ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

シビレる言葉2

2015-12-20 11:25:57 | 日記
今回は、朝日新聞に掲載されている鷲田清一さん監修の「折々のことば」から
シビレる言葉をご紹介します♪

まずは、甲斐さんが敬愛なさっている金子光晴さんの詩…
「ちり際よしとおだてられて、
女のほこり、女のよろこびを、
かなぐりすてることなかれ」

これは、戦時中に婦人団体が「華美な服装は慎みましょう」という警告カードを持って
化粧や装飾の目立つ女性を摘発して回り
飾るどころか、身の疲れ、やつれへと追い込まれる女性たちの「あきらめ」を
哀しみ、憤り、「汚いもんぺをはくなかれ」と詠ったものみたいだけど

この当時に発するには勇気がいる言葉だったんじゃないかと…?
世の中の風潮にはそぐわなかったでしょうし
この詩を読んで実行する女性がどれだけいらしたかも判りません

別の日に掲載されたデモ初参加の福田和香子さんの言葉…
この国では意見を持つ行為そのものが
空気が読めないってことになってしまうらしいんです

でも、雨宮処凛さんは「社会に何の違和感も抱かずに、それこそ空気を読みながら
表面的には明るく過ごせていることが本当は危ない
つまづきは人生の初期にした方がいいですよね」と…

10代の内につまづきの中で、人生の初期設定は書き直せる
もっと別の生き方があり得るということを
きちんと思い知っておいた方がいい…って

確かに、10代の最後に脱サラ(笑)なさって
デビュー曲でつまづかれた(失礼!)方を知ってます(笑)

国といえば…村上龍さんが、ご自身の小説の中心人物に言わせたセリフ…
この国には何でもある。本当にいろいろなものがあります。だが、希望だけがない

未来のビジョンを語れずに、惰性と優柔不断の中で、付け焼き刃の策を打つしかない時代
豊かさの中で閉塞だけが深まりゆく時代を
村上さんは「ゆっくり死んでいる」と表現なさったそうだ(汗)

ぐっとボディブローが効いてきたトコで(苦笑)
海を渡って活躍されたアノ方について
山藤章二さんがおっしゃった言葉…ムッツリ投げてムッツリ去る

野茂英雄さんは、マウンドでは黙々と投げられ
勝とうが負けようが、記者の問いにもボソッと生返事をなさるだけ
投手は投球が全てであり、叱責も黙って自分のみに投げつけておられたという

「自慢や教訓は垂れず、説明もしない
こういう不器用な男にシビレる」と山藤さん(笑)
甲斐さんもきっとそうだったんでしょうね?(笑)

「不器用」という言葉が「イイ意味」で使われ始めたのは
高倉健さんのおかげじゃないかと思ってたら

アメリカのフォード元大統領も
「歩きながらガムが噛めない(笑)」と言われるほど不器用な人だったようで
同時に二つのことが出来ないとの揶揄の中に
「飾らない正直者」という意味も含まれていた
らしい

ただ、フランスの思想家・アランによると「身体は賢い」(笑)
車の運転中に音楽を聞いたり、同乗者と喋ったり出来るのは
習慣が、活動を最小限の筋肉の働きにまとめてくれるからだとし
「習慣は考えずに行動するすべ
しかも考えてやるよりもっと上手く行動するすべ」という言葉を残してますが…(笑)

小関智弘さんの「どっこい大田の工匠たち」からは「下町の匠」さんの言葉…
ぶきっちょってのは、その代わりに覚えたらスゴいんですよ

器用な人なら省けるところが、不器用な人だとそうはいかない
なかなか思い通りにならないから、道具や材料に聞くしかない
が、その分、物との対話が疎かでなくなり
文字通り「物わかり」が良くなるんだとか…
そういえば、昨夜は「下町ロケット」の最終回でしたね(笑)

東京六大学野球で94連敗中だった東大野球部
その不名誉な記録更新を止めたコーチ
元中日ドラゴンズの谷沢健一さんも
「野球というのは不思議なもので
道具を大切にする気持ちが、技術を向上させるんです」とおっしゃってます

