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べっぷ街並み散策(2021ぐるり九州no14)

2021-12-14 | 九州

 宿した亀の井ホテル。なかなかどうしてと感じ入るホテルだったんです。

 街並みめぐりのお散歩にボランテアガイドさんお二人。二班に分かれての出発です。

 最初にこのホテルの説明からきた。下に書かれている文字を起こしてみます。左から明治44年 (1911) 開業時のホテル、客室はたった3室。次が昭和2年 (1927) 日本初の女性バスガイドを乗せての地獄めぐり。次は明治12年 (1877) に創建の竹瓦温泉、竹の瓦で葺いたとし、この写真は大正2年 (1879) 改築されたものと書いてある。これらの事業を成したご本人は別府駅に銅像となっている。

 別府鳥瞰図大正13年制作としてある。ど真ん中に亀の井ホテル。

 これが現在の竹瓦温泉。公衆浴場として立派に生存している。この温泉は2004年に登録有形文化財とされたといい、このパンフの表紙を飾っているのでした。あの「千と千尋の神隠し」のモデルになったとかの話もあるようだ。

 西法寺。こんなお寺も訪ねました。境内には幼稚園もあった。

 対面するお家からお互い手を伸ばせば握手もできるかなってな細い小路。この小径がこの散策で一番印象に残る風景でした。多分普通の観光旅行では訪ねることのない小径でしょう。

 

 こうした公衆浴場にもいくつか立ち寄った。ここは「梅園温泉」大正5年創建され百年続く路地裏の別府名湯。平成28年 (2016) の熊本地震で被災し、平成30年に再建と紹介されていた。

 たまたま二班がここで一緒になった。紙コップがみなに配られ名湯を味わうのでした。

 街並み散策を終えて、キャリーバックを転がしながら駅にやってきた。別府温泉、別府の町を興した油屋熊八の像があった。そこには「子どもたちをあいしたピカピカおじさん」と彫られている。やはりマスクなしとはならないんだ。

 台座にはこんな言葉が・・・

 「36ぷらす3」は 11:08 に博多を目指します。

 

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