ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

リオ五輪その2

2016-08-21 00:09:02 | 日記
2008年8月の北京五輪の頃
甲斐さんが、セイヤングでもよく口になさっていたのが
「澤(穂希選手)に任せれば良いのに…(笑)」という言葉

北京五輪の女子マラソンの欠員も男子サッカー反町ジャパンも
男子バレーボール植田ジャパンから、果ては国会議員まで(笑)
「全部、澤ならナンとかしてくれそう」だと…(笑)

「苦しい時は、私の背中を見なさい」と「なでしこ」を牽引されて来た澤さん
そのプレーもさることながら「男前」なお人柄に
「惚れてまうやろ〜!」状態でいらしたのはもちろん(笑)

メンタル面の弱さが見えた男子アスリート達に
「カツ」を入れてやってくれ!との思いもおありだったんじゃないかと…?
で、今回の手倉森ジャパンは、どうご覧になったんでしょうね?(笑)

湿度対策に主眼を置いたキャンプ地探し
「肉体的にも精神的にもタフな選手が必要」と選出されたメンバー

…実際はエースを欠いての出場になったけど(汗)
「日替わりの先発で疲労を分散し、総合力での勝ち上がりを狙う」

「堅守からのカウンター」を掲げ
何かと問題のある「4-3-3」の布陣や
セットプレーの練習に余念はなく
「メダルを取るためには、初戦で勝ち点3を取ることが全て」と準備万端?

対するナイジェリアは、キャンプ地アトランタからの移動に手間取り
ホンジュラスとの強化試合は中止になるわ
初戦当日、空港に到着したのは試合開始の6時間前だわで

「何も問題はない」というナイジェリア選手のコメントに
「イヤイヤ、それは無理があるやろ?」とツッコミまくり

でも、だから油断した…という訳じゃなく
雰囲気に呑まれ、見事に浮き足立ってしまった結果
冷静さを欠いたミスが続出
そのミスを挽回しようとして、更に傷口は広がり…(汗)

ただ、実力差が格段に違っていたのではなくて
取られたら取り返す展開で、4得点を挙げただけに
なおのこと5失点がイタイ…

もっとも、手倉森監督が「4点取れるチームが
失点しなければ絶対勝てる」とおっしゃったのには

この試合をご覧になったほぼ全ての日本人が
「だから、どうやって?」と返したことは間違いないんじゃないかと…(苦笑)

中2日でのコロンビア戦は、オウンゴールを含む
後半の2失点を取り返して、引き分けに持ち込み

「世界で戦ったことのない選手と監督が、まず負けた
次で勝ち点1をもぎ取った
いよいよ勝つ時だ」と手倉森監督

南米のタフなチームを相手に渡り合ったのは見事だけど
一度もリードを奪えないことと
ピンチの時や失点した後、ガックリ肩を落とす選手が多いのが気がかり…

一次リーグ最後のスウェーデン戦には辛勝したものの
時すでに遅く、敗退が決定…

やはり、決勝トーナメントに勝ち進むチームは
五輪という短期決戦の場に
「最高」の状態で挑むことが出来るチームなのかなあと…?

ちなみに、ハリルホジッチ監督は…野心、積極性、スピード
勝利を挙げた3試合目のように
全ての試合でプレーすべきだった…と分析され
何人かフル代表に呼べそうな選手を見つけたと話されてました

前回ご紹介した「メダル数に関心がない」とおっしゃる方の中に
「五輪のテレビ中継は、日本人がメダルを獲得しそうな競技ばかり
私は、それが外国人同士の戦いであっても
世界トップクラスのパフォーマンスが見たい」

…というご意見の方がおられたんだけど
今朝の男子サッカー決勝は、正にそういう一戦でしたね

前のW杯で大量失点し、ドイツに敗れたサッカー王国ブラジルが
PK戦の末、オリンピック初の金メダル

後半終了間際からのマラカナンの雰囲気は
テレビ画面を通してでも判るくらい異様な熱気に包まれ
ドイツの選手がボールを保持している間中
ずっとブーイングの嵐が続いていたりして

「オリンピックなんか!」と反対されていた方々にとっても
やはりサッカーだけは別物なのかと
その情熱の傾け方に怖さを感じるほどでした(汗)

PKを外したドイツの選手の心境を思うと胸が痛みますが
でも、あれはきっと「マラカナン」に棲む魔物のせいです
絶対何か目に見えない力が働いていたんでしょう(汗)

最後のPKを決めたネイマール選手が、その場で泣き出したのは
もちろん勝利の喜びもあったでしょうが
それ以上にプレッシャーから解放された安堵の方が
はるかに大きかったような気が…?