無安打を前提に(苦笑)得点法を考え、道具は道具と割り切る部員たちに
戸惑われながらも、まずは道具の取り扱いから伝え始められたそうだ

平戸藩主・松浦静山の「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」という言葉は
時を経て、時代を越えても色褪せないみたいで

野村克也さんも期待されながら大輪を咲かせられなかった選手や
悪知恵を働かせる老投手、それに負け癖やケガなど
監督時代を振り返られ、この言葉に打ち震えたと話されてます

広島県のある石工職人の方は…
「褒められなくても自分の気の済むような仕事はしたいものだ」と…

他の誰にも判らなくても、自分に嘘はつけないし
たとえ人が認めてくれようと、納得のいかないものはイヤだというのは
「破れたハート…」を何度も録り直された甲斐さん状態ですよね(笑)

ただ、これは「雑な仕事をすれば、次に来た職人もそれを見て雑な仕事をする
だから、いい仕事をしておきたい」と未来の職人たちに宛てられた言葉だったようだけど…

女子バレーボールの名セッター・竹下佳江さんは
「育てるためには、やはり任せきることが一番の方法です」と地域の祭をたとえに挙げられ

何故ずっと続けるのかと訊かれても答えに困る
祭では高齢者から幼児まで、それぞれの人にそれぞれの役が割り当てられる

任された役をきちんと務め上げることで
自分が手を抜けば祭が台無しになってしまうことや
自分がここにあることの意味を体感することが出来る…とおっしゃってます

高校生の頃に「赤手拭いを手渡され
いつの日か一人前の男として認められる日が来ることを願っていた」という甲斐さん
もし今も博多に住んでいらしたら
山笠でどんな役についておられたんでしょうね?

最後は17世紀のフランス公爵の言葉…
世には、欠点を上手く身につけている人もあれば、長所を持てあましている人もいる

長所も欠点も自分にはよく見えない上
長所は時にイヤミに、欠点は愛嬌に裏返る
短気は決断の速さに、優柔不断は熟慮へと…
ならば、長所は他人に差を見せつけるのではなく分け与えるもの
欠点は見せまいとするのではなく「個性」として育むもの…と考えた方が良いという

中には、長所も欠点も「可愛い♪」と思われる方もおられるんじゃないかと…(笑)


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シビレる言葉1

2015-12-18 16:44:11 | 日記
今までにも何度かご紹介しましたが
甲斐さんはよく、一行の歌詞や映画・小説のセリフ
アスリートの方のインタビュー、ニュースキャスターの方のコメント
それにサンストの投稿ハガキ等々を見聞きなさって
「この一言にグッと来た」「この言葉にシビレた」とおっしゃってたそうです

甲斐バンドのライブアルバム「流民の唄」には
「この世には辛いことが多過ぎるから
二人の父親に面倒をみてもらわなければ生きていけない」という
イタリアのことわざを掲げられ

「全編これハードボイルド」と銘打たれたアルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」には
ジェームス・ケインやロバート・B・パーカーの小説のセリフを引用されてるし

甲斐さんの書かれたものや話されることにも
その時時に甲斐さんが心を撃ち抜かれたのであろう「言葉」が登場してますよね

「テーゼとアンチテーゼの間こそが表現の幅だ」や
ボブ・ディランの「違う、私は抵抗し、素早くツバを吐く、言葉という武器で
素朴な歳月を、転がり続けてきた曲に包み…」
というフレーズがお好きで

この言葉に支えられ、ご自身のスタイルを築かれたことを
「ヒストリー・ライブ」のライナーノーツに書かれてました

学生の頃は、金子光晴さんみたいな詩人になりたいと思われたそうだし
ご自身が歌詞を書かれる方だけに「言葉」には敏感でいらっしゃるんでしょうね

もっとも「文に書いて饒舌になる人と
喋ることで情熱を入れられる人がいるんですよ
僕の場合は絶対に後者ですね」とのお言葉通り
歌詞の中で「本当に言いたいのは、せいぜい1行か2行」らしいですが…(笑)

「HERO」や「破れたハート…」で、何をおっしゃりたかったのかは
以前の記事を参照して頂くことにして

「テレ・ノイ」では「いつも言葉は気ままなもの
僕を殺すことも出来る」と書かれ
「LOVE is No.1」でも「花を切り取るのにナイフはいらない
君しか見えないと歯の浮くセリフを吐き…」と
身をもって?言葉の威力を熟知されてるような歌詞も…(笑)

