「風の中の火のように」が、2コーラス流れたトコで
「今夜は、甲斐よしひろさんをゲストにお迎えしてお送りしています」とユキさん
「今日発売の2枚組のベストアルバム『FLASH BACK~THE 35th SIDE』から『風の中の火のように』でした
では、甲斐よしひろさんのソロデビュー35周年を記念するベストアルバム
『FLASH BACK~KAI THE BEST 35th』
今度は、もう1枚の『COVERS SIDE』について、お話をお聞かせ頂きたいと思います
『COVERS SIDE』では、斉藤和義さん、野際陽子さん、ザ・ピーナッツ
松田聖子さん、中島みゆきさんなどの名曲を歌われています
まず、色んな世代のアーティストのカバーを歌われていますけども
甲斐さんは、やっぱり普段から音楽をよく聴いて…あの…新しい音楽を…?」という質問の途中で(笑)
「あの…僕、だいたい物心ついた時くらいから、歌謡曲とか全部もう聴いてて、ハイ」と甲斐さん(笑)
「沢山ある中から、どのようにしてカバー曲を選ばれたんでしょう?」と訊かれて
「イヤ、これはもう、単に好きな曲ですよね…(『そうなんですね!』とユキさん)
あと、松田聖子さんとか、その…中島みゆきっていうのは
まあ、僕が曲を書いてるっていう…そういう(セルフカバー)、ハイ」とお答えになると
ユキさんが「ザ・ピーナッツの『恋のバカンス』…
『こんなにセクシーになるんだ!?』と思って、ビックリしました!」と返され
「おおっ!なるほど!聴いてくれましたね?
(『ハイ、もちろんです!もちろんです!』とユキさん)
ちょっとミディアム・レゲエのね、ハイ」と、ご自身もアレンジが気に入っておられるご様子
…って、確かに、甲斐さんの「恋バカ」は絶品ですよね?(笑)
ただ、ここでユキさんが「あのー、ちょっと…
あのー、歴史の方に話を戻したいと思うんですけども…
あのー、35周年っていうと…えー、35年前は1987年…昭和62年…
で、35年間で、甲斐さんの中で変わったもの、変わらないものについてお伺いしたいのと
あの…音楽界自体を第一線で見て来られましたよね?『あの時代はこれが良かった悪かった』
『今の時代はこれが良い悪い』っていうのは何かありますか?」と方向転換(笑)
甲斐さんは「イヤ、基本的にはね、あのー、ナンてか?
表現することは、あまり、僕、意味を感じてなくて…
あのー『表現をしていないと死んじゃう』側の人間なんで…(笑)
まっ、音楽に…もうずっとやってますけど、もし音楽やらなかったら
違うことでの表現やってたと思うんですよ…(『それは何をしてたんでしょ?』)
あの…それは…イヤ、何か全然判んないんですけどね
例えば、僕、あのー、博多(出身)なんで…博多のド真ん中で生まれて育ったんで
『音楽界だったら行けるかな?』っていうのがあったんですよ、何となく…
でも、演劇界とか映画関係は、全く周りにいなかったんで
自ずと…まっ、ものすごくちっちゃい時から、映画いっぱい観てるんですけど
でも、ナンか自然と選んだのは、音楽だったとかね」
…と、おっしゃってましたが、質問とビミョーにズレてるような気が?…と思っていたら
ユキさんが「あの…映画とか出られたことはないですか?」とブッ込んで来られ(笑)
「イヤ、僕はもう、全然ないですけど…(『ああ、そうですか』とユキさん)
ハイ、あのー、全然…そんなコワイことしません(笑)」…って、またそんなウソを…(笑)
ともあれ…ユキさんが「あのー、甲斐さんは、もし、もっと現代に近い時にお生まれになって
で、今年デビューしたとしたら、どんな曲でデビューされてたでしょう?」と軌道修正され
甲斐さんも「イヤ、あのね、サウンドは大事だと思うんですけど
やっぱ作品は、良いメロディで、良い言葉使ってないとダメだと思うんですよね
