旅行疲れもなく元気。
午前中、今月10回目の健康体操教室。
若い頃からの友達も丁度来ていた。彼女は今月17回目とのこと。
この体操教室のほかにバウンドテニス、卓球などもしている様子。すごい。
この健康体操教室の職員(というか方針)に、私は時々、違和感を覚える。
「上手ですね~」「頑張ってますね~」・・・とにかく利用者を褒めまくる。
脈拍測定の後は「すごいですね~」「がんばってますね~」
と言いながらハイタッチ。
脈を測って褒められてハイタッチなんて、こそばゆいです。(「ヒロシです」)
「みなさーん、女性の健康寿命は何歳か知ってますか~。73歳ですよ~」
と、何の屈託もなく明るく言う。
50歳前後の人に言うのは支障ないかもしれないが、73歳にもう少しで
手が届きそうな我々団塊の世代にはシビアすぎる。(←と私は思う)
今日はイキイキと目が輝いている女の子が私の傍に寄ってきて
「ロコモって知ってますか?大分県が全国で一番低いんですよ」と言う。
「ロコモの人が少ないってことですか?」と尋ね返すと
「ロコモと言う言葉を知らない人が全国一多い」と言う。
ここで意地悪ばあさんに「ヘーンシン!(変身)」
「言葉を知らなくても、健康でいれば問題ないのではないですか?」
とチクリ。
次に膝が曲がっている絵や腰が曲がっている絵など書かれた
1枚の用紙を見せて「〇子さん(私)は、今どこですか?」と訊く。
そして「これに認知症も加わりますが・・・」と追加して言う。
若い頃からの人間の一生みたいな図式ならともかく
この用紙はいきなり膝が曲がったところから始まっている。
まっすぐ立った図は見当たらなかった。
「まだどこも悪くないので、これには該当しません」と私。
すると「じゃあ、この一歩手前ですね」と言う。
思わず「それって失礼ですよ。一歩手前なんて!」
と苦笑しながら反論。
相手は、その意味が分からない様子。
会社のマニュアルに基づいて説明しているだけで、その子に罪はない。
「罪を憎みて人を憎まず」と言ったのは誰だっけ?(孔子???)
あまりに人に訳もなく褒められおだてられても不愉快。
「バカにしないでよー!」(山口百恵風に・・・)
ああ、年を取るとだんだん「年寄り」と言う一括りの中に入れられ、
幼子やペットのようにほめて伸ばせ扱いされるのか。
・・・なーんてこの健康教室の職員の言動で思ったりする事もある。
私って、かなりな意地悪ばあさんかも?
家にかえって夫にその話をすると
「お前、そんなことを思うのか。嫌われるぞ」と一言。(^^ゞ
※アサギマダラ、今日も来た。