断然おもしろかった「鴨川ホルモー」に続く万条目学さんの第2作です。
なので期待が大きかった。大きすぎました。
面白くないわけじゃありませんが。
大学で研究生活を送っていた「おれ」は不本意ながら9月から12月までの間、奈良の女学校の非常勤講師として勤めることになった。
赴任した先ではいきなり堀田という野生的魚顔の生徒に嫌われ、神経が休まらないことはなはだしい。
ある夜、突然「鹿」から話しかけられ、自分はやはり神経衰弱なのだと思い込もうとするが、「鹿」はおれに「運び番」という重要な役目を託すと言う。
何を言っているのだ・・・。
荒唐無稽度は「鴨川ホルモー」より上ですね。
けれどなんか文章にパンチがない。テンポが私とは合わない。核心になかなかたどり着けないもどかしさも感じました。
けれど剣道の試合の描写は良かった~。
はらはらドキドキしましたよ。
鹿が神の使いとして大事にされているのは知っていましたが、こんな秘密の任務を帯びていたとは。(笑)
しかもポッキー好きの鹿。笑える。
最後は読んでいてホッとさせるものでした。ベタって言えばベタそのものなんだけど。そういう終わり方、嫌いじゃない。
私もマドンナと同じく「重さん」が好きです。って関係ないか。
なので期待が大きかった。大きすぎました。
面白くないわけじゃありませんが。
大学で研究生活を送っていた「おれ」は不本意ながら9月から12月までの間、奈良の女学校の非常勤講師として勤めることになった。
赴任した先ではいきなり堀田という野生的魚顔の生徒に嫌われ、神経が休まらないことはなはだしい。
ある夜、突然「鹿」から話しかけられ、自分はやはり神経衰弱なのだと思い込もうとするが、「鹿」はおれに「運び番」という重要な役目を託すと言う。
何を言っているのだ・・・。
荒唐無稽度は「鴨川ホルモー」より上ですね。
けれどなんか文章にパンチがない。テンポが私とは合わない。核心になかなかたどり着けないもどかしさも感じました。
けれど剣道の試合の描写は良かった~。
はらはらドキドキしましたよ。
鹿が神の使いとして大事にされているのは知っていましたが、こんな秘密の任務を帯びていたとは。(笑)
しかもポッキー好きの鹿。笑える。
最後は読んでいてホッとさせるものでした。ベタって言えばベタそのものなんだけど。そういう終わり方、嫌いじゃない。
私もマドンナと同じく「重さん」が好きです。って関係ないか。