それにしても、直接FKの場面で
「ココしかない!」という位置にピンポイントでゴールを決めたり

PK戦に入って、4-4になった後、ドイツが5本目を失敗し
これでブラジルが決めれば…という最高の舞台が整った時に
キッカーの順番が回って来るって
「持ってる」としか言い様がアリマセン(笑)

不安と重圧を押し殺し、その期待に見事に応えることこそが
スーパースターたる所以なのかなあと…

余談ですが、最後に元日本代表監督イビチャ・オシム氏の言葉を…
今日のサッカーより、明日のサッカーが向上している
あなたの仕事もそうだろう?人生も同じだ

…くぅ〜!
って、最近聴いたことのあるフレーズが…(笑)
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リオ五輪その1

2016-08-20 20:27:26 | 日記
甲斐バンド THE BIG GIG AGAINのMCで
「オリンピックが始まり…余裕ないですよ、今日終わらないと」と甲斐さん

その割りには「水泳はすかさず金」とか(笑)
「女子ウエイトリフティング大好きなんで…」と話されてました(笑)

そのリオ五輪(笑)も明日で閉幕
高校野球もその他のニュースも傍らに追いやられるほど
連日連夜の「オリンピック」報道
我が家の購読新聞も「スポ紙」みたいになってます(笑)

開幕前には、ジカ熱や治安の悪さ
ロシアのドーピング問題が取り沙汰され
こんなに過熱するとは思えなかったんだけど(笑)

その「危険」も含め、なかなか足を運ぶのが難しい「地球の裏側」での開催
12時間という時差が、多数の「テレビ観戦派」を生んでいるらしい

4年後には東京五輪開催が控えているし
それに何と言っても、朝イチから耳に入る「メダルの数」が
イヤでも興味を惹くんでしょうね(笑)

でも、事前のアンケートで
「メダル数に関心がある」と答えた方は全体の40%
「メダルはアスリートの勲章」
「日本のスポーツのレベルが計れる」
…などを理由に挙げられているのに対し

「メダル数に関心がない」とおっしゃる方の中には
「薬や金にまみれたスポーツに魅力を感じない」
「五輪に関心がない」という五輪否定派の方もいらっしゃれば

「あくまでも主役は個人」
「純粋に競技そのものを楽しみたい」というご意見の方もおられ
奥さんと同じく「メダルへの過度の期待が生んだ悲劇」を理由に挙げられる方も…

我が家は「日本はスポーツ強化にお金をかけない割りに成果ばかり望む
マスコミがそれを助長している」に一票ですが

カヌー・スラロームの羽根田卓也選手の銅メダル獲得は
「もっと大騒ぎしてくれ!」と思ってしまいました(笑)

以前にご紹介したかも知れないんだけど「悪魔のささやき」という
…何らかの理由でお金が必要な出場者がその理由を説明し
観覧客の賛同を得られれば出資して貰える…的な番組に
カヤック?の女子選手の方が出演された際

世界レベルの実力を持っておられるにも関わらず
マイナーなスポーツであるが故に、スポンサーがつかず
練習や遠征に必要な費用を捻出するのが難しく

大会の開催場所によっては、出場を断念せざるを得ない場合もある
…といった状況を説明なさっていたのが、羽根田選手に重なったためです

小学3年から競技を始められ
高校時代にはジュニアの世界大会に出場されるようになられたものの
日本には本格的な人工コースがなく

自然の川で練習するにも
ゲートなどを常設することは法規制があり困難なため
練習のたびに手作業で仮設しなければならないそうで(汗)

