
俺も髪の毛で苦労するんだよ]と文句を言ったら
[結婚してなければ、あんたは生まれてないよ]と怒られました(笑)」と
ご両親を偲んでおられました

余談ですが…ホテル・テトラグループは、大津市や北九州市などのホテルで
頭髪の薄いお客様は宿泊料が安くなるというサービスを導入しているらしい(笑)

これは、清掃職員の方から「排水溝の髪の掃除が大変」という声が上がり
グループ社長が「自分のように髪のないお客さんだと
掃除が楽なんだな」と導入を決められたそうです(笑)

割引の対象になるかどうかは、職員の方が判断されるみたいだけど
利用者の方は、対象になりたいのかどうか?ビミョーなんじゃないかと…(苦笑)

それはさておき…同じく役者さんのお父様ながら
ちょっとユニークな光石研さんのお父様は

新日鉄にお勤めでいらしたそうですが
「関東への転勤話が出ると、さっさと退職し
国鉄駅前の商店街に喫茶店をオープン
さらに5年ほど経って貿易商を始めたようですけど
実態は分かりません(笑)」と光石さん

「映画のオーディションを受けて合格した時は素直に喜んでくれました
とにかく普通と違うことが好きな人なんで…(笑)

その後、家にかかって来る仕事の電話応対をして
[来週なら受けられるよ]なんて、すっかりマネージャー気取り(笑)

舞台に招待しても、作品そっちのけで
共演した役者さんのサインを欲しがって、少し困ることも…(笑)

60歳過ぎて突然、庭に窯を作って陶芸を始めたり
最近、習い始めたハングルが入力できず
[韓国の友達のフェイスブックに書き込めんから」と
新しいタブレット端末をせがんだり
スキーもゴルフも、好きなことを好きなだけやる自由な82歳です(笑)

色んな役をやったけど、おやじは役作りの参考になりません
奔放過ぎるから(笑)」…と、話されてますが
80歳を超えて、これだけお元気で、趣味を楽しんでおられるって
是非、あやかりたいです!(笑)
コメント
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