あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

健康自慢は・・・

2015年09月22日 | 日記

 

久しぶりにゴルフの練習に行った。

この練習場で知り合った84歳の方が来ていたので歓談。

すると私と84歳の方の間の打席の方が

「あんた、年をとったなあ。自分と2つしか年が違わんのに覇気が全くない。

体の動きも遅い。のろのろしてる。顔もだらっと締まらん顔をしてる。」という。

最初、耳を疑った。本人(84歳の方)を目の前にしてよくこんなことが言えるものだ。

言われた方はさぞショックだろう。

「あのー、お年はお幾つですか?」と言った方に尋ねたら「82歳」という。

確かに82歳には見えない。とても若々しい。

「〇〇さん(84歳)は普通の人以上に若くて元気ですよ。こうしてゴルフが

できるのですから。お宅が特別ですよ」と割り込んだ。

するとその82歳の人は私にボールを450球打っても平気だとか

ずっと健康自慢。

おまけに「あんな打ち方ではだめだ」など言って84歳の方をけなす。

こういう露骨な態度に閉口。

散々、先輩をけなし自慢して82歳は引き上げた。

その人が去るやいなや84歳の隣の座席の40代くらいの男性が

「やっと、これから自由に打てますね。」と一言話しかけた。

その人もこのやりとりを気にかけていたのだろう。

「無理しないでマイペースが一番ですよ。無理して体を壊しては

何もなりませんから。お互い好きなようにやりましょう」と私。

82歳の方は確かに背筋も伸び、筋肉も付いていて、

ゴルフも飛距離があり上手だった。

かなり健康自慢をして帰って行ったが、

この態度は頭の老化が無いとは言えないだろう。

 

今、元気でも、人の命(健康面)は明日をも知れない。

元気な方が先に逝くということもある。

健康自慢はほどほどに・・・と感じた。