「野球選手が壁当て練習だけで試合に出るのと同じ
このままじゃ埋もれる」と高校卒業後、単身スロバキアへ…

といっても「カヌーの聖地」に「つて」はなく
片言の英語でコーチや練習パートナーを探し歩かれても
「何もない18歳」を支援してくれる企業もなく
競技団体からの支援もなく…

北京、ロンドンと五輪に出場なさって
支援を受けられることになってからも
資金不足で遠征を諦めたことがおありなんだとか…

「日本人がこの競技でメダルを取るなんて
日本を飛び出した10年前には誰も信じていなかった
でも、僕は本気だった」と羽根田さん

奥さんが「日本では求める音が出来ない」と
ニューヨークに行かれたバンドを思い浮かべたことはさておき(笑)

「サラメシ」で「ランチはなるべく一緒に取るようにしている」
…と紹介されていたミラン監督は

175cm、67kgの、この競技では小柄な羽根田選手に
「パワーよりも、水を支配する技術を磨く」指導をなさって

競技当日も、羽根田選手よりタイムの速い選手が
ポールに触れる反則によって、2秒加算のペナルティを受ける中

スピードを落としてでも
ポールに触れないギリギリを攻めることを求められたんだとか…

羽根田選手がゴールされた時点では2位
でも、直後のフランス選手に抜かれ3位に…
全選手がレースを終えるまでメダルが確定しなかったため

「他の選手のミスを待つのは、スポーツマンシップに反する
でも、今日だけは3位のままで…」と祈っておられたらしい

ライバル選手たちのカヌーが、ご自身のカヌーを取り囲んだ時
「みんなこのメダルが、僕自身や日本に
どんな意味があるのか判ってくれている」と涙を流されたという

メダルを期待されていた訳じゃなく…っていうか
競技自体が全く注目されてなかった(失礼!)からか
この「銅メダル」は、大いなる驚きと共に
「日本の誉」としてカウント(怒)されましたが

問題はこの先、練習環境の整備等の強化に繋がるのか?ですよね
「日本の競技人口が少ない」ことは、正に「現状」のせいでもあり
言い訳にはならないんじゃないかと…?
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甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016 おまけ4

2016-08-19 06:06:30 | メディア
公平さんがステージを後にされ
【氷のくちびる】【ポップコーン…】と本編ラストへ加速する訳ですが…

83年のBIGGIGの「観客」でいらしたイチローさんが
「全部、暴力的じゃないのよ
でも、ハードボイルドではあるのよ」とおっしゃっていて

その後のインタビューで…「BIGGIGのライブ曲を見て
ハードボイルドと言った人もいましたが…?」と訊かれた甲斐さん

「ウン、2年くらい前からそうだけど
平坦なラブソングを書くより、せっかく歌詞を書くんだから
ハードボイルド・タッチの、心臓にバスッとメスを入れるような
硬質なものを書きたいって思って来たからね

あのライブは、1曲目から最後まで
ハードボイルド・スパイシーの歌詞ばっかりだもんね」と話されてるんですが
ただ「【氷のくちびる】も入ってるけど」と…(笑)

もっとも「全く違って聞こえて来ると思うのね
あれだけ、ずうっと硬質のハードボイルド・ラブソングみたいなのが入ってると
演奏の仕方だって変わってるし…」と答えておられます

【東京の一夜】もそうですが
「ものすごく情感がある」「湿り気の多い」かつての曲も
「都会のど真ん中」の野外ライブでは
受け取り方も変わるでしょうね?

「ライブの場合は、新しい曲だけじゃなく、前の曲もあるから
その辺が上手くまぶされるんです
実際は、かなり挑発してるんですけどね
本当に意地が悪いよね、俺たち(笑)」と…(笑)
まあ、奥さんは「意地悪」されて喜んでたクチでしょうね(笑)

【翼あるもの】が始まる際に
稲葉さんが、次の【漂泊者】のイントロを弾き始められたのは
それまで、ずっとプレッシャーを感じながら
プレイなさってたからかなあと…?