…という訳で、今回はそんな「シビレる言葉」シリーズです♪
甲斐さんご自身は、甲斐バンド解散の際に
「バンドはなくなっても歌は残ります」という言葉を残され
「真夏の夜の花火のように」「サンキュー、じゃあね」と完結なさいましたが

我が家のイチオシはやはり、江本孟紀さんの電撃引退に際しての言葉
「フロントがアホやから、野球なんかできひん!」です(笑)
ちなみに…甲斐さんは「さっぱりした男だからね(笑)」とコメントされてたそうだ(笑)

「男はつらいよ」のセリフ…俺とお前は違う人間に決まってるじゃねぇか
早ぇえ話が、お前がイモ食ったって
俺のケツから屁が出るか?(笑)…にも
「ヤッたぜ、寅さん!(笑)」と爆笑され
でも、その後に「男と女は別の生きもんって思わないと
距離感持てなくて破れさるから」と…(苦笑)

当時の奥さんは、甲斐さんが「荒馬のように」の中に書かれた
「たくさんの本を読むことも必要かも知れない
いろいろな人に会って話をすることも大切かも知れない

俺は、それよりも一冊の本を深く読む人生でありたい
ひとりの人間を深く愛し続ける男でありたい」のくだりが好きで
「ひとりの女性」を失なわれた甲斐さんが痛々しくて堪らなかったんだとか…(苦笑)

他にも「A・B・Cなんて無意味に格好つけて、ダメよ…なんて言いながら
ちょっとずつ許してくのよね、ちょっとずつ、確実に」というセリフに
甲斐さんいわく…男と女がつきあってく微妙なニュアンス、ついてるでしょ?

確かにそうなんだけど、このセリフをおっしゃったのは
「橋本治の桃尻娘のヒロイン」の方みたいです(笑)

サガンの言った「お酒はいつも私の良き共犯者でした
それはパンや塩と同じように、人と分け合うものでもありました」との言葉には
「人間関係を象徴しとります」と…(笑)

そして、近鉄時代の鈴木啓示さんについては
「足という字を分解すると、口に止まるです
喋ってる暇があったら走りなさい…ということです
男は黙って…勝負にも通じます」という言葉に
「ずうっとウケてた」ようで(笑)
「いちいちコピーになること、言ってたもんな(笑)
パリーグの糸井重里(笑)」と笑っておられました

そうそう!糸井さんが書かれる歌詞は、あまりお好きじゃなかったのに(苦笑)
「雪列車」は大絶賛なさってたんだとか…(笑)
数十年を経て(笑)カバーなさったくらいですもんね♪
…って、そもそもあの曲は(ホット)カルピスのCMソングだったっけか?(笑)

それはさておき…以前、サンストで取り上げられた「別れの言語辞典」に触れましたけど
甲斐さんが読み上げられた言葉はもちろん
その言葉に対するコメントが興味深くて

例えば「ロング・グッド・バイ」の中のセリフ
「さよならを言うのは、わずかの間死ぬことだ」には
「これを言った後、鼻水すすったら最低だね、この男(笑)」とか

「あてはないさ、知らない街に行く
あまり大きくない方がいいね」というセリフには
「言った後につまずいた日にはねぇ(笑)
笑っちゃイカン、男はこう行かにゃ」とチャチャを入れられ(笑)

千家和也さん作詞の「頬にかかる涙」の歌詞
「誰の胸で泣けというのですか
あなた以外、誰がいるのですか?」については

「こういう素直な正しさというのは普遍的だね
今、ナンで森田健作なのか考えると判る
正義には時間がかかる…こうですもん、スルドイ」と話されてますが

この「頬に…」の前に紹介なさったのは「無法者の愛」で(笑)
「今さらもう何を言っても、お前の心を変えられないのか」も
同じ「哀願のコーナー」に分類されていたようです

