晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

焼肉に行こうと思ったら・・・。

2007年04月30日 16時00分27秒 | 日記
仕事が超忙しかった夫。待ちに待った連休だというのにお葬式が入ってしまい、夕べも今日のお昼もつぶれてしまいました。
ご苦労様。

そこで今日のお昼は次男と焼肉に行くことにしました。
夫は焼肉があまり好きじゃありません。そのうえ値段が張るので、全然連れて行ってくれません。
子供が小さい時はよく行ったのになあ。
いつもはお安いバイキング焼肉だけど、今日は奮発して普通の焼肉やさん
ワンコのお散歩を終え、さあ、行くぞ!

ありゃ、車のエンジンがかからない
ブルルンも言わない・・・。
バッテリーが上がってしまったみたい。
義姉に連絡してみたら折りよくつかまったので、車で来てもらい、とりあえずバッテリー同士をつないで充電(?って言うのかな?)
エンジンがかかったところで「お義姉さん、ありがとうございました。」 そして近くのガソリンスタンドでみてもらいます。

やはりバッテリーいかれていました。
相当前に交換しただけだったので仕方ない。
でも秋に車を買い替える予定なので、なるべく安いのに取り替えてもらう事にします。
それでも17000円もしてしまった。

でも焼肉は行くぞー

二人でガンガン食べて「やっぱりバイキングとはお肉が違うね」「俺、普通の焼肉やに来たの、何年ぶりだろう」なんて貧しい会話を交わしながら、ああ、お腹いっぱい~。 お腹の皮が破けそうだわい。
でも、シ

お会計はバッテリー代がかかったことだしと、気の小さい私は自分のお小遣いから出してしまいました。
ま、楽しかったからいいっか。

昨日、映画「東京タワー」観て来ました。

2007年04月30日 15時44分30秒 | 趣味
オダギリジョーの「マー君」。飄々として良かったですね。

大泉洋は少し軽すぎたし。もこみち君は悲しい顔とかが子供みたいで可愛かったけど演技力が・・・。

内容も原作に一番近かった。

内田也哉子さんの演技力は気にすまい。初めてだから仕方ないよね。

思ったこと。
本は「マー君」の切ない気持ちや、やりきれない気持ち、腹立たしい気持ちが言葉でちゃんと書かれていて、そこを私達は更に想像し、気持ちを共有して感動します。
本ってそういう風に読み手側の想像力も加わって出来上がっていく感じ。
この映画は淡々と進んでいくので、例えば「マー君」がひどく悲しんでいるところもオダギリジョーさんの飄々とした顔が流れるだけで、多くは語られない。
そして、そこを想像して感情移入する間も待ってくれず、場面は流れて行ってしまう。

例えば、オカンのために借りた広い部屋にオカンが初めて入ったのは棺に入れられてで。
本では、痛いくらい「マー君」の気持ちが伝わり、涙なくして読めなかったけど、映画では、もちろんそうだと分かるけど、触れる間もないほどに流されていく。
通夜の最中に原稿の催促の電話を入れてくる編集者を「ぼく」は激しく憎むけれど、映画の中では「ぼく」の憎しみに私が共感する前に「ぼく」は心に決着をつけてしまう。

これはこの映画の作りがどうとか言う前に「本」と「映画」という媒体の差でしょうかね。

でも、「オカン」が抗がん剤に苦しむところは、私はまだそういう人を見たことがなかったので本ではあまりよくわからなかったけど、映画の中の樹木希林さんの演技は凄くて・・・・。苦しみで身体を捩り涙を流し、その苦しみを描く、足の指の動きのアップ。これは涙が出ました。 映像の持つ力ですよね。
リアルに伝えてくる。
この映画では3カ所泣いてしまいましたが、そのうちの1カ所です。

あとの2ヶ所は、東京の交差点でオカンの手をさりげなく引いてマー君が歩くところと、オカンからの手紙を読むところでした。

号泣とまではいかなかったけど。