例えば、その…さっきチラッと、ビリー・アイリッシュの話、しましたけど
ビリー・アイリッシュ…結局、一番好きなのって…あのお兄ちゃんと2人で
『ホワイトアルバム』一番好きなんですよ、ビートルズの…やっぱり…
(『えっ、あっ、そうなんですね』とユキさん)
そうなんですよ、で、あすこから来てるんですよ、やっぱり…
でも、それって、もう時代の変遷どーのっていうことよりも
ナン…自分が好きな曲書いて、こう…あるサウンドで切り取ったら
ああいう表現になったってことじゃないですか
だから、たぶん、今…今年デビューとかいうんだったら
やっぱり、今の某かのね、あのー、アプローチ…今の時代の…
そういうことは、やるとは思いますけど、作品自体よくないとダメですよねぇ」
…と、そもそもの質問に則したお返事をなさってました(笑)
ただ、ユキさんの「でも、ずっとポジティブですよね?ネガティブな歌詞書きませんよね」との言葉には
「えっ!?僕がですか?そんなことない、そんなことないですよ
苦い大人の歌も…スイマセン!あんまり…少ないかも知れません(笑)」と甲斐さん(笑)
…って、ユキさんは、甲斐バンド初期の曲をあまりご存知ないのかも?(苦笑)…と思ったら
「イヤ、でも(ソロ)ベスト聴いてて、すごくポジティブで良いなあって思いました」と…(笑)
それはともかく…じゃあ、そろそろ…えー、ソロデビュー35周年を記念するベストアルバム
『FLASH BACK~KAI THE BEST 35th』の
『COVERS SIDE』の方から
1曲お送りしたいと思います…『くるみ(ニューリミックス)』
こちら、Mr.Childrenの曲のカバー?」と進行に戻られ
甲斐さんは「そうですね、これ『10 STORIES』っていうカバーのアルバム出した時に…
まっ、それはあの…もう(カバーアルバム)2枚目くらいなんですけど
僕、7…77年くらいに、1人でナッシュビルに行って
ナッシュビルのミュージシャンと『翼あるもの』っていう…
あの…いわゆるカバーのフルアルバムを作ってるんですけど、僕…
僕、それ、知らなかったんですけど、日本で最初らしいんですよ
カバーのフルアルバムっていうの…(『あっ、そうなんですか?今はよくありますけどね』)
そうらしいんですよ、ハイ…今、もう…ね?途中からいっぱい…まあ、一番最初だったらしく
しかも、それ、ミュージシャン全部、あの…ナッシュビルなんで
あの…ニール・ヤングとか、プレスリーとかやった…
ディランとかやってる人たちを使ったんですけど…
まあ、そういうのがあって、この『くるみ』をやって
で、これ…まっ、ミスチルのこのカバーは、ナンと!あの桜井(和寿)くんが
実は、コーラスをやってくれてて…で、初回のヤツのテイクは、ちょっと…
そんなに(コーラス部分が)アレだったんですけど
もう、今、これ…このリミックスは、バンバン桜井くんの声(のボリュームを)上げてて
コーラスというよりも、デュエットみたいなんですよ(笑)」と説明
「じゃあ、早速聴きましょう!甲斐よしひろさんで『くるみ(ニューリミックス)』」が流れ
2コーラスが終わったトコで「甲斐よしひろさんのソロデビュー35周年を記念するベストアルバム『FLASH BACK~KAI THE BEST 35th~COVERS SIDE』から
『くるみ(ニューリミックス)』をお届けしました」とユキさん
「甲斐さんったら、あのー、オフレコじゃなくて…オフレコじゃなくて
あのー、オンエア中じゃないお話の方が面白い!(笑)
いっぱいお聞かせしたいところなんですけども…」とおっしゃると
甲斐さんは「そうそうそう!曲かかってる(間の話の)方が、ムチャムチャ面白かったんですよ(笑)
それ、趣味なんでしょ?イヤ、だから『なでしこ』の…世田谷のね
(『スタジアムアナウンサーを…』とユキさん)…関係してるんですよね?
