久しぶりにゴルフの練習に行った。
この練習場で知り合った84歳の方が来ていたので歓談。
すると私と84歳の方の間の打席の方が
「あんた、年をとったなあ。自分と2つしか年が違わんのに覇気が全くない。
体の動きも遅い。のろのろしてる。顔もだらっと締まらん顔をしてる。」という。
最初、耳を疑った。本人(84歳の方)を目の前にしてよくこんなことが言えるものだ。
言われた方はさぞショックだろう。
「あのー、お年はお幾つですか?」と言った方に尋ねたら「82歳」という。
確かに82歳には見えない。とても若々しい。
「〇〇さん(84歳)は普通の人以上に若くて元気ですよ。こうしてゴルフが
できるのですから。お宅が特別ですよ」と割り込んだ。
するとその82歳の人は私にボールを450球打っても平気だとか
ずっと健康自慢。
おまけに「あんな打ち方ではだめだ」など言って84歳の方をけなす。
こういう露骨な態度に閉口。
散々、先輩をけなし自慢して82歳は引き上げた。
その人が去るやいなや84歳の隣の座席の40代くらいの男性が
「やっと、これから自由に打てますね。」と一言話しかけた。
その人もこのやりとりを気にかけていたのだろう。
「無理しないでマイペースが一番ですよ。無理して体を壊しては
何もなりませんから。お互い好きなようにやりましょう」と私。
82歳の方は確かに背筋も伸び、筋肉も付いていて、
ゴルフも飛距離があり上手だった。
かなり健康自慢をして帰って行ったが、
この態度は頭の老化が無いとは言えないだろう。
今、元気でも、人の命(健康面)は明日をも知れない。
元気な方が先に逝くということもある。
健康自慢はほどほどに・・・と感じた。