重厚感ありのこの建物の写真、画が荒いのはいただきものだからです。ヴェルサイユ宮殿がルイ14世ならば、こちら「オテル・ドウ・ラ・マリーン」はルイ15世が王室の家具調度品保管所として造らせたという建物。1789年フランス革命を機に海軍省が入って2015年まで本部として使っていたといいます。それを4年がかりの修復工事によって、18~19世紀のフランス装飾芸術を満喫できる文化遺産として2021年によみがえらせたというのです。
中庭にあるチケット売り場から上を見上げたらガラス屋根。これは18世紀ではありません。改修工事の時で来たもの。
どの部屋を見ても豪華絢爛。時間がなくてヴェルサイユ宮殿まで足を延ばせない人は、ここを見学すればいいでしょうと紹介されるのでした。
きれいに写せませんでしたが、素晴らしい彫り物で飾られた拳銃2丁。
ヘッドフォンをつけて説明を聞きます。どんな仕組みになっているのか、もちろん日本語。
ベットの間がなぜこんなにあるのでしょうか。
ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」なんてわけにはいきませんが、見事なものです。
写真はいっぱい撮りましたが、コメントがつきません。ヘットフォンから流れる説明をただ聞き流し、メモはひとつもありませんでした。
最後にバルコニーからコンコルド広場を眺めて見学は終わりました。