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門司港で(2021ぐるり九州no17)

2021-12-25 | 九州

 

 門司港にやってきた。すぐそこが関門海峡ですが、そこまでは足を運びませんでした。そこに見えている橋は関門橋かな。

 この駅は1914年(大正3)開業だという歴史。1988年(昭和63)鉄道駅舎としては初めて国の重要文化財に指定されたといいます。

 

 駅構内はいい感じ。2019年に6年に及ぶ復元工事を経て大正時代によみがえった輝き。

 どうやらここでも切符が買えるらしい。「きっぷうりば」ってひらがなだ。

  北九州港(門司港)のマスコット「スナQ」スナメリの「スナ」と北九州の「キュー」をくっつけたんですって。どこへ行ってもキャラは子供に大人気。

 観光列車が2本並んでいました。36ぷらす3のお客さんは自由に見学してくださいとのこと。こちらが熊本と鹿児島県吉松を結んでいるという「いさぶろう・しんぺい号」何故この駅で休んでいるのでしょうか。

 車内は古式ゆたかはいいけれど背中痛くならないのでしょうか。

 熊本と人吉を結んでいる2両編成の「やませみ・かわせみ」もこの駅で休んでいた。1号車がかわせみで2号車がやませみだとさ。

 

 

 手の込んだデザインのこの列車の作者も三戸岡鋭治さんだという。九州の観光列車は全て彼の手によるものなんでしょうか。

 

 やはり九州だ。焼酎がズラリ。

 この駅でのおもてなしは、このお二人さんの演奏だけでした。約45分の停車時間を経て、今度は6号車を先頭にして博多に向かうのでした。

 この駅では乗降客の扱いがあったのかもしれない。

 「私たちのお仕事は今日までです」とおっしゃった。4日間の旅で少しは親しくなったおふたり。マスクを外してなんて声を発することはできませんでした。カウンターの中で両手で示しているカードが次の写真。

 お二人の似顔絵スタンプが押されていました。お客さんが想いを綴れるこのカード。その想いが車内で紹介されるのです。夫婦愛・親子愛その感謝の気持ち。そんな心温まる綴りが幾たびとなく紹介されるのでした。そして博多駅に16:32到着。駅近くのホテルでおやすみの時間となるのでした。

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