和田アキ子さんが離婚に際しておっしゃった
「私はついに可愛い女になれなかった」に関しては

心の中に「可愛い女とは、イイ女とは何か?」ってものが
ものスゴく引っかかってるんだと思う
だから、破局があった後にポロッと出るのは、とても切ないね
それでいて地味な、愛しいとこのある部分だね

感じてることが思わず口に出る時ってのは、やっぱふっ切ってないのね…と
他人事とは思えないコメントをなさってました(苦笑)

「野良猫ロック」の「あんたが好きだった。寝たかったなあ
一緒に御飯を食べたかったよ」というセリフには

この御飯というレンジと寝るっていうレンジ
一緒に並べると…これは愛だよ、まぎれもなく愛
こういう男と暮らしていけば幸せになるよ

そらセンチメンタリズムで甘いロマンスばっか言ってる時期も、もちろん必要だけど
こういう地に足をつけたものの言い方を、すかさず言えるってのは
非常に正しいし、イイよねとおっしゃったり

「闘牛にかける男」の中のセリフ「私にとって全てだったあの上野駅で
あなたは何のためらいもなく列車を降りた
その時から私は死んだんです」に
「これは、ちょっとキタね」と甲斐さん

「愛というもの、人を生き返らせることも出来るけど、殺すことも出来る
セリフの両刃、どっちを選ぶか!?」と結ばれてますが

この本の冒頭に「本書に収載した別れの言語は
編集の独断性と偏見とを基準にした感が見受けられます」との断り書きがあり
甲斐さんは「そういうもんです(笑)個人的な別れはどう見積もったって
独断と偏見以外の何ものでもない(笑)」と…(笑)

まあ、甲斐さんの言葉に独断と偏見をもって
勝手に殺されたり、天に舞い上がったりするのもOKってことですよね(笑)








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浮気の虫が…?!

2015-12-18 11:19:59 | 日記
奥さんは、激務のストレスのせいか?爆買いに走っていて(苦笑)
来週の甲斐さんのライブ用と思われる服や靴だけでなく
休みが取れないだろうと一度は諦めた「ツインズ」のチケットも入手したらしく
そちらの衣装探しにも余念がありません(笑)

今年の2月に藤原竜也さんの「ハムレット」を観て以来
演劇の前売り情報をチェックしていたようだけど
なかなか「コレ!」という舞台が見つからなかったり
興味を惹かれても休日のやりくりをするまでには至らず…(苦笑)

ただ「デスノート」は本気で観たかったみたいですが
残念ながら、甲斐さんのライブと丸かぶりだったし
今回の「ツインズ」も大阪公演の日程は、1月6日~11日までで
「キビシイなあ…(汗)」と奥さん

でも、前々から奥さんが「テレビではなく
舞台での演技を観たい」と言っていた吉田鋼太郎さんが出演されるし
長塚圭史さん演出、古田新太さん主演とあって諦め切れなかったんじゃないかと…(笑)

この舞台は、古田さんの強い希望で決まったらしく
「久しぶりに圭史とやるんだから、圭史っぽい作品で
お客さんがイヤ~な気持ちになればいいな(笑)
途中退場するくらい、威力のある舞台をお見せしたい」と話されてます(笑)

「残酷でユーモラスな家族の物語」とのことで
シェークスピア俳優としての吉田さんではないみたいだけど
甲斐さんが「ちょっと好きだった多部ちゃん(未華子さん)」や
りょうさんも出演されてるし、ナンだか面白そう♪

そうそう!この舞台のプロモーションのインタビューで…
りょうさんが、楽屋に住んでるのか?ってくらい(笑)私物を持ち込んでると話されると

古田さんは「今度、遊びに行きます(笑)」
吉田さんは「泊まりに行きたいです(笑)」とおっしゃってました(笑)

「Aスタジオ」に出演された際にも
高嶋政宏さんの奥様を口説かれた話が出て(笑)
「人妻だって言わないから…じゃあ!って…(笑)」と吉田さん(笑)

鶴瓶師匠から「イタリア人と一緒や(笑)女性を見たら、とりあえず声かける(笑)」とか
「スタジオ(観覧)の女性もすでにチェック済みやろ(笑)」と言われ
吉田さんが客席を見回されると
「観客の中から選ぶんヤメ!」と突っ込みが…(笑)