甲斐さんもアコギライブの際に
「ゴマカシが利かない」緊張感の中で歌われていて
本編の後半突入曲【漂泊者】になった途端
歌詞がカミカミになられることがよくおありみたいだし…?(笑)

この日は、大サビ前にマイクへ向かわれるのが遅れて
奥さんは「ぎりぎりアウト!(笑)」と言ってたんですが
その場面は映っていなくて(苦笑)
でも、マイクにはチャンと「俺の海に…」と入ってました(笑)

それにしても、せっかくの甲斐さんの「走り」は映ってないのに
マックさんが何かを落とされ?
拾おうとなさってるトコはしっかり捉えられてるって…(笑)

そういえば…「セッション」の一場面よろしく
甲斐さんが強一さんを煽っておられる様子も映ってない気が…(苦笑)

「何が起こるか判らない」のがライブ
これも「予測不能」な生中継ならではなんでしょうけど
立ち上がってドラムを叩かれる強一さん、観たかったなあ…(笑)

ともあれ、今度こそ(笑)本編のラスト曲【漂泊者】
ライブの途中から、甲斐さんのネジネジ(笑)や
イチローさんの髪がなびいていて
いい風が吹いてるのが判ったんですが

奥さんは、この頃になってやっと
固められていた甲斐さんの髪が「ヒヨヒヨ」し始めた♪と…(笑)
未だに昔の「エメロン・ヘア(笑)」のイメージが抜けてないみたいです(笑)

それはともかく、ロングショットながら
「ガッツリ爆発(笑)」なさって本編終了…
「甲斐コール」が響く中、さして「お待たせ」時間もなくアンコールへ…

メンバーの皆さんと一緒に公平さんもステージに登場され
おそらく?上手側からしか見えなかったであろう
甲斐さんの姿もカメラが捉えてます(笑)

【きんぽうげ】で、イチローさんと公平さん この日3度目の競演♪
甲斐さんは、ゴキゲン麗しそうな表情で歌われていて
ラストはツインドラムの前で超笑顔(笑)
「両手に花」効果でしょうか?(笑)

その一方の「花」を送り出された後、メンバー紹介
前野さんの方を振り向かれたのは「タメ」が長かったから?(笑)

【観覧車'82】については「又聞きレポ」他でも触れておりますが
当時のインタビュー記事によると…「僕らの歌は街の歌だからね
そんなファンタジーを聴いて欲しい」と甲斐さん

「幻想的なファンタジーって意味じゃなく
憎悪も孤独も悲しみも喜びも笑いも涙も
入り混じったファンタジーをやりたいね、聴いて欲しいと思うよね」

「僕が使った[ハードボイルド]っていうのは
もっとファニーな意味だったんだけど
[ハードボイルド]って言い切っちゃうと大仰すぎるから
ファンタジーの方が、中に色んな意味があるでしょ」

「【観覧車】ってファンタジーだと思う
甲斐バンドが、あれをシングルにしなかったっていうのは大きいけどね
まあ、あの時出しても売れたかどうか判んないけどね」と話されていて
やはり、当時のバンドへの思いが込められているのかなあと…?

Wアンコールではなく【100万$ナイト】
ラスト曲【破れたハートを売り物に】と
全23曲を一気に歌い終えられたのが
野音の時間規制のためだけでなく
「観客への配慮」でもあったということに歳月を感じますねぇ…(苦笑)

奥さんは「史上初のネタバレ・ライブ」のおかげで
ペース配分しやすかったみたいだけど
それでも、いったんライブが始まったら
頭でっかちでいられる訳もなく…(笑)

ただ、周りのファンの方の中には
【ブライトン・ロック】の時とは別人のように
お疲れのご様子の方もいらっしゃったんだとか…(汗)
そう考えると、当時30歳の甲斐さん
全く衰えておられませんね♪

余談ですが…当日は、33年前よりも開演時間が早く
せっかくの照明が効いて来るのが遅かったみたいですが
78年の甲斐バンド初の野音ライブは
15時開場、16時開演…となってます(笑)

当時の記事に「野外って、すごくイヤだったんだ」と話されていた甲斐さん
その直前に「徹夜のレコーディング」で出来上がったというシングルが
8月20日発売の【LADY】

「すごくメジャーな感じだけど
内容は【氷のくちびる】なんかとちっとも変わってない」
…というコメントが添えられてます(笑)

