2008年8月の北京五輪の頃
甲斐さんが、セイヤングでもよく口になさっていたのが
「澤(穂希選手)に任せれば良いのに…(笑)」という言葉
北京五輪の女子マラソンの欠員も男子サッカー反町ジャパンも
男子バレーボール植田ジャパンから、果ては国会議員まで(笑)
「全部、澤ならナンとかしてくれそう」だと…(笑)
「苦しい時は、私の背中を見なさい」と「なでしこ」を牽引されて来た澤さん
そのプレーもさることながら「男前」なお人柄に
「惚れてまうやろ〜!」状態でいらしたのはもちろん(笑)
メンタル面の弱さが見えた男子アスリート達に
「カツ」を入れてやってくれ!との思いもおありだったんじゃないかと…?
で、今回の手倉森ジャパンは、どうご覧になったんでしょうね?(笑)
湿度対策に主眼を置いたキャンプ地探し
「肉体的にも精神的にもタフな選手が必要」と選出されたメンバー
…実際はエースを欠いての出場になったけど(汗)
「日替わりの先発で疲労を分散し、総合力での勝ち上がりを狙う」
「堅守からのカウンター」を掲げ
何かと問題のある「4-3-3」の布陣や
セットプレーの練習に余念はなく
「メダルを取るためには、初戦で勝ち点3を取ることが全て」と準備万端?
対するナイジェリアは、キャンプ地アトランタからの移動に手間取り
ホンジュラスとの強化試合は中止になるわ
初戦当日、空港に到着したのは試合開始の6時間前だわで
「何も問題はない」というナイジェリア選手のコメントに
「イヤイヤ、それは無理があるやろ?」とツッコミまくり
でも、だから油断した…という訳じゃなく
雰囲気に呑まれ、見事に浮き足立ってしまった結果
冷静さを欠いたミスが続出
そのミスを挽回しようとして、更に傷口は広がり…(汗)
ただ、実力差が格段に違っていたのではなくて
取られたら取り返す展開で、4得点を挙げただけに
なおのこと5失点がイタイ…
もっとも、手倉森監督が「4点取れるチームが
失点しなければ絶対勝てる」とおっしゃったのには
この試合をご覧になったほぼ全ての日本人が
「だから、どうやって?」と返したことは間違いないんじゃないかと…(苦笑)
中2日でのコロンビア戦は、オウンゴールを含む
後半の2失点を取り返して、引き分けに持ち込み
「世界で戦ったことのない選手と監督が、まず負けた
次で勝ち点1をもぎ取った
いよいよ勝つ時だ」と手倉森監督
南米のタフなチームを相手に渡り合ったのは見事だけど
一度もリードを奪えないことと
ピンチの時や失点した後、ガックリ肩を落とす選手が多いのが気がかり…
一次リーグ最後のスウェーデン戦には辛勝したものの
時すでに遅く、敗退が決定…
やはり、決勝トーナメントに勝ち進むチームは
五輪という短期決戦の場に
「最高」の状態で挑むことが出来るチームなのかなあと…?
ちなみに、ハリルホジッチ監督は…野心、積極性、スピード
勝利を挙げた3試合目のように
全ての試合でプレーすべきだった…と分析され
何人かフル代表に呼べそうな選手を見つけたと話されてました
前回ご紹介した「メダル数に関心がない」とおっしゃる方の中に
「五輪のテレビ中継は、日本人がメダルを獲得しそうな競技ばかり
私は、それが外国人同士の戦いであっても
世界トップクラスのパフォーマンスが見たい」
…というご意見の方がおられたんだけど
今朝の男子サッカー決勝は、正にそういう一戦でしたね
前のW杯で大量失点し、ドイツに敗れたサッカー王国ブラジルが
PK戦の末、オリンピック初の金メダル
後半終了間際からのマラカナンの雰囲気は
テレビ画面を通してでも判るくらい異様な熱気に包まれ
ドイツの選手がボールを保持している間中
ずっとブーイングの嵐が続いていたりして
「オリンピックなんか!」と反対されていた方々にとっても
やはりサッカーだけは別物なのかと
その情熱の傾け方に怖さを感じるほどでした(汗)
PKを外したドイツの選手の心境を思うと胸が痛みますが
でも、あれはきっと「マラカナン」に棲む魔物のせいです
絶対何か目に見えない力が働いていたんでしょう(汗)
最後のPKを決めたネイマール選手が、その場で泣き出したのは
もちろん勝利の喜びもあったでしょうが
それ以上にプレッシャーから解放された安堵の方が
はるかに大きかったような気が…?
それにしても、直接FKの場面で
「ココしかない!」という位置にピンポイントでゴールを決めたり
PK戦に入って、4-4になった後、ドイツが5本目を失敗し
これでブラジルが決めれば…という最高の舞台が整った時に
キッカーの順番が回って来るって
「持ってる」としか言い様がアリマセン(笑)
不安と重圧を押し殺し、その期待に見事に応えることこそが
スーパースターたる所以なのかなあと…
余談ですが、最後に元日本代表監督イビチャ・オシム氏の言葉を…
今日のサッカーより、明日のサッカーが向上している
あなたの仕事もそうだろう?人生も同じだ
…くぅ〜!
