船の上で1時間ちょっと。対岸で待っていた三輪タクシー2台に分乗しての観光です。その乗り心地はご案内のとおりです。
なんとこれが台座だとも聞いた。仏塔の建造に取り掛かった王さまが亡くなって中断したとか。ということはこの上に寺院が建つはず。嘘だろうと私は思うのですが。そんな歴史があるらしい「ミングォンパオダ」にやってきました。
この領域に入ってくるだけでも3000チャット (240円) という。ビール一杯が4~500円なんだから安いものだ。階段を上ってゆくと仏さまがいらっしゃるようだ。仏疲れしている私たちは、だれもこの階段を上ろうとはしないのです。裸足になるのもやだしね。台座といわれる部分にはいくつも割れ目ができていて危険ってな感じ。
お供えの蓮の花があちこちで売られています。一束いくらなんだろう。
すぐ近くにこの大きな鐘があった。本来は巨大仏塔の中に収めるはずだったけれど、その仏塔が完成を見なかったので小さなこのお堂の中にそれはあった。「ミングォンの鐘」高さ8.5m 直径が5mで重量が90トン ヒビが入らず健全な鐘としては世界一だといいます。
鐘をついてみました。こんな小さな棒では、音が出るはずがないんですが、上から、横からそして上に向けてだっけ。打ってみた。打つ方向に、それぞれいわれがあるようでしたが忘れました。
白亜の「シンビューメェ」 王さまが王子時代の1816年に他界した夫人をしのんで建てさせたという。インドにもありましたよね。お妃をしのんでという総大理石の墓廟タージ・マハール。ここも確か靴は脱いだ。靴下を取ったかどうかの記憶はありません。
ご本尊さまにお会いするにはこんな階段をどんどん上らなければなりません。どんな仏さまがいらっしゃるのか知りませんが、私は途中でUターン。
船着き場ではご婦人がお洗濯中でした。
左に見えている子供二人が両側から私の手を握って離しませんでした。この坂の登りを連れて行ってやる、というのです。親御さんに言われての働きか、小遣い稼ぎも大変だ。サポート料1ドルの出費となりました。私の後にはお客さんはつかなかったらしい。手ぶらで帰ってくるのでした。
火鍋料理。四角い器に入っている食材がどんどん加えられます。左が絶ピリ辛。正面の二つのグラスは、私と隣の彼女の。旅の道連れ即席の「ビル友」になるのでした。500mmはお互いチトきついということで、日替わり当番制とするのでした。
いつも私のグラスが多め。少々気が重くもあり、ある夜ワイン発注となることもあるのでした。お酒の話はいいとして、料理これはおいしかった。ピリ辛には賛同者少々、後半戦はそこへの投入を拒否するのでした。