そういえば、溝端淳平さんも舞台で共演された際に
吉田さんが「何列目の何番に座ってるコが可愛い」と報告して来るって話されてました(笑)

「GQ」の受賞式インタビューでも
「裸で眠っている女性の髪の毛のいい匂いがした時」に
「男に生まれて良かったと実感する」とおっしゃってたけど(笑)

「男とは?」とのお題には「後悔」とお答えになり
過去に事実婚も含め3回結婚なさっていたことを突然カミングアウトされ

同じく受賞式にいらした鈴木亮平さんは、ご自身のブログで
「花子とアン」で共演された吉田さんと一緒に受賞できたと喜んでおられたのが
「今、その話をします?(笑)」と突っ込まれてました(笑)

「どうしてあの時、違うトコでズボンを脱いじゃったんだろう?(笑)」という後悔と共に
今も結婚願望がおありだそうですが
一緒に生活するには「めんどくさいヤツ」らしく(笑)
「仕事で疲れた時に話を聞いて欲しい」のに
「そんなタワゴトは誰も聞いてくれない」んだとか…(苦笑)

以前に甲斐さんがセイヤングで、吉田さんに会いたいと話され
「紹介してよ、竜也く~ん♪」とおっしゃってたけど
吉田さんによると…藤原さんが21歳くらいの時に初めてお会いになった時は
お互いに良い印象がなくて(苦笑)

その後、蜷川さんの舞台で共演することになり
最初は「気まずいなあ」と思っておられたそうですが
藤原さんが今の奥様の忠告に従われ、謝りに来られた途端に
いきなりハグなさったらしく
藤原さんいわく…ナンだ?このおっさん?!…引くわ!!(笑)

ともあれ、蜷川さんも吉田さんのことをよくご存知じゃなかったようですが
舞台での演技をご覧になってからは「ナンで売れないんだ!?」と不思議がられ
3度目の舞台で吉田さんを主役に抜擢されたらしいんだけど
通常なら、こんなことは「有り得ない」ことだそうです

ただ、お酒を飲み過ぎた翌日の舞台では、色んな武勇伝が…(笑)
上演中に舞台袖でリバースされて(汗)
スタッフの方に「2回目はないですよ!」と叱られたにも関わらず

別の日にまた堪えきれず(汗)舞台袖に行かれたらバケツが置いてあり
「優しいな、スタッフって♪(笑)」と話されると
鶴瓶師匠いわく…こんなヤツにGQやったらアカンよ!(笑)

他にも…第一幕で腕を切り落とされ、第ニ幕では義手をつける筈が
すっかり忘れて(笑)そのまま舞台に立たれ
客席から、ざわめきが聞こえても気づかれず…(笑)

たまたま、客席でご覧になっていた蜷川さんが
通路を歩いて舞台際まで寄って来られ
「鋼太郎!腕!」と教えて下さったんだとか…(笑)

「3分だけ休憩時間を下さい」と慌てて義手をつけに戻られたそうだけど
観客の皆さんは「蜷川さんの演出!?」と思われたみたいです(笑)
こういう「生」ならではのハプニングが、奥さんのツボなのかも知れません(笑)

「花子とアン」のクランクアップの際に
「仲間由紀恵さんに何か残したくて…(笑)」
あの「おでこにキス」のシーンをアドリブで演じられた話は有名ですが

12、3年前に鈴木杏さんと共演なさった時にも
杏さんが演じられた女性の方からキスを迫られるシーンで
吉田さんはそれを拒んで避けようとする役なのに
ガチでディープなキスをなさったらしく(笑)
「条件反射で…普段、入れてるもんで…(笑)」

舞台俳優としては「本当に素晴らしい!」と
皆さん口を揃えておっしゃるけど
二回りも年下の小栗旬さんには「おい、コータロー」と呼び捨てにされ(笑)
藤原さんには「銀座に飲みに行ったつもり貯金」をして下さいと心配される56歳…(笑)

でも、鶴瓶師匠は「遊ぶことで身になってる
遊んだ結果が芸になる」と話され
「ああいう芸人(笑)は久々ですよ」と春団治師匠みたいにおっしゃってましたが

ステージでは、そこに立つ人の生き方が見えることは
甲斐さんのライブで体験済みの奥さん(笑)
ナンかまた、どハマリしそうな予感が…(笑)

