マンダレーヒルの麓にあるグドードォ・パヤーにやってきた。ここでも入り口で蓮の花を売っていた。
入口は金ぴかで左右には白い小ぶりな仏塔が並んでいる。
珍しくも下足入れの棚があった。現地の皆さんは草履。観光客は運動靴。下足入れの縦幅が高すぎます。重ねて一杯入れろということか。それとも雨季になればミャンマーにも長靴というものがあるのでしょうか。
正面遠くに小柄な仏様。頭の後ろの電飾、これが好きらしい。こちらの人は。
中央参道の両側には真っ白な小仏塔が整然と並んでいます。残念、背景が白すぎて黒い衣装が浮いてしまう。
真っ白く塗られた小柄な仏塔が並びます。その数なんと729塔。それぞれの仏塔の中には、仏陀が悟りを開いてから亡くなるまでの説教をまとめた経典を刻んだ石板が収められているのです。
これがその石板。ユネスコさんがこれを世界記憶遺産に登録したといいます。「記憶遺産」知らなかった。そこで調べてみました。「古文書や書物といった歴史的な記録」とのこと。日本にはいくつあるの。これも調べた。「山本作兵衛による筑豊炭鉱の記録画」 「慶長遣欧使節関係資料」など7件。残念ながら何も知りませんでした。ただひとつ近時の出来事、戦後引き揚げ船の寄港地での記録「舞鶴への生還」としての登録は、あの "岸壁の母" などでかろうじて知りうる出来事でした。
今日は1月22日月曜日。ミャンマーでは「お日柄がいい」のか、こちらにも新郎新婦。胸から零れ落ちそうに膨らんでいる幸せを、皆さんと共有したいというのか、向けたカメラににっこり。ほんとはこれからが本番、現実の世界が待っているんだけどね。
この寺院のジオラマというのかな。左側グリーンに見えるベルトが参道。729もの仏塔ですから製作者も大変だったでしょう。ガラス室の中にかくまわれていました。
ここでもビデオカメラが新婚さんを追っていた。こちらさんはずいぶん地味な衣装でした。
よそ様からお借りしたマンダレーヒルからの写真。この町のどこまでも続いている広がりを知ることができます。そして、この寺院は、確かにマンダレーヒルの麓にありました。へぇ~こんなところを歩いたのか。との感慨を持ちます。王宮方面とは方角が違うのかその姿を認めることはできません。
寺院を出たところには、こんなお店が連なっていました。