WOWOWさんの「おまけ」には
リリースの約1ヶ月前に野音で披露されたこの新曲の映像が♪
予てより、奥さんが熱望していた「ロン毛」時代の甲斐さん映像に
黄色い?悲鳴が上がったことは言うまでもアリマセン(笑)

残念ながら、フルコーラスではなかったけど
25歳の甲斐さんが、マイクスタンドを抱えられ

松藤さんのドラムセットを背になさって
両横には、長岡さんと大森さんがいらっしゃるという
オリジナルの甲斐バンドのスタイルを見て
奥さんが女学生に戻っておりました(笑)

【ポップコーン…】と【漂泊者】【ブルーレター】の映像は
全て82年の武道館ライブのもので
こちらは、長岡さん脱退後の3人甲斐バンドですね

「休業宣言」をなさって、ニューヨークに渡られ
「虜」が完成したかと思ったら
また「良いものを作る時間をくれよ」発言…

でも、その「GOLD」を引っ提げてのBIGGIGに繋がる
節目のライブかと考えると感慨深いものがありますね

もっとも、奥さんは「甲斐さん機嫌悪そう(笑)」やら
「大森さん若い!」やら「松藤さん細い!」やら
自分のことは棚に放り上げて大騒ぎ(笑)
「AGAIN」の映像よりもテンション高かったかも知れません(笑)
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甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016 おまけ3

2016-08-18 07:56:00 | メディア
12曲目【ナイトウェイヴ】のイントロが流れ始めると
続々と立ち上がられる皆さん(笑)

黒いジャケットを召された甲斐さんが、歌い出された途端
驚いたような表情の松藤さんと顔を見合わされたイチローさんが
甲斐さんに近づいて「教育的指導」(笑)

後ろを振り向かれた甲斐さんに
松藤さんからも「教育的指導」が入るも
そのまま歌い続けられてました(笑)

「何があろうとショーは続く」んですもんね(笑)
まあ、若干?照れ隠しみたいな笑いを浮かべておられたけど…(笑)

甲斐さんが松藤さんのドラムセットの陰にハケられ
(三好さんと何か話されていたらしい)
岡沢さん→稲葉さん→前野さん→イチローさん…と順番にソロ演奏
いつものように松藤さんが、皆さんを指し示されてました

そして【東京の一夜】
兼田達矢さんは「AGAIN」を「再現」ではなく
「更新」と呼びたくなると書かれてますが

33年前にこの曲を歌われた際
甲斐さんは「ただノスタルジックなだけで
曲を[再現]するんだったら[NO]だよね
今の時代にフィットする部分が
非常に濃厚にある歌だったら良いと思う」と話されていて

今回の「AGAIN」に関しても
「セトリ」自体は「再現」とはいえ
「今の甲斐バンドを見せつける」という言葉にも
同じ思いが詰まっていらしたんじゃないかと…

以前に「2年前の歌を2年前と同じようには歌えない」とおっしゃってたけど
この日も前回の野音とは違う演奏になってましたね

ちなみに…(昔に作られた曲を新しい音で演奏する)
「そういう部分の余裕っていうのは
長くバンドをやってないと生まれて来ないんだよ」という言葉は

BIGGIGの音源を編集なさる際に、あるトラブルがあって
「テープにハサミを入れて繋ごう」と提案された甲斐さんに
大森さんが「これは歴史だから
ハサミを入れない方がいい」とおっしゃって

「バンドっていうものは
ハサミを入れちゃいけないような歴史っていうのを
これからも作って行かなきゃいけないというプレッシャーを持ってるんだ」と
実感されたことと背中合わせになっているんだなあと…

ともあれ【東京の一夜】演奏終了直後
ステージ下手側に公平さんの姿が…♪
「今夜のゲストを紹介しましょう!」と甲斐さん

公平さんが、奥さん待望の【SLEEPY CITY】を弾き始められた時
目の前を通り過ぎざまに何か声をお掛けになったのか?
公平さんがふいに笑顔になられてました(笑)