余談ですが…先週のFNS歌謡祭の後に
「TOKIOの長瀬さんと甲斐さんが歌ってる」ってツイートがあり
「えっ、再放送!?」と思ったら
甲斐さんじゃなくてフミヤさんでした(笑)

でも、他にも「フミヤさんが甲斐さんにしか見えない」とか
「甲斐さんとフミヤさんはそっくり」という呟きも多くて

以前に奥さんがフミヤさんのライブに行って
「ギターを弾いて歌ってる時の首の角度とか
客席を見回す仕草が似てる」と力説してたのは
あながち的外れでもなかったのかなあと…?
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この時期ならでは

2015-12-15 16:01:07 | 日記
そういや、今年はまだだな…と思っていたら
発表になりました「今年の漢字」
流行語大賞に選ばれた言葉や今年の重大ニュースを眺めていて
ホントにまた1年経ってしまったんだ…と改めて痛感したんですが(汗)
たった一文字で表すとしたら、正に「安」に尽きるって感じですね

ちなみに…気象関係の今年の漢字は「変」だそうだけど、我が家は「忙」かなあ?
まあ、貧乏ヒマなしは今年だけじゃないですが…(苦笑)

5位の「五」は五郎丸選手の「五」らしいんだけど(笑)
その五郎丸選手のトップリーグ通算1千得点記念の切手セットが発売されるそうで
日頃、記念切手やコインには興味の薄い奥さんが早々と申し込んでました(笑)
もっとも、手元に届くのは来年…その頃には忘れてるかも!?(苦笑)

余談ですが…五郎丸選手はよく
「一歩も二歩も後ろに下がって歩くような女性がいい」と
九州男児らしい?「昭和」な(笑)理想を話されてますが
先日、あるコラムに「それは、五郎丸選手だから通用するんであって
普通の独身男性はそうはいかないという
厳しい現実を忘れてはいけない」と書かれてました(苦笑)

「全てはラグビー界の発展のため」とメディア露出をいとわない五郎丸選手が
奥様に関しては、顔出しNGとなさっているのは
かつて、ご自身がストーカー被害に遭われた際に奥様を巻き込んでしまわれたことを
とても申し訳なく思われているからみたいです
「モテる男はつらいよ」…って、こういう場合は「モテる」と言わないか…(汗)

それはさておき…年末といえばカレンダー
昔は、買うものではなく「戴くもの」でしたが
松岡修造さんの熱いイミフのお言葉(笑)や
ノンスタ・井上さんの自己愛あふれる(笑)ポジティブカレンダーなどに混じって

今年で発刊5周年になる島根県のPRカレンダーの自虐ネタを集めた本
「島根自虐伝」が発売されたんだとか…(笑)

皆さまご存知の「島根は鳥取の隣です」や(笑)
「県名より、出雲大社の方が有名」(笑)
「マイナー度はメジャー級」(笑)などの傑作76自虐を収めたこの本の宣伝文句は
「ナベ敷きにも使えて便利です」らしい(笑)

カレンダーといえば…甲斐友さんから「知った顔がいっぱい写ってる(笑)」と聞かされていた
来年の甲斐さんのカレンダーは
奥さんが密かに怖れていたほどではなかったようで?
「発売禁止」の訴訟は起こさずに済みそうです(笑)

ただ、去年の今頃に甲斐さんが「セイヤング」の公録で
ご自身のカレンダーの「完成品を貰ったことがない(苦笑)ウチのスタッフはヤバイ」とか
「タクシーの運転手」で銀幕デビューされた話をなさっていたなんて
やっぱり1年って早いです(汗)

ともあれ、ついに我が家にも「マイナンバー」が届き
ナンだかもうこれで、家の中にいても監視されてるみたいな気分…(苦笑)
イヤ、年明けから運用だというのに、これだけ「返送」が相次いでるんだから
無事に受け取れて良かったと思わなければ…(苦笑)

お歳暮の配達や年賀ハガキの販売などで
ただでさえ忙しい時期に郵便局の方も大変でしょうしねぇ(汗)

