この湖にはインダー族の人たちが住んでいるといいます。雨季には湖面が上昇するので、どの家も高床式住宅というわけだ。彼らがなぜこの地で生活するようになったのか、その理由は残念ながら知りません。また、彼らの農業手法が奇想天外面白いのです。それは栽培地の写真が出てきたところでのご紹介とします。
この地域の伝統的な織物だという蓮布を作っているところを見せてもらいました。蓮の茎からこうして筋を抜きとります。その抜いた繊維が次の写真、これが織物になるのです。まったく「へぇ~」でした。
なんともいいお顔のおじいさんでした。日本のどこかにいそうな風貌でしょう。
鍋で煮たてた染料で染色された糸が、次の写真のように天日干しされるのです。
製品が華やかに並んでいます。蓮のほかの繊維は混ざっていないのか、との問いかけはしないでしまった。