当日の奥さんは、公平さん渾身の「ゴキゲンな演奏」に釘付けで
ろくに甲斐さんを見てなかったようだけど(笑)

確か、北海道の野外フェスでも、公平さんに見とれていて(笑)
気がついたら甲斐さんがステージから降りておられて
「落っこったの?(汗)」とビックリしたことが…(笑)

この映像で、曲の途中から再び上着を脱がれた甲斐さんを見て
当時は、ランニングシャツにサスペンダー姿で走り回ってたんだよねぇ…と(笑)

「THE BIG GIG」のジャケ写やポスター、チラシ等に使われていた
甲斐さんの姿を思い出したらしく、遠い目をしておりました(笑)

そうそう!場内で販売されていた「NYボックス」の特典ポスターが
この写真の復刻版だったら「大人買い」していたかも知れないらしい(笑)
…って、元のポスターも持ってたような気が…?(笑)

それはともかく、イチローさんと公平さんの「せめぎ合い(笑)」が続き
甲斐さんに促されて、お二人が並んで演奏される姿に
「下手側の人、イイよねぇ♪」と奥さん(笑)

そういえば、初めて公平さんがツアーメンバーになられた際に
下手側のかなり端っこの席だったにも関わらず
公平さんファンの方にお願いされて
センター前方の夢のような席と代わったことがあったんだとか…(笑)

続く【胸いっぱいの愛】では
皆さん「GO!」と拳を突き上げられてますが

以前の甲斐バンドツアーで、この曲が久しぶりに演奏された時
「勝手に右手が挙がった(笑)」と奥さん(笑)
でも、同じように「条件反射」で?(笑)
手を挙げられた方が大勢いらしたらしい

こういう参戦スタイルというか、曲ごとに違う観客のパフォーマンスが
いつの間にか「お約束」になっているというのは
振り付け師の方がおられる訳じゃなし(笑)
やはり、曲のパワーが観客を動かすんでしょうね?

余談ですが…公平さんが、ご自身のツイッターに
「素晴らしいライブだった
ヘビィなロックをビジネスに繋げたパイオニアは甲斐さん

改めて感じたな。日本のロックの夜明け第2弾って感じだよ
今夜はギターが弾けて嬉しかったよ」
…と記されてましたけど

以前にダイアモンド・ユカイさんも
甲斐さんのことをミック・ジャガーと同じように
ビジネス面でのプロデュース力が凄いとおっしゃってました

甲斐さんが、デビュー当時から
演歌・歌謡曲の全盛期に「チャートに入るロック」を目指されたのは
必ずしも「ビジネス」が一番ではなかったものの

「セールスはリスナーからの評価」であり
「売れた曲しか記憶に残らない」という意識をお持ちだったことと

ジャックス、はっぴいえんど、ミカバンドといった
活動当時より、その後に高く評価されたバンドとは違って

「甲斐バンドは、売れながら力を貯えて行かなくちゃいけないバンド」だと
分析されていたことが根底におありだったためだそうだ

ただ、ジャックスに関しては「ナンで認められないんだ!?」という
悔しさ、怒り、哀しさをかなり強く感じておられたみたいだし

「ビジネスとして成立するロックの第一世代」との言葉には
市民権なき時代のロックの先達バンドへの思いも込められていたんじゃないかと…?

もっとも、甲斐さんご自身は
「日本で初めてロック・ビジネスということを考え出したのは
矢沢永吉だ」と話されてましたが…(笑)
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甲斐バンド THE BIG GIG AGAIN 2016 おまけ2

2016-08-17 06:25:41 | メディア
5曲を歌い終えられたところで
「いい感じで陽が沈み始めてる、どんどん陽が暮れ始めてる」と甲斐さん
…83年には「日没」に合わせ「照明を効かせる」時間だったんですよね(苦笑)

「セミの声がウルサかろうと、ハウリングがあろうと
何があろうとショーは続く!人生と一緒だ」とシビレる言葉が続き

親が死んでも…と言われるショービジネスの世界
甲斐さんが「親父が危篤だと連絡があった」
と話されたライブを観たことがある奥さんいわく…セミくらいじゃねぇ(笑)