にしても、日本人は「ユア」は使わないのに
「マイ」に関しては「マイホーム」や「マイカー」に始まり
ボーリングブームの頃には「マイボール」「マイシューズ」

その後「マイブーム」や「マイ箸」「マイマイク」と「私の」「私の」を連発(笑)
歌の下手な上司が歌う「マイウェイ」以外は大好きなんじゃないかと…(笑)

ただ、同じ「マイ」でも「カー」や「ホーム」は
「家庭の」「家族の」という意味でもあるのに対して
それ以降の「マイ」は「私個人の」へ変わって来てますが

「マイナンバー」は、一人に一つ「私の番号」と言いつつ
社会保障や税金の管理に使われる訳で
この名称を決める際には「マイ」をつけることに異論もあったみたいです

そうそう!大阪の焼肉店が「新制度を楽しんで貰おう」とマイナンバーの一部に
「1129(いいにく)」や「4129(よいにく)」など
「29」が含まれていれば
7千円の和牛コースを4人分無料にするサービスを企画していたらしいんだけど

最初は「4桁だけなら大丈夫」と言っていた内閣官房から
「番号流出のおそれがある」と自粛を求められたという(苦笑)
政府も混乱してるんだったら、こんな年の瀬に始めなきゃいいのに…(苦笑)

個人情報の取り扱いに注意が必要なのは当然ですが、先日、新聞の投書欄で…
離れた土地の介護施設に入所なさっているご兄弟の様子を知りたいと
電話で問い合わせられた方が「個人情報なので…」と断られたと…

もちろん、この施設の方の対応は正しいと思いますし
入所していること自体も答えられないかも知れませんが
その電話の後にでも入所者の方に電話があった旨を伝えて
折り返すことは出来たんじゃ…?

奥さんが号泣した山形の映画フェスのグランプリ作品「不旋律のソナタ」にも
事実婚であるが故に、救急搬送された配偶者の容態を教えて貰えず
「こんなこと言ってる内に死んじゃうかも知れないんですよ!」と訴えるシーンがあったそうで

じゃあ、本当に入籍していたとして「夫です」「妻です」と告げる相手に
戸籍謄本を確認することもなく容態を知らせるのかな?と…(苦笑)
何でもかんでも過剰に控えるのではなく
もう少し柔軟な対応があっても良いように思います

余談ですが…奥様が入院されて、40年ぶりの独身生活に
何となく心が弾んだ(苦笑)という男性は
「午前中に家事を済ませ、午後は病院に行き
夜には晩酌をしながら、好きな俳句でも…」と思っておられたのが

洗濯機の使い方は判らないわ、自炊は面倒だわ、晩酌も一人ではつまらないわで
早く明日にならないかなと床に就く毎日…(苦笑)

奥様の方はというと、家事から解放され
病室の窓から見える夕日に感動なさってたりして(笑)
ふと「熟年離婚」という言葉が脳裏をよぎられたご主人(汗)
「これからは少しは妻をいたわろう」と思われたらしい…って、他人事じゃないかも?!(汗)























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一理あり…おまけ

2015-12-14 19:47:29 | 日記
先月発売された「ザ・ビートルズ1」には
ビートルズ初のミュージックビデオ(MV)集がついていたそうですが
そもそもは1965年当時、あまりの過密スケジュールに悩まされた彼らが
「テレビ出演」を「ビデオ」で済まそうとした苦肉の策だったらしい(苦笑)

ただ、自転車や長椅子などの簡素なスタジオセットを使った疑似演奏シーンとはいえ
彼らのライブや出演したテレビ番組を簡単には見られなかったファンの方は
何回もテレビに「出演」している彼らを見て喜ばれたみたいです(笑)

まあ、我が家にも「テレビに出ない(笑)バンド」が好きで
でも少女時代は、なかなかライブに行けなかった人がいて(笑)
唯一「動く甲斐さん」に会えるレコード店でのフィルムコンサートに
胸をときめかせていたようだし…(笑)

ともあれ、1930年代からMVの原型はあったものの
このビートルズの戦略(笑)をきっかけに、新曲のPR手法として定着し
1981年には、MVを24時間流し続ける音楽情報番組「MTV」がスタート

