今日は1日が長く感じられた。
母に会いに行って部屋で昼食介助。
母、今日は体調良好、15分くらいで完食。
食後、車いすを押して廊下を一巡。
廊下の掲示板には季節感の出るものが掲示されていた。
母にそれを見せて説明したりした。
施設のこういう心遣いをありがたく思った。
玄関前にも連れて行き外の空気に触れさせた。
玄関前のプランターには枝豆が植わっていた。
午後はゴルフの練習。
昨日習った方法を試みたが、なぜか今日は全く上手くいかず乱れ打ち。
ゴルフ練習場荒らしのような状態になった。
周囲の人はいつ打球が飛んでくるかとひやひやしたかもしれない。
6時から歳の神の祭りと頼母子。
我が家の庭先に地区の神様が祀られている。
年1回(頼母子は年2回)地区、17戸が集い、神官さんが祈祷をあげるのが習わし。
すると世話役をしている人が私に「この社(やしろ)にはご神木が無いので
松か杉か植えさせてくれませんか」と言ってきた。
「それは夫に訊かなければ私の一存ではお返事できません」と答えた。
「ご神木が無いので植えた方が良いという意見が出ているので・・・」と世話役は言う。
この土地はうちの土地で固定資産税も我が家が払っている。
夫は新たに木を植えることを承知しないだろうと思った。
そこで私は余計な事を言ってしまった。
「あの神様の所に植えている桜の木をご神木とみなすことはできないのですか?
あれは10年くらい前にうちが植えたものですが・・・」
(実は夫の退職記念に植えたもの)
そしてその後、地区の集会所であった「頼母子」で
「ご神木が無いので植えたらどうかという意見が出たが、新たに植えず
〇〇さん(我が家の名字)が植えた桜の木をご神木とすることになりました。」
といきなり世話役が披露。
夫の了解も無くそのように披露されたことに私は戸惑った。
家に帰るやいなや、夫にそれを報告すると、夫、「それは困る」と言う。
「神様を祀る土地は我が家が地区に提供しているが、あの桜の木がご神木となると
神様(祠?)の周囲の土地全てが地区の物と誤解される恐れがある。」と言う。
私は自分が言った言葉を訂正しようと地区集会場に即、戻った。
世話役と区長ともう一人阿部さんという男性が残ってビールを飲みながら歓談していた。
私は夫の考えを言い、あの桜の木をご神木にすることを取り消してほしいとお願いした。
3人は我が家の言い分に納得し、次回の頼母子の時に皆さんに報告し
桜の木がご神木になることを取り消すようにしますと言って下さった。
私もそれで一安心し、飲み会に参加。
地区の人と私がお酒を飲むことは今まで一度もなかった。
(いつも夫が参加していたから)
お酒は好きだし、知らない人とコミュニケーションをとるのは楽しい。
最後まで残っていろいろ話を聞いたり話したり・・・
「近付きにくい人かと思ってた」と世話役の弁。
80歳になられるとのことだが驚くほど若々しい。
お詫びと訂正のつもりで行ったのだが私にとって楽しいひと時となった。
次回の頼母子の時にこのいきさつを忘れてしまわないようここに記しておくことにする。
今日は充実していて1日が長く感じられた。