って、最近聴いたことのあるフレーズが…(笑)
甲斐さんが、セイヤングでもよく口になさっていたのが
「澤(穂希選手)に任せれば良いのに…(笑)」という言葉
北京五輪の女子マラソンの欠員も男子サッカー反町ジャパンも
男子バレーボール植田ジャパンから、果ては国会議員まで(笑)
「全部、澤ならナンとかしてくれそう」だと…(笑)
「苦しい時は、私の背中を見なさい」と「なでしこ」を牽引されて来た澤さん
そのプレーもさることながら「男前」なお人柄に
「惚れてまうやろ〜!」状態でいらしたのはもちろん(笑)
メンタル面の弱さが見えた男子アスリート達に
「カツ」を入れてやってくれ!との思いもおありだったんじゃないかと…?
で、今回の手倉森ジャパンは、どうご覧になったんでしょうね?(笑)
湿度対策に主眼を置いたキャンプ地探し
「肉体的にも精神的にもタフな選手が必要」と選出されたメンバー
…実際はエースを欠いての出場になったけど(汗)
「日替わりの先発で疲労を分散し、総合力での勝ち上がりを狙う」
「堅守からのカウンター」を掲げ
何かと問題のある「4-3-3」の布陣や
セットプレーの練習に余念はなく
「メダルを取るためには、初戦で勝ち点3を取ることが全て」と準備万端?
対するナイジェリアは、キャンプ地アトランタからの移動に手間取り
ホンジュラスとの強化試合は中止になるわ
初戦当日、空港に到着したのは試合開始の6時間前だわで
「何も問題はない」というナイジェリア選手のコメントに
「イヤイヤ、それは無理があるやろ?」とツッコミまくり
でも、だから油断した…という訳じゃなく
雰囲気に呑まれ、見事に浮き足立ってしまった結果
冷静さを欠いたミスが続出
そのミスを挽回しようとして、更に傷口は広がり…(汗)
ただ、実力差が格段に違っていたのではなくて
取られたら取り返す展開で、4得点を挙げただけに
なおのこと5失点がイタイ…
もっとも、手倉森監督が「4点取れるチームが
失点しなければ絶対勝てる」とおっしゃったのには
この試合をご覧になったほぼ全ての日本人が
「だから、どうやって?」と返したことは間違いないんじゃないかと…(苦笑)
中2日でのコロンビア戦は、オウンゴールを含む
後半の2失点を取り返して、引き分けに持ち込み
「世界で戦ったことのない選手と監督が、まず負けた
次で勝ち点1をもぎ取った
いよいよ勝つ時だ」と手倉森監督
南米のタフなチームを相手に渡り合ったのは見事だけど
一度もリードを奪えないことと
ピンチの時や失点した後、ガックリ肩を落とす選手が多いのが気がかり…
一次リーグ最後のスウェーデン戦には辛勝したものの
時すでに遅く、敗退が決定…
やはり、決勝トーナメントに勝ち進むチームは
五輪という短期決戦の場に
「最高」の状態で挑むことが出来るチームなのかなあと…?
ちなみに、ハリルホジッチ監督は…野心、積極性、スピード
勝利を挙げた3試合目のように
全ての試合でプレーすべきだった…と分析され
何人かフル代表に呼べそうな選手を見つけたと話されてました
前回ご紹介した「メダル数に関心がない」とおっしゃる方の中に
「五輪のテレビ中継は、日本人がメダルを獲得しそうな競技ばかり
私は、それが外国人同士の戦いであっても
世界トップクラスのパフォーマンスが見たい」
…というご意見の方がおられたんだけど
今朝の男子サッカー決勝は、正にそういう一戦でしたね
前のW杯で大量失点し、ドイツに敗れたサッカー王国ブラジルが
PK戦の末、オリンピック初の金メダル
後半終了間際からのマラカナンの雰囲気は
テレビ画面を通してでも判るくらい異様な熱気に包まれ
ドイツの選手がボールを保持している間中
ずっとブーイングの嵐が続いていたりして
「オリンピックなんか!」と反対されていた方々にとっても
やはりサッカーだけは別物なのかと
その情熱の傾け方に怖さを感じるほどでした(汗)
PKを外したドイツの選手の心境を思うと胸が痛みますが
でも、あれはきっと「マラカナン」に棲む魔物のせいです
絶対何か目に見えない力が働いていたんでしょう(汗)
最後のPKを決めたネイマール選手が、その場で泣き出したのは
もちろん勝利の喜びもあったでしょうが
それ以上にプレッシャーから解放された安堵の方が
はるかに大きかったような気が…?
それにしても、直接FKの場面で
「ココしかない!」という位置にピンポイントでゴールを決めたり
PK戦に入って、4-4になった後、ドイツが5本目を失敗し
これでブラジルが決めれば…という最高の舞台が整った時に
キッカーの順番が回って来るって
「持ってる」としか言い様がアリマセン(笑)
不安と重圧を押し殺し、その期待に見事に応えることこそが
スーパースターたる所以なのかなあと…
余談ですが、最後に元日本代表監督イビチャ・オシム氏の言葉を…
今日のサッカーより、明日のサッカーが向上している
あなたの仕事もそうだろう?人生も同じだ
…くぅ〜!
って、最近聴いたことのあるフレーズが…(笑)