大きな影響力のあるテレビが集中して放映することで
ヒット曲が誕生するという仕組みが出来上がり
音響設備の悪いスタジオでの生演奏を嫌ったミュージシャンにとって
完成した音と映像を収めたMVを流すこの番組は、大いに歓迎されたようだけど

一方で「音楽が本来持っている生の躍動感が削がれてしまった」と萩原健太さん
スタジオで作り込んだレコードの音こそ「正解」だと信じた人が
生演奏を聴いて違和感を覚え(汗)
「正解」を求めて音楽を聴くようになってしまったり(苦笑)
録音時に別人が歌っていたというMVを悪用した事件が起こったり(汗)

また、制作費をふんだんに使った豪華なMVは、こぞって紹介されるのに
資力が少ない場合は、露出が減り埋没して行くなど
本来の曲の良し悪しとは違う基準で判断されることが増えたんだとか…(汗)

1998年にCD売り上げ6千億円を記録した日本の音楽業界は
かつての勢いを失い、制作費の高いMVは敬遠されているものの
2000年代になって、ネット動画が新たな窓口として普及し
ダンスと音楽が一体化した曲ほど深く印象づけられる傾向にあるという

「今や、音楽を聴く行為は映像を見る行為に置き換えられてしまった
検索される映像を求め、いかに見られる動画を作るかに腐心している」との意見も…(苦笑)

余談ですが…この記述を読んだ時、誠に失礼ながら
「村上春樹さん ノーベル賞ならず」という記事を思い出してしまいました(汗)

村上さんご自身や受賞を心待ちになさっているハルキストの皆さんには
本当に申し訳ない記事なんですが
「書いた作品が賞を受けるのか?賞を取るために書いているのか?
判らなくなってしまった」と記されていたもので…スミマセン!m(__)m

それはさておき、先の意見とは別に萩原さんは…
今、音楽フェスの人気が高まっているのは
「ライブを意識したストレートな演奏シーンだけの映像の方が説得力がある」からであり
「壮大な遠回りをして音楽の原点に戻って来るのかも知れない」とおっしゃってます

これから先は、「いい音楽追求派」と「凝ったMV重視路線」の
二手に分かれるのではないか?と結ばれてるんだけど
これは、映画をスクリーンで観るか?それともブルーレイやDVDで観るか?
…って話にも通じるものがあるんじゃないかと…?

集客のために各シネコンは、ボディソニック-シートや3D上映を始め
スクリーンが左右両側の壁、さらには床や天井にまで広がったシアターや
赤ちゃんが驚かないように音量を控え目にし
おもちゃ広場を設置した「ほっとママシネマ」を展開したり
今までにも様々な工夫を凝らして来てますが

少し前に話題になったミスト機能…上映中の場面に合わせて
霧状の水や香りを出す…を備えたシートに続き
「4DX」という最新の設備が導入されたらしい

カーチェイスのシーンでは、座面が振動して
エンジンがかかったような感覚になったり
車が動くに連れて、座席自体が上下左右に揺れたりと
最早、映画館というよりテーマパークに近い感じですねぇ(笑)

そうそう!「銃撃シーン」では、顔の横を風が通り抜け
銃弾が飛び交う雰囲気が味わえるそうで
「導火線に火が点くのかなあ」と申す者が約1名…(笑)
でも、その前に関西人の血が騒いで
「うっ、ヤラレたぁ~!」と胸を押さえかねないような気が…(笑)

ちなみに、その関西の映画イベントで
作品を楽しみながら、映画ゆかりの食事を味わえる
「ごはんつき」上映会がありました(笑)

食事のシーンが印象的な作品を集め、映画に登場する食べ物を提供するそうだけど
確かに映像を見ていて「あれ食べたい♪」って思うことありますもんね(笑)

ただ、映画の内容ももちろんですが
出される食べ物も順序だてて頂かないと
デザートの後にメインディッシュってことに…(笑)
あっ、料金は食事代込みで¥3780だったみたいです

「枕をご持参の上、どうぞごゆっくりおやすみ下さい」っていう「プラネタリウム」といい(笑)
「金がないなら知恵を出せ」と大資本に対抗する姿勢が素晴らしいなあと…













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