さて、奥さんからは、無事に「パネル展を堪能した」
…つまり「パネルプレゼント抽選券を入手した」(笑)…との連絡がありましたが
「爆買い」ではなく、2枚にとどめたそうです(笑)…って、それでも2枚買ったんかい!?(笑)
ただ、その抽選券は、箱の中に手を差し入れて
クジ引きよろしく、自分で任意に選ぶ形だったらしいんだけど
小さな紙片が、箱の底にまばらに横たわっているので
「掴みにくいこと、この上ない(笑)」と奥さん
しかも、ようやく選び取った2枚の抽選番号の数字の大きさから察するに
当選倍率は10倍以上で「全く当たる気がしない(笑)」
…って、まあ、甲斐さんのラジオ番組の公録で入場順を決める際に
100人でクジ引きをして、見事98番を引き当てた人ですからねぇ…(笑)
そうそう!その「FLASH BACK」の各ツアー会場での購入特典であるポストカードは
メガジャケやステッカーと同様に、アルバムジャケットと同じ絵柄かと思いきや
パネル展に展示されている写真…「ニューヨークの冷たい壁の前に座って(笑)」おられる甲斐さん…
だったため「会場によって違う写真なのかなあ?」って、まさかそれも買うつもり!?(笑)
…と訊いたら、この写真は、10枚のパネルの中で「2番目に欲しいヤツ」だから
「1番欲しいヤツ」がポストカードになっていたら、その時に考えると…(笑)
イヤ、買う気ありますやん!(笑)…っていうか「1番欲しいヤツ」って、どれ?(笑)
…ということで、ネタバレ予防のための前置きが長くなりましたが(笑)
「FLASH BACK」と共に、ツアーグッズのTシャツ&マフラータオルを購入したり
甲斐友さん達に「ポップコーンをほおばって」を配ったり…って
甲斐バンドのクリスマスディナーショーの時、皆さんに差し上げた「虜」のお返しにと
スイーツやタオル、それにタワレコ新宿店の
「甲斐さんのサイン&メッセージ入り」レシートをラミネート加工した「しおり」
「甲斐ワイナリー」のコルク等々を戴いたりして「恐縮ですっ!」状態になったり
予め精算を済ませたり、マスク着用のせいで、やたらメガネが曇るので
コンタクトを装着したり…と、バタバタしている内に
いつの間にか、照明スタッフの方が「やぐら」にスタンバイなさっていて
SEには何の曲が選ばれていたのかも判らないまま、開演5分前となり
「マスク着用」の御触れが出て、安定の?(笑)甲斐時間のあと
2CELLOSの「始まるぜ!SE」が流れ始めて
観客の期待と高ぶりを示すかの如く、大きな手拍子が起こる中
上手側ステージ奥のカーテンが開き、甲斐さんご登場♪
ステージ中央に置かれたストゥールに向かわれる途中で
出席を取って戴いた(と主張(笑))そうです(笑)
鈴木健太さん、木村将之さんとお三方でのオープニング曲は「ノーベンバー・レイン」
てっきり「FLASH BACK」の収録曲から始まると思っていた奥さん
ちょっと意表を突かれたものの「イイねぇ!でも、今は5月だけどね(笑)」とツッコミつつ
ソファーの上でリズムを取っていると、すぐ目の前…
ステージと最前列テーブルの間の通路の下手側端…に
甲斐報用のスチール写真撮影中とおぼしき女性カメラマンの方が現れ、ちょっとビックリ(苦笑)
ともあれ…1コーラス目は待機なさっていた木村さんがボウイングを始められると
「やっぱり、ベース近くの席にして良かった~!」と実感(笑)
もっとも、2ndステージは、迷うことなく上手側最前列の席を選んだ訳ですが(笑)
甲斐さんのお姿の陰に隠れて、木村さんのお顔はほとんど見えなかったらしい(苦笑)
その代わり、鈴木さんとは何度か目が合った(と主張(笑))みたいだけど…(笑)
曲が終わって、観客の盛大な拍手に、甲斐さんが「サンキュー!」とお応えになっている時に
山田拓斗さんがステージに出て来られて、早くも「甲斐よしひろバンド」全員集合(笑)
奥さんは、甲斐さんが、甲斐バンドでのビルボツアーの際に
「(メンバーの)人数が多いと楽だなあ(笑)」とおっしゃっていたことを思い出したそうで
「アレで味を占めちゃった?(笑)でも、もう健太くんと2人ではやらないのかな?」
…などと考えていると、続けて2曲目の「スウィート・スムース・ステイトメント」が始まり
「私のオープニング予想曲じゃん!」…って
鈴木さんのアコギをバックに、しっとり歌われる甲斐さんを想像していたトコへ
このフルメンバーでの演奏で、少し驚きながらも
あの浜松の砂丘で撮影されたというPV映像を思い浮かべていたんだとか…
ここで甲斐さんが「こん、にちわ~!」と錦鯉・長谷川さんよろしく(笑)
両腕を前方に突き出されて元気よくご挨拶(笑)
ただ、奥さんは「ナンかビミョーに発音が違うような気がする(笑)」とクスクス(笑)
でも、2年連続で甲斐バンドでのビルボツアーになったのは
あくまでも、1年延期された横浜赤レンガ倉庫ライブのためだったと説明なさって
やっと本来のスタイルに戻ったことが嬉しくて仕方がないといったご様子に
「うん!うん!」と大きく頷いたようです(笑)
「大阪」と言えば…阪神ネタか、府知事ネタ…って訳じゃないんでしょうけど(笑)
この日は後者で「吉村知事どうですか?」とザックリとした質問(笑)
「どう?って言われても…」みたいな空気の中、東京都知事は何もしないのがスゴイ!(笑)
そのぶん都民がしっかりしているとおっしゃったらしい(笑)
そうそう!2ndステージでは「吉村知事どう?」のあと「僕は好きですけどね(笑)」と甲斐さん
奥さんが、心の中で「見識を疑われますよ~!」と叫んだのが聞こえたのか?(笑)
すぐに「ウソです!(笑)」と全力否定…って、コロナ禍が始まったばかりの頃は
ずいぶんと、あの「大阪スタイル」を褒めていらっしゃいましたよね?(笑)
そして…「さすが初日1st!」と言うべきか?