もっとも【シーズン】の時に「甲斐さんの声が苦しそう」と思ったのは
それまでハウっていたのを調整なさった結果
マイクのボリュームが下がったからじゃないかと…?
映像を観る限り、甲斐さんはいつも通り歌われてるような気がします

石田伸也さんは「甲斐さんのコンディションは悪くなかったが
野音特有の[ダイナミックさに欠ける音量]だけでなく
音響や照明に次々と襲う不手際が気になった」と呟かれてましたけど

今回の生中継も前回の野音ライブの映像も
「音量」がさして気にならなかったという点では
茶の間観戦も悪くないのかなあと…(笑)

もちろん「生」で体感することに勝るものはないと思いますが
座席の位置とか周囲の環境とか
いかんともし難い不可抗力の部分もあるでしょうし…

石田さんも「隣席のおっさん」の「胸ぐらを掴みそうになった」みたいで(汗)
奥さんが常々言ってるように「隣近所は大事!(笑)」なんですねぇ…

ついでに…と言ってはナンですが
「セットリストの完全再現は
逆に[GOLD]の収録曲が中心になる訳だけど
意外にその後のライブでスタンダードになった曲が少なく
【シーズン】でさえも新鮮な気がした」と石田さん

奥さんもずっと「虐げられたアルバム」だと思ってたらしいんですが(笑)
今考えてみれば、このアルバムが「納得の行かないもの」だったのではなく

甲斐さんが「GOLD」制作中の「ある想い」を封印され
BIGGIGの成功、イチローさんの正式加入の後
密やかに解散プロジェクトが始まっていたためじゃないかと…?

その頃の残間里江子さんのインタビュー記事で…
「わが国でも屈指のロッカーは、音楽の話をしたくないと言った」と
主にご家族について語られているんですが

その中に「仕事の上での人間関係でも
どちらがいいのか判別がつかなかったら
[続けよう]っていつも言うわけ

いっぺんやってあげて、それで向こうがそれを感じないんだったら
[さよなら]をすればいい
そうすると、自分で諦めがつくでしょ?」というご発言があって
大森さんから「提案」が出されたのかなあと…?

ともあれ、その「虐げられたアルバム(笑)」との思いから
「GOLD」の中の曲がライブで取り上げられた時の嬉しさは格別みたいで

前回の甲斐バンドツアーで【GOLD】が演奏された際には
正に「一人BIGGIG AGAIN」状態だった奥さん(笑)
「火のように熱いリップス」で指さし確認されて
魂を飛ばしたこともありました(笑)

今回もまた「Mr.大森」と幻聴を聴き(笑)
右手を高々と挙げられた大森さんの姿を目にしたようだ(笑)

ボク個人としては、松藤さんが稲葉さんの方をご覧になって
微笑まれたのはナゼ?と気になってます(笑)

【ボーイッシュ・ガール】の「モデル歩き(笑)」というか
腰に手を当てられフリフリ(笑)というか

ボクは「組合(笑)」に加入してないので「萌え」たりはしませんけど(笑)
このパフォーマンスが絵になる「オーバー60」は甲斐さんだけでしょうね(笑)

【荒野をくだって】で、キーボードを弾かれる松藤さん
ここまでの8曲でもう、ドラム→ギター→ドラム→キーボード
…というマルチぶりを発揮なさってます

松藤さんによれば、33年前に「初めて[シンセ使い]に代わったキーボード」
竹田元さんのお隣で、サックスの徳広裕さんが弾いていらっしゃって
松藤さんも他のメンバーの方々も
そのままステージにおられたようだけど

今回は、甲斐さんとキーボードのお二人を残して
一旦、ステージ袖に下がられたので
その間、ステージ後方の椅子に座っていらしたのは
強一さんではなく、スタッフの方(笑)

松藤さんのドラムセットの後ろにおられた三好さんと
ステージ上で機材の管理をされていたみたいで
強一さんのドラムの調整をなさってる様子が映ってました

そうそう!奥さんは、グッズ販売されたブルーのTシャツより
スタッフの方やアンコールでメンバーの皆さんが着用されていた
「黒地にグリーンのロゴ」が入ったTシャツの方がイイ!と…(笑)