僕、4~5年前に、あのー、日大のトコの『桜まつり』ってあって
そこで、その壇上で、その人たちが挨拶してるの、偶然そこ、通りかかって
もう…『えっ!?世田谷になでしこあるんだ!?』って…
(『いるんですよ、あるんです!是非観に来て下さい』)
あのー、今ちょっと『なでしこ』こう…下降気味じゃないですか
だから、今までだったら、スポーツニュースで、最後の方に全部…そういう順位…
ランク出てたんですけどねぇ…僕、今聞いてビックリしました!
(『あの…お越し下さい!私、券をお送りします!』)」
…と、どうやら、ユキさんが、なでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷FCの
スタジアム・パーソナリティを務めておられるということだけじゃなく
ガチのサポーターでいらっしゃる…というお話で盛り上がってらしたようです(笑)
ともあれ…ユキさんが「あの…(スタジアムに)お越しください」とおっしゃって
「さあ、お時間がなくなって来ました!えー、毎年この時期恒例、今年で8年目となるライブツアー
『甲斐よしひろ ビルボードライブ&ボトムライン 2022~EAST beyond WEST』…
えー、こちら、5月から6月にかけて、大阪、東京、横浜、名古屋で開催されます!
えー、今回のライブの見どころを教えて下さい」と振られると
甲斐さんは「イヤ、あのー、今回も相変わらずですね
あのー、若手ミュージシャンと、イキの良い、えー、弾んだライブをやりますんで
是非、あのー…もちろん、今回こういう35周年の、えー、ソロワークとKAIFIVEが出てるんで
こん中からの曲もやりますし、甲斐バンドの曲…ナンバーもあります、ハイ」とプロモーション
でも、ユキさんが、甲斐さん宛てのメッセージを紹介なさったあと
「ハイ、では、そろそろお別れの時間となりました」とクロージングに入られても
「僕、W杯、ちゃんと色んなトコ行ってるんですよ、ハイ(笑)」と甲斐さん(笑)
ユキさんが、プロモーションより、そっちですか!?(笑)…っていう感じで(笑)
「あっ、そうなんですね(笑)また是非、あの…色々と…」とまとめにかかられるのへ
更に「ちゃんと、いつも色々行ってますけど…」とブッ込まれてました(笑)
「ちゃんと、あの…また来て頂いて、楽しいお話をまた聞かせて下さい
えー、甲斐さんとは、Disc-1『THE 35th SIDE』から、えー『レイン』…この曲でお別れです
本日のお客様は、甲斐よしひろさんでした!どうもありがとうございました!」とユキさん
甲斐さんは「どうもありがとうございました!」と、リスナーにおっしゃったあとに
「どうもありがとう」と小さな声で、おそらく?ユキさんに告げられ、約20分のご滞在が終了…
ただ…「レイン」が2コーラス流れ、聴取を終えようかと思った矢先
インターバルを挟んで「赤い靴のバレリーナ」が聞こえて来て
結局、フルサイズでかかったあと「お届けしたのは、甲斐よしひろさんが歌う
松田聖子さんの『赤い靴のバレリーナ』でした」とユキさん
「今日発売のソロデビュー35周年を記念するベストアルバム
『FLASH BACK~KAI THE BEST 35th』からお届けしました」と紹介なさって
ようやく「では、皆さん、戸締まり用心、火の用心、手洗いうがい、思いやりも忘れずに!
お別れの時間となりました、またお会いしましょう」で番組終了(笑)
ユキさんとサッカー談義で盛り上がられたみたいですし
「LEGENDS」と同じAuDee系の番組ということで
またのご出演機会がありそうな予感がします(笑)