「あっ!俺、2曲目、立つんだった!ナンか、楽だなあと思って…(笑)」とか
「2曲、上手く行ったねぇ!上手く行ったじゃん!って…(笑)
今日、来れた人はラッキーですね(笑)でも、こっからなんですよ!こっから!
上手く行ったと思ったら、油断が生まれるんで…(笑)油断しやすい性格なんで…(笑)」
…と笑って話されていたものの、2ndステージでも、3曲目に入られる前に
「はあ…やるのか…」と、かなり身構えておられる感じがしたらしく
奥さんには、何か難度がものすごく高い演奏が控えているんだろうな
…っていうことしか判らなかったみたいですが(苦笑)
その、しばしのタメのあとに始まったのは「夜のスワニー」!?
確かに「甲斐バンドの曲もやります!」とおっしゃっていたとはいえ
それは「FLASH BACK」の「COVERS SIDE」に収録されている曲だとばかり思っていた奥さん
「えっ!?えっ!?ウソ!嬉しい!」と舞い上がりまくり(笑)
特に、甲斐さんの「A-ha」は絶品だそうです(笑)
でも、ボクが「考えてみれば、こうした小編成にピッタリな曲だよね」と言うと
「チッチッチッチッ!」と舌を鳴らされました(苦笑)
ナンか、転調するトコで、甲斐さんも傍らに用意されていたアコギを手になさって
演奏に参加されたりするらしく「そんな小じんまりとした感じじゃないんだよ」とのことでした(笑)
ちなみに…奥さんは、駅で甲斐さんのご到着を待っていた時
もう、甲斐さんがリハーサルをなさるヒマもないくらいの時間になっても、おみえにならないので
いつも、ツアーの初日に甲斐さんが口にされる「原石」が
「今日は、すっごくデカイまま、投げつけられそうだね(笑)」などと言っていたんだとか…(苦笑)
それはさておき…4曲目は、チラッと予想していた「カオス」
甲斐さんは、ウクライナ情勢に心を痛めていらしたし
その思いは「レッド・スター」のライブ映像をアップなさることで表現されてはいましたけど
「外は幻覚じゃない憎しみで窒息しそうだが」とか「僕らはどんどん堕ちて行ってる」とか
「この酷い世界に伝えるべき愛も忘れてしまいそう」といった歌詞が
リリース当時よりもリアルに突き刺さって来ますよね?(汗)
そして、5曲目に「かけがえのないもの」が来て、奥さんは嬉しい悲鳴連発!(笑)
イヤ、もし「FLASH BACK」がリリースされずに
甲斐さんのソロ35周年という「くくり」だけだったなら
当然、セトリ予想に入る曲だと思われますが
甲斐さんご自身も、2ndステージで歌い終えられたあとに
「ヒット曲じゃなくても、アルバムの中の曲でも、良い曲はある」とおっしゃったそうです
更に、奥さん待望の「嵐の明日」…ドラマ「並木家の人々」の挿入歌として
オンエアが始まってから書かれた曲だと記憶してますけど
主題歌の「風の中の火のように」とは違う意味で「大きな曲」というか
奥さんが初めて聴いた時から「深い情念を感じる」と、一発でヤられちゃった曲です(笑)
イチローさんのギターと絡まれると「甲斐さんの『Sha la la…』が聞こえな~い!」と
残念がっていたんだけど(失礼!)山田さんのフィドルは
「甲斐さんの『泣き』の声にピッタリ!」とうるうる…(苦笑)
ただ、この曲が始まるや否や、前述の女性カメラマンの方が
グッと甲斐さんの足元へ寄って、身を乗り出すように撮影をなさっていたそうで
下手側ソファー席(1stステージ)の時は、あまり気にならなかったのが
上手側テーブル席(2ndステージ)の時は、急に目の前に頭が現れたり
いきなり後ろに下がって来られたり…だったみたいで(苦笑)
「もっと、じっくり聴きたかったのに…」と両ステージ共、自分の選んだ席の前に
カメラマンの方が陣取られたことを恨めしげに申しておりました(汗)
ともあれ…ここで、演奏技術的にはおそらく?一番難度が高いとおぼしき「イエロー・キャブ」
前回の甲斐バンドでのビルボツアーでいうところの「25時の追跡」的な感じ?…って
じゃあ、また鈴木さんが自ら「アコギでやりたい!」と手を挙げられたんでしょうか?(笑)
奥さんは「もしそうなら、やっぱり健太くんは『変態』ね(笑)」と大絶賛(笑)
今回も鈴木さんが、アコギの弦をハジいて、リズムを刻まれ
間奏では、フィドルとWベースの弦楽二重奏がスリリングに楽しめるらしく
「嵐の明日」から、お尻がムズムズしていた身には
これ以上、座ったままでいるのが苦痛になるくらいだったんだとか…(笑)