それはさておき…奥さんが今回一番楽しみにしていたにも関わらず
当日は、涙で「大好物」が見えなかった【MIDNIGHT】

甲斐さんがギターを弾かれる姿を堪能し、満足気な奥さん(笑)
…っていうほどギター弾かれてませんけどね(笑)

BIGGIGでは「どこの窓からも、タダで覗いてる人が見える、ね?(笑)
非常に、いや、物凄くいい気分だ、凄く、ね

何時間みんなを待たしたか判んないけど
隅から隅まで全部、息づかいチャンと耳に入るし、大変嬉しく感謝します

色んな街から来てくれたと思うし
いいね、凄く…なんとなく巨大なビアガーデンって感じがあって…(笑)

今年もかなりの数のイベントがあったけれども
これが正真正銘、招待者抜きの、本当に買った人達の人数です
なんとなく皮肉が多いかな?(笑)

OK、ちょっと客席を明るくしてくれる?
【安奈】をやるからね【安奈】を…いいかい?
そのままちょっと点けっぱなしにしとくからさ、みんなで一緒にやるよ」と
今で言う「萌え〜♪(笑)」な甲斐さんの言葉で始まった訳ですが

結婚したばかりの頃、奥さんはこのビデオをよく観てたので
自然とボクもたびたび目にする機会があり

松藤さんが、マラカスの親戚(笑)みたいな楽器を手にされている映像を
何度も観ていたにも関わらず
「えっ⁉じゃあ、ドラムは誰が叩いてるの?」という疑問には至らず…(苦笑)

その頃にはもう「ツイン・ドラム」になっていたせいか
かなり気づくのが遅かったんだけど
アノ時の奥さんの冷たい視線…忘れられません(笑)

ともあれ、今回は「タイミングがピッタリ(笑)」とおっしゃっていた
「都知事選」の話題ではなく(笑)

WOWOWの生中継が「全国津々浦々まで流れてます。楽しんで欲しい」と甲斐さん

「ナンでこんな良い天気なの?(笑)気温も良いんだけど…
かといって、熱中症にならないように…水分補給しながら…
自信のあるヤツほど、どんどん崩れて行きますから(笑)」

「オリンピックが始まり、高校野球が始まり…
余裕ないですよ、今日終わらないと…

水泳はすかさず金、僕は女子ウエイトリフティング大好きなんですけど(笑)
三宅、ずっと応援してます!良かったね、メダル獲れて…」と話された時
奥さんは「サラメシ」効果倍増で、大きく頷いたんだとか…(笑)

「リオの五輪…髪の毛の長さの話じゃないよ」ネタ(笑)の後
客席を指差されながら「来た?今来た?(笑)」とおっしゃる甲斐さんが
「可愛い♪」と奥さん(笑)
でも、ボクが同じこと言ったら…?(汗)

ここで「一回座って、ゆっくり楽しもうね
年齢上のこともあるし(笑)性別上のこととか…」と着席勧告が出され

「なんかね、今夜は天気がピーカンで
凄い暑いって言われてたんだけど、陽が翳って来て…
WOWOWの中継もやってるんですけど
録音もやってるんです、レコーディングも…

一番のここでやる時の外敵はセミの声!(笑)
歓声よりウルサイ(笑)どうやってシャットアウトするの?(笑)」とのお言葉に
奥さんは「歓声はウルサイのか?(笑)」とツッコミ(笑)

でも、前回の野音ライブは
同じ8月とはいえ、30日だったので
「虫の声」が聞こえてたなあ(笑)…と思い出していたら

「2年前、野音でやった時は[デング熱]の時で…代々木公園とか…
普段から威張ってるヤツが患かるんだよねって言ったら
松藤に[じゃあ、アンタ真っ先に患かるじゃん]って言われた(笑)」

「デング熱、天狗熱…来た?(笑)」と甲斐さん(笑)
もちろん、奥さんは…以下省略(笑)
ただ「このMCの後によく歌えるよね(笑)」と…(笑)

でも、甲斐さんのお言葉通り
この曲辺りから、そろそろ陽が暮れて来て
照明が綺麗に映え始めたなあと…♪
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